松尾大生の独り言

松尾大生の独り言

2010.01.15
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正義感が強く、貧しい人々への救済の思いが強く、熱血な人が多かったように思う。弱者の見方であり、社会変革への思いも強い。

共産主義というものは、動機は非常に良いものだと思う。

一点の根底的間違いがあり、せっかくの良い思想を、180度、意味のないものにしてしまっている。

●唯物論

これである。

共産主義とは、いうまでもなく、マルクスが、ヘーゲルの弁証法を唯物論的に思索して生み出した思想である。

人間、誰にでもある神性というか、仏性(ぶっしょう)を一切認めないから、共産主義下では、特定の権力者を神格化したり、民衆を単なる国家の構成分子である「物質」としてしか見ないから、大量虐殺などの酷いことができた、と思う。

●共産主義は資本主義と同じくらい、ひどい社会を生み出した



唯物論を改めるということは、有神論を根底にするということだ。この場合の有神論は、キリスト教の「神」ではなく、人間誰もが、本来、生きたまま「仏」であるという東洋の大乗仏教的な有神論が良い。

●魚をあげたら、もらった人は1日、飢えることがないが、魚の釣り方を教えたならば、教えられた人は毎日飢えることがない……。

そんな言葉を聞いたことがある。

よく、共産党の方が貧しい人々に炊き出しを振る舞っている風景に出会う。確かにその日は飢えないだろう。

人間がみんなもっている爆発的な生きる力を引き出す方法を教えたら、教えられた人は生涯、強く生きていける。

俺は、直感的に、共産主義と同じくらいヒドい原理である資本主義は、俺の息子が生きている間くらいの、そんなに遠くない未来に崩壊すると思っている。

新しい社会原理が必要である。

その社会原理は、まあ、表現は適切でないが、

●有神論的共産主義

これが良い、と信じる。





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Last updated  2010.01.15 20:23:22


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