青い島のひだまりで

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2014.08.16

生存競争な食卓！？

(2)

テーマ： ☆ゆかいな出来事☆(260)

カテゴリ：クスっと笑っちゃおう

お盆もぼちぼち終わり。

帰らないかもよ」
迎えに行かなくとも勝手に来ると思うが、
帰りは送っていかないと帰らなそうな…。
そんな気がした。

あはあは

◆食卓は生存競争！？
ばーちゃんの新盆ということで、
先日、１３日、一家総出で親戚がやって来た。
いとこの子、５人、いや６人だったっけな…。

多すぎてわからん…。

普段叔母から、男の子３人の孫と同居していて、
いろいろな話を聞く。
麦茶は毎日７リットル。
カレーは大きな鍋２つで作る。
あと鶏のから揚げは…。
何キロっていってたっけな…。

はて？
とにかく想像がつかないのだ。

組合の人たちが帰ったあと、夕方４時。
夕食というには早く、人数的に量も少し足りないかも…。
お刺身はほとんど手つかずで残っていたから、
いろいろあるな～♪

隅っこにすわっていたので、母にたのんだ。
「イカと、甘エビと…。あれはブリかな…。それと…」
おぉ、あるある。
愛しのホ・タ・テちゃん♪
「ほ…」
といいかけた瞬間だ。

たとえるなら、まるで金魚すくいのようだった。
お刺身の下に敷き詰めてある大根のツマというのか、
それさらホタテを２つすうっと一瞬のうちで
箸ですくい、しょうゆをチョンとつけたかと思ったら、
２つとも大きな口の中へ、と。

「あっ…」
「あと、なに？」

え？
「そ、それだけでいい…」

このぉ、くそガキぃ！

あ…、もとい！
そこの、坊ちゃま…。
ほとんど噛まずに一瞬のうちにホタテちゃん２つを
飲み込んだ、坊ちゃま…。

ふうぅぅ…。
なんといいましょうか、この生存競争。
普段のうちの食卓ではありえないことで、
新鮮といえば新鮮、仰天といえば仰天な
できごとだった。

◆このとき、まさに非常事態！？
１３日～１４日がピークではあったが、
新盆見舞いのお客さんが入れ替わりやって来た。

そのたびに、ろうそくに火をつけ
お線香をあげてチーン♪
ニュースで仏壇のろうそくが原因で火災というのを
このお盆中に見たけれど、危ないので
その時々に消していた。

消していても、それなりに話したりする時間を含むと
意外とろうそくも減っていくことに気づいた。
部屋に飾り付けをしてしまったので、
残っているろうそくは、ずっと奥の方で
レイアウトを崩さないととれない。
ろうそくがないと騒ぐ母に、
「ろうそくならあるよ」

えっへん！
「どこにあるの？」
「非常用リュックの中！」

ついにこの時が来た！
非常用リュックのアイテムが活躍する、
まさに非常事態！？

うちの母は、あれもいる、これもいると
物を捨てずにとっておくくせに、
いざというときに、肝心なものがなかったり
行方知れずだったりする。

◆自然体のすヽめ
ひと足早く、８月のはじめにお寺の都合で
親戚の新盆の法要はすませたのだが、
そのときは、他県に住む叔母も泊りでやってきていた、

この叔母は、
ばーちゃんの気質をしっかり受けついで、本当に豪快。
反エコ的なところもよく似ている。

ばーちゃんの場合、水はジャージャー流しっぱなしで
顔を洗ったり、洗い物をしたり、電気もつけっぱなし…。
叔母の場合、冷暖房ガンガン派。

そういえば、と思い返してみた。
ばーちゃんが入院したお正月明けから、
３週間に１度のペースで来てくれたが…。
「寒い、寒い」
の連発。
まあ、たしかに叔母の住む関東地区よりも
この長野県の方が当然寒い。
さらに家は、ファンヒーターはほとんど使わず
ストーブだけの暖房。
叔母がいるときは、ファンヒーターもフル稼働。
部屋にずっといると、暑くさえ感じたこともあった。

そして、今度は夏、８月はじめ。
ここ３週間ほど、比較的快適な気候。
「ジーパンに靴下履いて、暑くないの？」
え！？　という顔をされたが、
「だってきょう、涼しいよ」
半そで＆短パンだと肌寒くて着替えたところだ。
「暑い、暑い！」
うちわでパタパタ。

うち、エアコンないし、わたしは扇風機嫌い。
ま、自分の部屋以外では扇風機くらいついているけど…。
「なんだか冬は寒い寒い、夏は暑い暑いって、
大変だね～」