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2007年01月23日
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ついに《ぶち切れ》もシリーズになってしまいました。
今日のポイントは【弁償】。

事の起こりは先週のスイミングの見学時間。
ギャラリースペースで楽譜を読みながら息子の泳ぎを見ていたら、隣に座っていたチビよりも少し年下の男の子が、飲んでいた赤い色した野菜ジュースを派手に噴射! パックをぎゅっと押しちゃったのだ。
ジュースは私に見事に命中して、読んでいた楽譜、膝にのせていたヴィトンのバッグ、スカート、リーガルの普段履き、ぜーんぶがジュースまみれになってしまった。

あまりのことに呆然として言葉を失っていたら、男の子の母親がなにか拭くものを差し出すでもないまま「すみません。大丈夫ですか?」と聞くので、「あんまり大丈夫ではありません」と答えた。
次に「どうしたらいいでしょう?」と聞くので、「さあ、どうしてもらうのがいいんでしょうね…」と相変わらす言うべき言葉が見つからない状態だった。
すると「あのー、楽譜は弁償させてください」って言うので「じゃあ、そうして下さい」と答え、どこで買ったらいいかわからないと言うので、その場で行きつけの楽器店に電話して在庫がなかったので注文して、入荷次第取りに言ってもらうように指示。
スカートは洗えばなんとかなりそうだったし、靴は普段履きにしててだいぶくたびれているからまあいいかと考えたが残りはバッグ…。

でもまあ、一応楽譜は弁償するって言ってるし…我慢するか、と思って黙って帰ってきた。

弐姫が布地はクリーニングサービスがあるかも、と教えてくれてカスタマーサポートセンターに電話してみたんだけど、やっていないそうで、薬剤を使わずに水でぼかしてくれと。(そんなアドヴァイスでいいのか?ともおもったけどね。)
でも言われた通り水でトントンしたらわからなくなっちゃった。
ハンドルはさすがにダメだけど、仕方ないかな。


そう思っていたら昨日になって、「楽譜のお値段がお値段なので主人が納得していなくて、汚してしまった現物を見たいと言っているので、新品と交換というかたちにさせていただきますがよろしいでしょうか?」と電話がかかってきた。
ちなみにドイツのヘンレ版というピアノをちゃんと弾く人なら誰でも知っている出版社の楽譜で確かに安くはない。私がかつて購入したときは4600円ちょっとだったけれど、ユーロが強くなったせいもあって今は6000円近くする。
でも弁償の申し入れがあったときに安い楽譜ではないことを伝え、注文の際に確認した値段も言ってあったのだ。

電話がかかってきたときはレッスン中だったので「詳しいことは新しい楽譜を受け取るときにお話しますが、いろいろ書き込んであることを新しい楽譜に書きうつさないとお渡しできません。」とだけ返事した。

レッスンが終わって一息つく頃からなんだか腹が立ってきた。


もともと、ピアノにはまったく縁がなさそうな人だったけれど、メモを書き写したら汚された楽譜は欲しがれば渡すつもりでいた。(正直私の中の常識では、汚した楽譜を寄越せとはいわないだろうな、と思ってはいたけれど…)
でも私の方から渡すのと、新品と交換だったらと申し入れられることには雲泥の差がある。


音楽に縁のない人にはちょっと想像しづらいのだろうけれど、例えば受験生が予備校に通いつめてたくさん講義のポイントを書き込んだ参考書を弁償するときに、はい、新品と交換します、では済まされない。
わからない人にとってはただの落書きに等しいのかも知れないけれど私にとっては立派な付加価値である。
大事なことは、私は新しい楽譜に弁償してもらうことをまったく喜んではいない、ということだ。
辞書と同じで長く使ったものには愛着も出るし、馬鹿馬鹿しいと思う人もいるかもしれないけれど【その楽譜のこの曲】を読みながら電車に揺られてレッスンに行ったけ…なんていう思い入れもあったりする。

大体書き写すのだって大変な手間がかかる。私の時給は意外に高いのだ。




今日、新しい楽譜を持ってへらへらとやってきたその母親に以上のことを淡々と話し、昨日の電話は私にとってはかなり心外だったと伝え、アナタは新品を買って寄越して弁償したつもりでいるかもしれないけれどまったくそうではない、私には書き写すという面倒な作業が待っている。書き込みを全て書き写して初めて弁償に値するけれどアナタにはできないでしょう? 
そんなにウダウダ言うんだったらバッグも弁償してもらいますよ。
ヴィトンではクリーニングサービスは受け付けていないのでハンドルの交換になるけれど、おそらく新品を買うに匹敵するほどの請求がきますよ、と話したら少し青くなっていた。

最後に、今日私がお話したことをご主人に伝えてもらって、それでも何か異論があるようだったら直接私に電話をくれるように、加えて自分たちが私に申し入れたことの意味をもう一度よく考えるようにと言って別れた。


要はアレだな、お馬鹿なんだ。

でも馬鹿だから何を言っても許されるってもんじゃない。
馬鹿であることを自覚せずに不用意なことを言ってまわりの人を不快な気持ちにさせることは罪だ。


さすがに人のいいうちの主人も、かなり呆れて、最後には私と一緒に笑っていたっけ。






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最終更新日  2007年01月24日 01時01分48秒
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