松尾大生の独り言

松尾大生の独り言

2010.02.06
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これまで読んできたテキストと違った角度から解説されており、比較的、面白く読めた。

朝から読み始めて、、夜の七時くらいに一冊読了した。

本を読んでいると、六歳の息子が、遊んでくれだの何だかんだと絡みついてきて、あまり集中できなかった。

労働審判制度の導入などもあり、労使トラブルは急増の一途を辿っている。

労働条件の劣悪な会社に勤務している方々も、この仕事のない時代、「忍」の一文字で、我慢して働いている方々も多いだろう。

日本人は、とにかく、働き過ぎだという感は否めない。

正当な、使用者からの指揮命令を受けた残業ならば必要だろう。

無駄に残業している労働者の存在に頭を悩ませている経営者も多い。



仕事よりも、プライベートの方を重視している国民性なのだろう。

でも、4時間労働で、よくイタリアは経済が成り立っているな、と思う。

我が国の現在の雇用スタイルは、一部のコアとなる正規雇用の労働者は最小限残して、他は、派遣や請負、アウトソーシング、アルバイトなどで凌いでいる傾向にある。この傾向は、今後ますます加速して、正社員になる道は更に厳しくなるだろう。

●雇用破壊

過労死する労働者数も、急増している。

過労死を出した会社は、億単位の損害賠償の支払いを命じられることが多いから、体力のない企業ならば、倒産してしまう。

残業手当て等の未払いを2年間遡って支払いを命じられて、倒産した会社も、存在することだろう。

こうした労使トラブルで、会社が無くなってしまっては、労働者も路頭に迷うことになる。

労使トラブルの末、経営者が懲役刑を受けた暁には、事実上、会社は無くなるだろう。

労働基準法なんか守っていたら、経営が成り立たないと主張する事業主の方々は多い。

確かに、そういう面はあるかもしれない。



法律問題以前に、経営者も労働者も、もっと自然な人間的感情として、互いに尊敬しあう気風があれば、労働問題トラブルは激減するだろう。

俺は夢想家なのだろうか。





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Last updated  2010.02.06 21:33:00


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