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喜多朗 Love & Peace Planet Music Tour 何と約30年振りに喜多朗さんのコンサートに行ってきました。渋谷のオーチャードホールで開場を待つお客さんは50を過ぎた僕でも、多くの方は僕より年上、若い方が殆どいないことにショックを感じました。素晴らしい音楽を多くの若い方にも是非聴いてもらいたかったなぁーシンセとバイオリンが織り成す美しい情景シンセと和太鼓が壮大な空間を演出する喜多朗の世界!! Kitaro,The best of Kitaro,( Cosmic Love ) KITARO - Matsuri You Tubeのロゴをクリック!リンクしています上記二曲は「」DVD 古事記」からです。調べましたがDVDは廃盤のようです、、、 彼のライブは組曲のように構成されて、壮大なドラマを作り上げていくのでなかなか文章で表現するのが、難しいのですが、本当に素晴らしいコンサートでした。このライブの模様はWOWOWで放送されるそうなのでご加入の方是非ご覧下さい。(放送日時は未定)・・・カメラマンの方に聞きました。写真はライブにゲスト出演したジェーン・チャンさんのHPからです。http://www.janezhang.com/news/11/1575.html彼女も大変素敵な方でした。
September 28, 2009
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初めてBEGINのコンサートを地元関内ホールで8月1日に観ました。 以前沖縄で開催された「うたの日カーニバル」の模様をWOWOWで観て以来一度観たいと思っていたので楽しみにしていたコンサートでした。 開演前女房と飯でもと食べようかと、久しぶりに「天吉(サザンの桑田さんの奥さんの実家でも有名です)」さんに行ったらとても綺麗になっていて驚きました。若い頃は、仲間がサザンのマネージャーをやっていたのでよく行っていました。とても美味しい「かきあげ丼」を頂きました。お勧めです。 当日は、横浜スタジアムが賑やかだったので、お店の人に聞いたら、「ゆず」のコンサートをやっているとの事で、又山下公園では花火大会の開催と、とても多くの人でした。 関内ホールは大ホールでも、1100人と比較的小規模なホールで、昔子供が小さい頃のピアノの発表会はいつも関内ホールでやっていたのでとても懐かしく思えました。 コンサートが始まり、最初の二、三曲はとても退屈で、「こんなはずじゃ・・・」、中盤からは盛り上がりをみせ、沖縄三味線が登場するや、会場の人は全員沖縄出身かと疑うくらい、踊り初め大変な盛り上がりとなりました。「島歌」といったとてもジーンとくる歌もBEGINならではですが、やはり皆で歌え踊れの大騒ぎがとても印象的でした。 とてつもない音量で聴くハードロックや、じっくりと聴くピアノもいいですが、こんなに楽しいコンサートは始めてでした。 8月は他に熱狂的ファンである女房とEXILEのコンサートも観ましたが、追加公演の埼玉スーパーアリーナで一公演で35000人もの観客だったそうで、内の女房殿はいい年をとったおばさんですが若い子と一緒に楽しそうに踊っておりました。横浜アリーナは前から5番目、埼玉は変則ですが前から4番目と肉眼でもはっきりと見えるいい席に恵まれて女房孝行ができました。横浜ではなかった、埼玉のアンコールでは、和太鼓の演奏その後吉田兄弟の津軽三味線の演奏、からアンコールは始まり特に吉田兄弟の演奏は素晴らしかった。その後EXILEの曲にも参加して(私はEXILEは詳しくないのでなんという曲か知りませんが)場内大変な盛り上がりでした。アンコールだけで1時間近くでした。夏に沖縄三味線と津軽三味線を聴かせてもらいましたが、三味線は日本人の耳には大変心地よいようです。(笑)いよいよ9月は私にとって今年最大の楽しみである「喜多朗」さんのコンサートです。
September 12, 2009
