昔は動画などなかったので、チェンバロのレッスンはすべて師事する先生に弾いていただいたものですが、最近はずいぶん世の中も変わりました。クープランの「クラヴサン奏法」は300年前にパリで出版されたチェンバロを習う人には必須の教科書ですが、こちらに納めてある曲がYOUTUBEで聴くことができ、驚いてしまいました。演奏会では取り上げられることもないマイナーな練習曲ばかりなのですが、フランスバロックの大家であるフランソワ・クープランの珠玉の小品、さすが、溜め息がでるほどクラブサンのあざやかさが際立つ、粒ぞろいの名曲となっています。
http://www.youtube.com/watch?v=TKojB7eLaoE
アルマンド 二短調
プレリュード 1番 ハ長調
プレリュード 2番 二短調
プレリュード 3番 ト短調
プレリュード 4番 ヘ長調
プレリュード 5番 イ長調
プレリュード 6番 ロ短調
プレリュード 7番 変ロ長調
プレリュード 8番 ホ短調
私の場合は初心者でしたので、もう少し装飾音を減らして弾いていました。
この第1曲目のアルマンドなんてどう?! 渋すぎません?2曲目のプレリュード1番も・・・春の微風がそよぐような優しい曲調が気に入っています。
プレリュード3番は崇高な悲しみを感じさせる1曲。
すべての曲がすてきでしょ?

この書を拙著で取り上げたときは、こんなふうに読者のみなさんとクープランの練習曲を共有できることもありませんでしたので、世の中の大きな進歩であるように思います。涙、涙。