こんぱすコーチの全方位日記
1
もういい加減言い飽きたセリフですが、今年は本当に暑いですね。もともと関東の夏も、確かに暑いんですが、ここまで猛暑が連続するとは。9月に入った昨日も、埼玉や東京都心では35℃以上の猛暑日だったようです。ちなみに8月の東京の気温は、タイのバンコクよりも暑かったそうな。暑さ馴れの大阪人の僕も、今年の関東の暑さにはウンザリです。大阪の暑さを超えたのでは…。と思っていると、大阪は最高気温35℃以上の日が連続で約50日続いているそうで、やっぱり大阪の方が、さすが暑さに関しては強者でした。どうして関東に比べて関西がこんなに暑いのかというと、緯度の違いも多少はありますが、やはり地勢的なことが主因だそうです。上の2つの地図は同じ縮尺で表示した関東平野と大阪平野。圧倒的に関東平野の方が広いですよね。面積比では10:1になるんだそうです。つまり大阪平野は関東平野の10分の1でしかない。大阪の場合、大阪市内の中心部にいても、東側の生駒山が本当に近くにそびえています。僕が長年住んでいた富田林も、生駒山から連なる葛城山や金剛山が目の前。山を愛でながら育ってきました。ところが関東へ引っ越してきて最初にビックリしたのは、山らしい山が東京都心部からは見えないこと。1時間ほど電車に揺られて地元の狭山にさしかかったところで、ようやく秩父連山が見えてくる案配です。かように大阪平野は狭い。しかも、北は北摂山地、東は金剛・生駒山地、南は和泉山脈と狭い土地の上に、三方は完全に山に囲まれています。「平野」と言いながら、これはもはや「盆地」に近い。盆地は空気の通りが悪く、同じところに溜まる性質があります。だから夏はずーっと暑い空気がのさばるわけです。大阪平野も、盆地の様相を呈しているとすると、相応に暑くなる傾向にあるわけで。西側は大阪湾が広がっていますが、湾であるがゆえの悲しさ、こちらも「凪(なぎ)」という強力な武器を持っています。凪。つまり風が止まる。ほぼ無風状態。これではやっぱり平野部へ風が通りません。さらに夕刻になると凄いことが起こります。夕凪というのですが、日が陰ることで海水面の温度が下がり、海から陸へ向けてのほのかな風が起こります。つまり、海の水をたっぷりと含んだ、湿度80%の風がゆったりと大阪湾から大阪市内へ、さらに外縁部へと流れ込んでくる。かくして、気温30数度で湿度80%、不快指数が「150%」の気候で1日が過ぎていくわけです。反面、関東平野は大阪平野の10倍の面積を誇るとともに、東と南にそれぞれ太平洋が広がっています。つまり二方が外海に面しているので、風が通るんです。しかも平野とは言いながら、適度に起伏のある台地が大半を占めるので、海水の湿気は起伏を超えるたびに薄まり、カラッとした風になる。だから湿度もさほど高くはありません。なお、僕の住んでいる埼玉は、海に面していないがゆえに、熊谷に代表されるように日中の気温はメチャクチャ高くなる傾向があります。でも夕方になって日が陰ると、どことなく涼風が吹いてきて、一気に空気がさまされる。日中は確かに暑いけど、それを我慢すれば、「なんて大阪より住みやすいところなんだろう」と感動したことです。その関東が、今年の夏はタイのバンコクより暑かったのであれば、大阪はどこの南国に匹敵するんでしょうか、ね。ココが知りたい地球温暖化価格:1,890円(税込、送料別)
2010年09月02日
閲覧総数 1929