2010.03.17
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環境ホルモンの影響で、青少年や若い世代の間で精子の劣化が起こっていると話題になっていた時期がある。若者の精子を顕微鏡でビデオ撮影して、テレビの映像で流していた。精子がほとんど、動いていなかった。
俺も結婚前、嫁から指令を受けて、近所の泌尿器科で、性病と精子の検査を受けたことがある。
若い頃、あれだけ遊んだのに、エイズを含めて、性病には一切かかっていなかった。
そうして、精子の検査……。
やはり、顕微鏡撮影の自分の精子を画像で見せてもらった。
それ以前に、若い犬の精子の動きもテレビでみたことが、ある。ちゃんと精子が泳いでいた。
驚いたことに、俺の精子は、精子というより、ダニのように太っていて数も異常に多かった。
そのダニのような精子が、泳ぐどころか、目でも追えないスピードで、飛び跳ねて、瞬間移動しているようなスピードだった。
医師「だ、大丈夫です……」
俺の精子は、若い犬の精子より、過剰に動いていた……。
我ながら呆れた。あれほど女性の尻を追いかけていたのは、こうした生理的な事情もあったのやもしれないとおもった。
最近、また、若者の精子の劣化が報道で取り上げられていた。精子の遺伝子の中のＹ染色体が消滅傾向にあるという。Ｙ染色体とは、男の子を作る染色体らしい。
「このままだと、女の子しか生まれなくなる社会も予測される。さらに人口減少の危機を迎えつつある」
と、テレビでは報道されていた。
数年前、あるスクールの講師をやった。受講者は５０人くらいいて、全員、若い女性だった。
講座の中で受講者の女性と雑談していると、こんなことを言ってる女の子がいた。
「最近の若い男は、女の子を口説く勇気ないんです……」
みんな、困惑混じりに同意していた。
精子が劣化して、若い男には、性欲自体、なくなってきているのかな、……と、俺はおもった。
原因は？
環境ホルモンだけの影響だけでもないと思う。
過剰労働や、精神的な弱体化で、若い男性が心身ともに疲労にさらされているからではないかともおもう。
メンタル面、大切である。
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2011.10.14 15:41:39
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