ロゼーテの秘密 ~私の心が観たもの~

ロゼーテの秘密 ~私の心が観たもの~

2012.03.26
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近年流行している身丈の長い羽織は、大正時代に流行したもの。腰の長さの昭和期の羽織と違い、ふくらはぎまですっぽり包んでくれる優しげなシルエットが気に入っています。今年は寒かったので、数年前に誂えたこの長羽織が結構活躍しました。本当は、上村松園の美人画にあるような昔ながらの絵羽(エバ=裾まわりだけに模様のある絵付け)の羽織が欲しかったのですが、そのような染め方の長めの羽尺(ハジャク=羽織用の反物)は現代では皆無だそうです。羽織はコートと違い、カーディガン感覚で部屋の中でも着ていてかまわないので、ちょっとしたお出かけ時や訪問先の室内でも、このまま。森を彷彿させる縮緬地(チリメン地=織り方の一種でシボのある生地)の草花小紋柄、眺めているだけで春を待つ、蝶や虫たちの気持ちになれます。そんな羽織の季節もそろそろ終わりです。

長羽織





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Last updated  2012.04.01 18:14:28
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