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喜 多 郎 久しぶりに喜多郎さんがツアーを行うそうです。東京地区は9/26(土)Bunkamura オーチャードホールでチケットは購入しました。大変音楽性が高く、大好きなアーチストの一人です。 今年はコンサートが当たり年で、エリック・クラプトンとジェフベックとのデュエット。ディープパープルのジョンロード飛び入り参加(ドン・エイリーのシンセサイザー・ソロの終盤突然彼がしゃがみこんだので、どうしたのかなぁーと思った次の瞬間、彼が現れたのです。とても感動したシーンです)。エグザイルは前から5番目の席(僕の女房が大ファンで喜んでおりました。普段コンサート会場は爆音で聴いていますが、この日ばかりは演奏の音より女の子の叫び声に参りました。)今年に入ってもう既に10回以上ライブを見に行っていますが、その中でも今回のジェフベックのツアーはとてもよかったです。可愛いお嬢さんベーシスト(チック・コリアバンドで活躍)で話題になりましたが、キーボードがよかったです。デヴィッド・サンシャスさんがバンドに加わるとどうしてこんなに音楽が豊かになるんだろうといつも感心しています。途中ジェフベックのアンプが壊れコンサートが一時中断するというハプニングもありましたが、他のメンバーによる即興演奏がとても素晴らしくベースの可愛いお嬢さん(テクニックは抜群)ヴィニー・カリウタさんの手招きでジェフが彼女の後ろに回り二人でベースを演奏それがまたスーパープレーでした。(これに気を良くしたのが、エリック・クラプトンとのジョイントコンサートの時もやっていましたが)大幅に話はそれましたが、喜多郎さんのライブは最大の楽しみです。久しぶりにライブDVDを楽しんでいるうちに彼の「千年女王」が聞きたくなり、各サイトを探しましたが見つからず、CDでは国内発売していないとの事で、中古は15000円もの高額で販売していました。とても買えないので、アメリカのアマゾンで検索すると「Millennia」という名で中古を見つけました。既に米国でも廃盤みたいです。なかなか海外発送してくれるところがすくなかったのですが、1件だけ海外発送OKとあったので、そこで買いました。1~2ヶ月も発送に日時がやつでオーダーしたのでまだ手元に到着していませんが、到着が楽しみです。世の中時代が進んで、パソコンとクレジットカードがあれば自宅にいながら、世界中どこでも買い物が出来るのだなぁーと関心しました。
June 17, 2009
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『JAZZ IN THE GARDEN』The Stanley Clarke Trio with Hiromi & Lenny WhiteStanley Clarke(b)上原ひろみ(p,keys)Lenny White(ds)久しぶりに素敵なアルバムに出会いました。じっくり聴いてよし、BGMにしてよし。スタンリー・クラークとしては、意外にも初となる全曲ウッドベースを演奏というアルバム。ピアノは上原ひろみ、とても30歳の若い女性とは思えない円熟味のある演奏がとても素敵です。「いつか王子様が」この曲が特にいい。だれもが知っているディズニーの名曲ですが、スタンリーのベースが静かに流れ、ピアノが遠慮がちに囁く。なんとも素敵なベースとピアノの響きが誰しもを幸せな空間に導いてくれる。 上原ひろみさんは、チック・コリアとの競演で初めて彼女を知り、日本武道館で昨年行われたチック・コリアとのデュエットで初めて彼女を観ました。正直彼女の凄さを知る事もできず、彼女が言う「音楽の神様がその日は降りて来なかった」のかもしれません。でも昨年末に行われた東京国際フォーラムでは、「音楽の神様がその日降りて来ました」。素晴らしい演奏で、大好きなキースジャレットのライブでしか体験できない幸せな空間を演出してくれました。そのコンサートはアンコールが終了し、場内の照明は点灯し、「本日の公演は終了しました」とアナウンスされているのに、場内観客の殆どは退席せず、拍手を送り続け、再度上原ひろみが登場し「リターン・オブ・カンフー・ワールド・チャンピオン」を演奏。5000人の観客がその素晴らしさに酔いしれました。年十数回国内外の一流アーチストのコンサートを楽しんでいますが、このような経験は初めてでした。 そんな彼女をスタンリー・クラークが選び、素晴らしいCDに仕上げた1枚。是非皆さんにお勧めしたいと思います。 尚、国内盤・国外盤ともに市場で購入できますが、国内盤がお勧めです。 エルズ・バップ(Lenny White)※日本盤ボーナストラックが素敵です。 そして大変興味深い解説書がいいです。 楽天ブックス★ジャズ・イン・ザ・ガーデン ★
April 21, 2009
