松尾大生の独り言

松尾大生の独り言

2010.03.20
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四十代半ばのころ、顧客が大幅に減ってしまったそうだ。それでも仕入れのない商売をしていたから、事業廃止には至らなかった。

彼は、生活資金を稼ぐ為に、夜間のパチンコ屋の清掃員のアルバイトを始めた。

パチンコ台を磨きながら、彼の心中は、かなり惨めなものがあったという。

その後、彼は、父親の死を契機にして、精神的な変革を遂げた。自分なりの底をみた経験も影響したのかもしれない。

事業に対する心の向きが変わり、またたく間に月収100万円以上をコンスタントに確保するようになった。

彼は、学識が高い上、武道の達人でもある。

パチンコ台磨きは、かなり辛かったと思う。

だが、パチンコ台磨きの経験が無ければ、今の彼はなかったろう。



公私ともども、時折、様々な指導を受けている。

どうやったら、心の向きを変えられるか、事業に対する「思い方」など、教えを受けているが、なかなか、傲慢な俺様は、吸収が悪くて困っている。

●思い方

最も重要だと思う。

今、仮に破竹の勢いの経営者がいたとしても、思い方が悪ければ、十年、二十年のうちに破綻に至るだろう。

破綻に至ってからパチンコ台磨きしても意味はない。

思い方を変えよう!

小手先の方策よりも、この、「思い方」は重要だ。

思い方とは、

●心の持ち方次第で、道は無限に広がっている、全ては自己責任だと気づくことだと思う。思い方を変えたら、不可能はない……。

それでは、どうやったら「思い方」は変えられるのだろう?



最低限言えることは、「思い方」を変えようとする欲求が無ければ、変わりようがない……。

俺にはその欲求はあるが、傲慢な性格ゆえか、まだ「思い方」の変わっていない未熟者である。

「思い方」とは目に見えないジャンルだけに、変革は難しい。しかし、一円のお金もかけずに変えられるのも、「思い方」である。

俺もまた、思い方に関しては、迷子である。

思い方を変える欲求だけは失わないようにしたい。





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Last updated  2010.03.20 12:48:37


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