松尾大生の独り言

松尾大生の独り言

2016.01.21
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この世に新しい生命が生まれる。人の赤ちゃんが生まれるとき……。

「赤ちゃんの1歳の誕生日はママの1歳の誕生日」
と聞いた。
あまつさえ、新しい命を誕生させがたい時代、経済的にも精神的にも環境も、赤ちゃんを世に出しがたい時代である、と思う。
1歳になったばかりのマイリトルブラザーが、昨日はじめて、靴を履いてアパートの前を歩いた。
歩く。
通りすがりの老婦人が何かを察知して、
「まあ、歩いてるんですね」

「はじめてのお外歩きなんです」
と述べたら、マイリトルブラザーを拝むようにして、
「頑張ってね」
と述べて去っていった。
マイリトルブラザーはアンチエイジングをやってる上に異人の血も入っているから透き通るように色白で、まつお家伝来のフレンドリーさも強いから、円山タウンの一部のファンにカリスマ的人気がある。
その子が歩いた。
俺はロクデナシの50歳以上、年の離れた貧しい兄だが、リトルブラザーのカリスマ性を誇りに思う。
兄バカではあるが通行人が次から次へと歩を止めて、
「まあ」
と話しかける赤ん坊はそうはいない。
この子は強い強い瞑想と祈りから生まれた子なんだ。

人は誰でも奇跡を体現して生まれてきたんだ、と根源的に信じてきた。
マイリトルブラザーもまた、瑞々しい光のような子である。
奇跡は起こる。
本当に起こる。
試練がチャンスだと認識した場合、多くの場合、新しい命が生まれるほどの「フォースの集中」が起こりやすい、と感じている。

1歳の誕生日を迎える奇跡。
はじめて外を歩いた日の空から降り注ぐ奇跡の花びら……。
半世紀以上いきても、自分はまだはじめて歩いた日のままであり、命そのものと等しい。





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Last updated  2016.01.21 18:40:44


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