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チック・コリア&ハービー・ハンコック・デュオ・ライヴ78年に2大ピアニストによって行なわれ大成功となったデュオ・ツアーからのハイライト・トラックを収録した作品。「ラ・フィエスタ」「処女航海」といった2人の代表曲が選曲されている。(楽天ブックス) 1978年のワールドツアーは日本でも日本武道館で開催され、僕も観に行きました。ステージはアリーナ中央に二台のピアノ。当時の日本はJAZZブームでその頂点にいる二人のピアノデュオコンサートとあって、1万人以上の観客が楽しみました。とにかく1曲1曲の拍手が凄くてびっくりした記憶があります。前半と後半の2部構成で特に後半はそれぞれの代表曲である「処女航海」「ラ・フィエスタ」は素晴らしく大変感動しました。又クラシック曲であるパルトークの『ミクロコスモス』も大変素晴らしくこの1曲だけも聴いてみる価値は充分です。機会があれば、ジャズ・クラシックに関係なくピアノ好きの方には是非聴いて頂きたいお勧めの1枚です。
July 13, 2008
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Rick Wakemanビルボード東京のダイレクトメールが自宅に郵送されていた。見るとリック・ウェイクマンELECTRIC SOLO SETとあった。やったぁー!彼のソロが観れる。しかもビルボードで。。。 ステージ奥の夜景は本物です。コンサートにもよりますが、通常はカーテンが閉められていますが、途中カーテンを開けて六本木の夜景を楽しみながら、ライブを観るという演出がされています。大変音響がよく音楽を楽しむには最高のスポットですよ。お酒や食事を楽しみながらJAZZなんて最高です。そのビルボードでのライブ。。。即ホームページから予約しました。彼はシンセサイザー奏者では世界最高峰で卓越した演奏にいつも感動しています。イエスというバンドのキーボート奏者としても有名で、イエスのライブで彼のソロを何度も観ていますが、ソロコンサートは初めてなので楽しみです。でRick Wakeman Keyboard Soloを楽しむことができます。今日も車での移動中、DVDを楽しみました。Rick Wakeman - LEGEND / Live In Concert (2001)残念ながら国内販売はされていないようですが、リージョン1(アメリカ合衆国およびカナダ向け)ならアマゾンで入手できます。ファンなら大変お勧めです。
July 3, 2008
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ブレゲンツ・コンサート / キース・ジャレット キース・ジャレットを聴き初めてから30年以上が立つ。生でライブを楽しんだのは、1978年の武道館でのソロ・コンサートが最初。当時は日本武道館ですらPAを使わず、純粋なピアノの音を楽しんだ。アリーナ中央にステージがあり、そこにポツンと一台のピアノがあるだけ。。。僕もそうであったように観客の殆どがケルン・コンサートのキースを期待して武道館が一杯だった。僕もその当時は若く感性豊な時期だったので天にも昇るような気持ちでコンサートを楽しんだ記憶だけが今も強く残っている。以来キースの音楽は耳で聴くのではなく、心で聴くことを覚えた。僕にとってキースの曲のいくつかには、自分が無になって心が温まりなんとも言えない気持ちにさせてくれる曲が多数ある。でも本当の感動はライブでしか味わえないと思っている。今日聴いたCDは1981年5月28日のライブ。初めて聴きました。序盤キースとしては珍しく大変楽しそうにピアノを弾いているように思える。そしてどんどん心の動きは変わるにつれ、曲のイメージがどんどん変わっていく。素晴らしい。もしかしたらキースの即興ではNo1かなぁー。何回も聴いたらこのアルバムの本当の良さがわかるかなぁー。と思いつつ楽しみました。
June 29, 2008
