ロゼーテの秘密 ~私の心が観たもの~

ロゼーテの秘密 ~私の心が観たもの~

2012.08.25
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「じゃあ、午後からはオリエントのほうにいますから、あとで見に来てね」「え?! リュトンを展示しているところ?」「そうよ。山猫のリュトンは、もう見たの?」「いえまだ・・・じつは、その山猫リュトン・・・」「すごいわよ~山猫の手がこんなふうにガッシリと鶏を掴んでいるんだから」 Kさんはゼスチャーを交えながら笑っている。これを奇跡と言わずなんと言おう。アメンホテプとリュトンは、今回、どうしても見ておきたい美術品だった。小山美秀子のようなKさんはガイドというより、もう私のスピリチュアルガイド、守護霊に等しかった。あと一日、ここへ来る日がずれていてもKさんには会えず、アメンホテプの発色を知ることもなかったのだ。「もちろん! ぜひ、後で解説してくださいね」 しかし、私が彼女からリュトンの話を聞くことは二度となかった。





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Last updated  2012.08.27 02:07:55 コメントを書く


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