駄目人間は箱の中

駄目人間は箱の中

処方箋

ある時 突然 気がついたのです
ふとした瞬間 もらした笑みが
私に小さな幸せを運び
手放せなくなってしまったこと

与えられるばかりの私は
何を与えられるのでしょう?
何も持たず 捧げられるものは
心とこの声しかないけれど

寝る間も惜しいほどあなたの
やさしさに溺れそう
あなたの言葉ひとつひとつが
私の処方箋

あなたが心を乱してしまったら
その肩を少し軽くできるように
私は短い杖になり そして
あなたの傍にいられるでしょう

求めすぎる私に意味は
無いかもしれないけれど
愛することであなたの偽薬へと
変わっていきたいと思うのです

いつからかあなたの光が
私の足元に
会えば甘えてしまうあなたは
私の処方箋

待ちわびる時間も 洪水のように
心を浸していくのでしょう

寝る間も惜しいほどあなたの
やさしさに溺れそう
あなたの言葉ひとつひとつが
私の処方箋


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