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「Thank you, Eric. I have been very happy in these 4 weeks.I hope we will see you here in 2008.」クラプトンHPの「Review by Tsuzuki Hiroyuki(ERIC CLAPTON JAPAN TOUR 2006)」の最後に書いてあった一文。ERIC CLAPTON JAPAN TOUR 2006は4回日本武道館に行ってきました。2006のツアーは素晴らしい演奏の連続で特にトリプル・ギターは圧巻。特に最終公演ではLittle Wingを生で聴けるなんて。。。涙ウルウル。。。でした。現在はアメリカ、カナダとツアーを終えてヨーロッパツアー中のクラプトン。日本のツアーはあるのかなぁー!現在のツアーのEC Band Lineupは、 Eric Clapton - guitar, vocalsDoyle Bramhall II - guitar, backing vocalsChris Stainton - keyboardsWillie Weeks - bassAbe Laboriel Jr - drumsMichelle John - backing vocalsSharon White - backing vocalsという豪華メンバー。来日を心待ちにしています。今日は車の中で来日を楽しみにライディング・ウィズ・ザ・キング を聴きました。
June 24, 2008
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Miles Davisは唯一一枚だけアルバムを持っています。他はMiles Davisの凄さを感じることがないからです。そのアルバム「パンゲア」今日は大音量で楽しみました。家族全員お出かけでしたので(笑)なにせ息子から「もう少しボリューム下げて」と怒られるパパなのです。1975年2月1日 大阪フェスティバルホールのライブアルバムとにかく可能な限りボリュームを上げて楽しんでいます。マイルスのトランペットが凄いパワーで炸裂。何回聴いてもゾクゾクします。(もう30年くらい聴き続けていますが・・・)このCDを聴くまではなぜマイルスがいいのか理解ができなかったのですが、やっぱこの人凄い。。。曲的には好みが分かれると思いますが、マイルスのトランペットの凄さはピカイチです。昨日はジョン・コルトレーンのマイ・フェイヴァリット・シングスが聴きたくなったので聴いていると女房が「この曲知っているCD持っていたの」とボソと言ったので、僕は驚いた。どうしてもJAZZを聴くとボリュームを上げてしまうので女房が買い物に出かけた時にJAZZは楽しむ事が多い。なのにヤツは知っていた。。。ヤツも若い頃JAZZにはまっていたのか。。。聞いてみるとこの曲「ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中曲」だそうです。今の今までコルトレーンの曲だとばかり思っていたのにそうじゃない事を女房は知っていた。(涙)YouTubeでも楽しみましたが凄いの見つけました。1970年8月29日 イギリスのワイト島ミュージック・フェスティヴァルでのMiles Davisロックの方では大変有名ですが彼も出演していたのですね。キーボードが凄いですよ。2名が担当していますが、一人がチック・コリア、そしてもう一人がキース・ジャレットです。その他、ジャック・ディジョネット(ds)、ゲイリー・バーツ(ss)、デイヴ・ホランド(eb)、アイアート・モレイラ(perc)と凄いメンバーでのライブ。これも凄いですよ。全部で30分を超えるので4分割されています。 Call it Anything Part 1 Call it Anything Part 2 Call it Anything Part 3 Call it Anything Part 4
June 22, 2008
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Tokyo Solo 2002 -The 150th Concert in Japan今日は車での長時間の移動が多かったので、『Tokyo Solo 2002 -The 150th Concert in Japan』を楽しみました。僕は「Part2d」が大好きでよく聴いています。とても素敵な曲で、とても心が和みます。よくこの曲だけを楽しみますが、本当のよさはDVDを最初から聴くことによって、この曲のよさが浮かび上がるような、又この1曲の演奏の為にこのコンサートがあったような気がします。 このコンサートのセットリストは1.Part 1a[14:53] 2.Part 1b[10:02] 3.Part 1c[20:25] 4.Part 2a[8:07] 5.Part 2b[2:54] 6.Part 2c[8:45] 7.Part 2d[8:35] 8.Part 2e[13:29] 9.Danny Boy[5:31] 10.Old Man River[6:00] 11.Don't Worry 'Bout Me[5:00]となっています。