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2008.02.19
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アニメ映画から入って何か物足りなさを感じた方は、絶対一読をオススメします!!!!!

ワタルは凡庸な少年のように描かれてますが、決して愚鈍ではありません。
寧ろ父親譲りの理屈っぽさで内面がぐじゃぐじゃしています。

ミツルは内面のドロドロした心理描写が殆ど無く、ちょっとした仕草や行動でその冷酷無比さや非凡さが際立った描かれ方をしています。(作者が幻水ファンなので、ちょっとルックっぽい←それを言うな!)

そんなワタルとミツルを取り巻く世界は、より一層シビアで容赦がありません。
ワタルの父親が家を出て行った理由は昼ドラのようだし、ミツル一家惨殺も同様です。


“幻界(ヴィジョン)”に旅立つまでに相当数の頁(350位)を重ねますが、バックグラウンドを描く上で決して不要なわけでなく、ハリポタ1巻の最初の100頁で感じた苛々はありませんでした。

幻界に入ってからの旅路も困難を極めます。

特に下巻に入ってすぐの“嘆きの沼”のくだりは、かなりショッキングでした…。
“教王”に下された神罰も、ぐさぐさ突き刺さる描写で凄まじかったです。
(無論このエピソードは特にヘヴィなので、アニメでは見事にカットされています)


“人柱(ハルネラ)”も作中に深い影を落とします。

千年に一度、幻界と冥界との間に結界を張り直すため、人柱が一人召されるというものです。
自分がそれに選ばれるのを恐れ、幻界中の人々が混乱に陥ります。

この設定をアニメ映画でまるまる省いてしまったのは正直どうかと思いますね。
世界観の深みが全くなくなってしまって。
尺の問題もあるんでしょうけれども。


うーん、よっぽど活字慣れしてないと、表現が小中学生には難しいかも。
口語では絶対使わない表現がガンガン出てくるし。

でも読破できたら物凄くボキャブラリーが増えることは間違いありません。

私もガキンチョの頃、辞書を片手にドラクエの小説(特に久美沙織のやつ)を読んだお陰で、ボキャブラリー倍増しましたから(笑)
…大してブログに反映されてない辺りがトホホですが…(倒)





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最終更新日  2008.02.19 19:56:35
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