ご覧頂くとおりアンコール曲は全てインプロヴィゼーションではないのが大変珍しいと思いますが、3曲ともとても素晴らしいです。僕はキースの素晴らしさは超高域の美しさにあると思っています。この3曲を聴くだけでも充分価値があると思います。でOld Man Riverを楽しむことができます。YouTubeのロゴをクリックしてね。このDVDはキースの日本公演150回を記念したものですが、その名のとおりキースの最高の演奏が聴くことができます。 東京ソロ 2002 人気ジャズ・ピアニスト、キース・ジャレットが2002年10月に東京文化会館で行なった来日150回記念のメモリアル・コンサート。緊張感あふれる空気の中で展開される圧倒的なインプロヴィゼーションに息をのむ。 (楽天ブックスより) 2008年のツアー大阪での公演は、フェスティバルホールで行われたそうですが、このホールは本年12月で建替えの為、閉館するそうで、キースが名残惜しむかのようにアンコールで「オーバー・ザ・レインボー」を演奏したそうです。聴きたかったなぁー。。。(コイヌマノートより)http://www.koinumamusic.com/note.php3
June 16, 2008
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JOE、なんとも素敵なアーチストなんだろう。2006年横浜BAYHALLそして2007年Billboard Live東京と2年続けてのライブ。 こんなに印象に残ったライブもそうはないと思う。一曲一曲が心に響いてくる。なんという歌唱力だろう。数メートル先にJOEが表情豊かに歌いまくる。なんと幸せな時間と空間だろう。彼の曲には大好きな曲が沢山ありますが、ライブを観るまで今まであまり関心がなかった曲「More & More」生で聴いて今では一番好きな曲になりました。なんとはなく日本的な旋律に、郷愁を感じるのは僕だけでしょうか。上の画像をクリックするとMore & Moreがビデオで楽しめます。上の画像をクリックするとIf I Was Your Manがビデオで楽しめます。 ビルボードのライブでは歌いながら、Joeは各テーブルを回り、僕のテーブルに来た時、手を差し伸べた僕にマイクは左手に持て変えて右手で握手をしてくれました。女房もJOEの大ファンで握手をしてもらって大変喜んでいました。50を過ぎても。。。そんなJOEのお勧めの2枚を今日は楽しみました。 And Then...〔Special Edition〕 エイント・ナッシン・ライク・ミー
June 13, 2008
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今日は何となくOver the Rainbowが聞きたくなって、YouTubeで探してみました。虹の彼方に(原題:Over the Rainbow)はウィキペディアによると「1939年のミュージカル映画『オズの魔法使』でジュディ・ガーランドが歌った劇中歌。エドガー・イップ・ハーバーグ(Yip Harburg)作詞、ハロルド・アーレン(Harold Arlen)作曲。1939年のアカデミー歌曲賞を受賞している。」という大変古い曲ですが、大変有名な名曲で皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。そして多くのアーチストによってカバーされています。そのカバーした代表的なものでは(僕が聴いた順に書いていきます)1. キース・ジャレット★ラスト・ソロ★>YouTube84年1月25日に東京の五反田簡易保険ホールにて収録よりキース・ジャレットらしいピアノ。一音一音をもの凄く丁寧に美しい音色を奏でています。まるでピアノが歌っているようです。2.エリック・クラプトン★ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー~ライヴ・イン・LA 2001 ★YouTube2001年に世界24ヵ国・80都市・104公演という大規模なワールド・ツアーを行なったエリック・クラプトンのアンコール最後に披露したクラプトン初のカバー。このツアーはクラプトン最後のツアーになるかも。(本人の弁)と言うことでも話題になったツアーで僕もツアー最終日104公演目を横浜アリーナで観て来ました。アンコール1曲目が終了し、メンバー紹介後この曲を披露。ウォーとうなった記憶があります。あまりにクラプトンとかけ離れた曲なのにもの凄くよかった。その後、2003年日本だけで行ったツアーもアンコールでこの曲を披露しました。そういえば丁度2001年のジャパンツアー中にジョージ・ハリスンが亡くなり、アメリカツアーのみ参加したキーボードのビリー・プレストンも2006年6月に亡くなってしまったのは大変残念です。3.ジェフ・ベックYouTubeUDO MUSIC FESTIVAL 2006 Live at Fuji Speedwayよりこの映像はCSフジテレビで放映されたもので僕も録画してDVDで保管しています。2005年のジャパン・ツアーでもアンコールで披露していましたが、このコンサートでも披露してくれました。このコンサートはUDO MUSIC FESTIVAL 2006、冨士スピードウェーで開催されました。ジェフ・ベックのなんともいえない透明感のあるギターの音色が冨士山麓にコダマし、とても素敵な音で楽しませてもらいました。丁度別会場ではチャーがやっていたので、メイン会場の割にはユッタリとみれたし、チャーさんもきっと観たかったでしょうに。。。その後、トリのサンタナが演奏したのですが、アンコールの時、サンタナよりジェフ・ベックと紹介され、なんとこの二人が競演したのです。両人ともファンの僕には夢のような一時でした。4.Tommy EmmanuelYouTube今日までこの人は知りませんでした。ウィキペディアによるとトミー・エマニュエル (Tommy Emmanuel, 1955年5月31日 - ) は、オーストラリア出身のギタリスト。フィンガー・ピッキングの達人として有名である。今までに、チェット・アトキンス、エリック・クラプトンなどの数々の有名なギタリストと共演を果たしている。元々はスタジオ・ミュージシャンとして活動しており、ギター以外にもドラムやベースなども演奏できるマルチプレーヤーでもある。近年は主にアコースティックギターによる曲作りがメインである。速弾きやハーモニクスなどの秀逸なギターテクニックを披露する一方、ユーモア溢れる性格から人気も高い。ビックリしました。音楽性うんぬんよりもまず、テクニックが桁外れ。どうやったらあんな演奏ができるのか。そしてそのテクニックをひけらかすことなく、音楽性を大変高めている点が素晴らしく、感動しました。暫く追いかけてみようと思っています。Over the RainbowではこのTommy Emmanuelが一押しです。
June 7, 2008
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キャー怖い。。。このシーンは当時大変ヒットした映画「エクソシスト」の一シーンです。もちろんこの映画をご紹介するつもりもありません。僕はまだ見た事がありませんから(笑)ご紹介したいのはこのテーマ音楽となった曲です。今日はこのCDを楽しみました。★The Orchestral Tubular Bells★マイク・オールドフィールド(Mike Oldfield)のデビューアルバムであり代表的な作品である「Tubular Bells」のオーケストラバージョンです。1975年の作品で指揮は「デビット・ベドフォード」ロイヤルフィルハーモニーオーケストラが演奏した一枚です。ここでちょっとだけ「Tubular Bells」をご紹介しますと、★チューブラーベルズ★先にふれたとおり映画「エクソシスト」にこのアルバムの導入部が使われたことで世界的に大変ヒット作品です。ただ映画が恐怖映画(当時はまだホラー映画というジャンルがなかったそうです)であるという事で作品の性格上、この曲に「怖い」というイメージがついてまわり大変マイナス面が多かったのは事実ですが、音楽としては大変美しい今尚聴いても素晴らしい作品です。このアルバムは一曲のみの収録でパート1パート2にわかれ50分に及ぶ超大作です。この曲はマイク・オールドフィールドが一人で全ての楽器を演奏し、2000回以上に及ぶオーヴァーダビングにより生み出された凄い作品です。(それぞれのパートをそれぞれの楽器で演奏しテープに録音。それを合成する作業が2000回以上ということです)今の様にデジタル化は当然されていないアナログ時代ですのでそちらの方も当時大変話題になりました。この曲はさわりだけYouTubeにありましたのでアドレスを記載しておきます。「ああ!これかぁー」と皆さんお思いになると思いますよ。The Exorcist/Tubular bells/Bassie en Adriaanこの曲を編曲しオーケストラバージョンに仕上げたものでマイク・オールドフィールド本人もアコースティックギターで参加しています。当時は国内版が無く輸入版で大変入手が困難だったのですがやっと手に入れて楽しみました。大変完成度の高い素晴らしい作品でこの曲を知らなければクラシックそのものです。機会があれば是非楽しんで下さい。
June 1, 2008
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上原ひろみニューアルバム『ビヨンド・スタンダード』が5/28に発売されてました。★ビヨンド・スタンダード★今日は仕事で茨城へ車で行ったので、たっぷりと車の中で楽しみました。まず驚いたのはジェフ・ベックの「レッド・ブーツ」、ギターが死んでると思いながら聴いていると上原ひろみのファンキーなピアノが凄いリカバリー。レッド・ブーツは何処へ。。。ジェフベックもぶっ飛ぶよ。続いて、「上を向いて歩こう」これもなんか眠たいギターから目も覚めるようなピアノのアドリブへ。上原ひろみは完全にライブの人なんでしょうね。これをライブで聴いたら大変盛り上がると思いますね。ボーナストラックの「リターン・オブ・カンフー・ワールド・チャンピオン」はライブ収録。これはすごい彼女のピアノは素敵だけれどシンセサイザーも凄い。彼女の良さきっとライブでしか解らないだろうなぁー。11月からツアーが始まるそうなので楽しみにしています。上原ひろみさんは実は僕つい最近知ったばかりです。チック・コリアとデュエットしたことで話題になったCD「デュエット」★デュエット★チック・コリアを久しぶり聴こうと思ってCDを買ったのですが、上原ひろみの素晴らしさに圧倒されました。特にプレイス・トゥ・ビーは大好きです。この曲は大変素晴らしい。4/30に行われた日本武道館でのチックとのライブでその良さを充分堪能してきました。とにかく彼女は素晴らしいピアニストです。まだ若いのでますますその素晴らしさに磨きがかかってくると思うのでずっと応援していこうと思っています。皆さんも機会があったら是非楽しんで下さい。
May 30, 2008
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キース・ジャレットは私の大好きなミュージシャンの一人です。そのキースのコンサートを楽しんで来ました。キース・ジャレットのピアノソロコンサートは即興で演奏される為、大変緊張します。観客に要求されるマナーはクラシック以上かもしれません。会場に入場すると掲示板には「咳をする場合はハンカチを口にあてて下さい」・・・と書いてあります。曲が終わり、キースは手を足の上に下ろすまで拍手する人もいません。彼のコンサートの評価は、聴く人それぞれの感性、精神状況、体調、集中力等によって異なるのであえてコンサートには触れませんが、ちょっとだけキース・ジャレットについて触れてみたいと思います。その彼の代表作品である「ケルンコンサート」は1975年1月24日のライブアルバムです。★ケルンコンサート★当時発売と同時にLPを購入し、以来30年が経過して今尚新鮮な気持ちで感動を与えてくれる唯一のアルバムです。聴きすぎで買い換えた唯一のアルバムでもあります。現在ではCDで聞いています。ケルン, 1975年1月24日(パート1) (これが曲名です。即興での演奏の為曲名がありません)は、ケルン(一度も行った事がありませんが)の風景が伝わってくるような、あまりにも美しいメローディを奏で、ピアノに神が宿したような響きが伝わってきます。ケルン, 1975年1月24日(パート2a)ケルン, 1975年1月24日(パート2b)ケルン, 1975年1月24日(パート2c)と続きますが、全体で組曲となっているように思えます。ケルン, 1975年1月24日(パート2b)は特に大好きでこんなにも優しく・美しい本当に心を和ませてくれるメロディーは、多くのミュージシャンの数千曲に及ぶ私の聴いた曲の中でも他にありません。このコンサートは、ケルンに着くまで大変長時間の旅で彼が大変疲れていた上、ピアノの調子もあまり良くなかったと聞いていますが、、、また、「サンベアコンサート」これも素晴らしいアルバムです。★サンベア・コンサート★ケルンコンサートの翌年1976年日本に来日したキースのライブアルバムで発売当時は10組みLPで全部聴くと7時間ぐらい、これを当時学生だった私は時々朝から聞き始めて夕方までかけて一気に聞いていました。(北海道出身の仲間が里帰りで飛行機に乗ったらキース・ジャレットが乗っていてサインを求めたら無視されたといっていましたが(笑)大変素晴らしかったと評価の高い札幌公演へ向かって入る途中のキースでした。)他には「ステアケイス」曲もさることながらジャケットが素晴らしいです。★ステアケイス★美しく時には荒々しく演奏するキース・ジャレットのピアノは、Koinuma Musicのサイトで読んだノートで紹介されていたのですが、キース・ジャレットは自宅でNYスタインウェイを使用しているそうで、1999年来日時初めてが主催者にコンサートに使用するピアノをNYスタインウェイに指定したそうですが、ハンブルグ・スタインウェイしか用意ができなかったそうです。(NYとハンブルグとでは、白鍵盤のサイズが幅にして0.4mm、長さにして2mm、黒鍵盤は真四角と台形というように形状自体に差異が存在するそうです)そこで主催者側は2台のハンブルグ・スタインウェイを用意、この2台には、単に弦の調律だけでなく、キー・バランスからハンマー・バランスに至るまで、丸一日かけて、徹底的なメンテナンスが施され、コンサート当日2台のスタインウェイをステージに上げ、朝の9時からホールの温度と湿度を開演時と同じ状態に設定しキース・ジャレットに選んでもらったそうです。けっしてキース・ジャレットがわがままというのではなく、主催者のキースに対する思い入れからだと思います。殆どの楽器は演奏者の自前を使用し、調整担当のスタッフが楽器の状態を監視し、不都合があれば予備と交換するなどの作業をしています。(この姿は日本武道館の西の席でよく見ることができますヨ!)それに対してピアノの場合は会場のピアノを使用するそうで、例え同じ形式のピアノでも個体差がある上、温度や湿度等の環境の差も音に大きく左右されるデリケートな楽器ですから、演奏者も主催者も大変ご苦労があるところだと思います。Koinuma Musicのノートの中で、キース・ジャレットは「大半のジャズ・ピアニストは、ピアノが本来持っている能力の50%しか使っていない。例えば、ペダル・アクションをちゃんとコントロールしているジャズ・ピアニストは驚くほど少ない。それからコードだ。ジャズ・ピアニストはとかく複雑なコードを弾きたがる傾向がある。音楽そのものの流れに関係ない部分で、ややこしい音を挟み込みがちだ。しかし本人がその複雑なコードを弾いているつもりでも、聴いている方はそのコードを聴き取ることが出来ない。何故だか分かるか?ピアニスト自身の技術が伴っていない、つまり指のバランスが悪いから、頭の中でイメージしている音と、実際に出てくる音が違ってしまうんだよ」と語っているそうです。大変興味ある談話を残しています。更にこのノートでは“「クラシック界の巨匠ルービンシュタインは、両手ともに5度のハーモニーを低域から高域まで、全て同じバランスで弾く練習を日課としていたという。つまり親指から小指まで、そのすべての指の筋肉量が異なるため、自ずから鍵盤を弾く力も違ってくる。それを完全に均等なバランスにして全てのキーを鳴らすというのだ。これは、一見すると単純なようだが、実は神業的なテクニックを持ってこそのトレーニングである。そして、これはキースが語る“指のバランスによって、ハーモニーが違ってくる”という姿勢と合致するではないか。」とも・・・。やはり超一流の世界は凄過ぎます。 又別のKoinuma Musicのノートでは、熊本マリ(ピアニスト)さんがキース・ジャレットをこう評価していました。「ピアノが「土」で、演奏者は、土の中で生存する、大きな「幼虫」。 だんだんと、大きく成長する虫は、あっという間に、土を呑み込み、地の上をはいずる「カイブツ」になっていた。というように、なにか土の中を自由にはいずる生物のパワーにびっくりした!! ピアノの音色も美しく、Keithの才能に、あらためて感動した夜でした。」と・・・なんだかまとまりのない文章になりましたが、一度も聴いたことの無い方は機会があれば、是非一度キース・ジャレットを聴いてみては・・・。キース・ジャレットの素晴らしさはKoinuma Musicの社長さん曰く「とにかく凄い練習量。朝8時からお昼の休憩を挟んで6時まで毎日ピアノの練習をしているそうです」今現在も。。。
May 23, 2008
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