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2010年01月16日
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中吉へ

幼稚園に入園する前は『ようちえん、いく!』とすっかりその気になっていたくせに、いざ入園するや大泣き。
初めての子どもではないし、ある程度覚悟はしていたものの毎日毎日大泣き。
朝ごはんを食べて、一緒にお兄ちゃんを学校に送るまではいいのだけれど、幼稚園が近づくに連れて足取りが重くなり、アプローチに入るともう号泣。

パパは海外で留守だっていうのに、入園後ほどなく弟の妊娠が発覚。
つわりでとても気分が悪いときも、4人目の妊娠で切迫早産気味でつらいときも、もちろんそんなことはお構いなしに毎日登園を渋る渋る… 

ねえ中吉、本当に大変だったのよ。
ママの体調の悪さもピークに達していたある日、ごめんね、朝いつものようにぐずるあなたに本当にうんざりしてしまって『そんなに嫌ならもう幼稚園なんてやめておしまいなさい! 幼稚園をやめたくないのなら泣くのをやめなさい!』と怒ってしまって余計に泣かせてしまったことがあったの。
それを目ざとく和田ちゃんに目撃されてしまって、ママは和田ちゃんに諭されました。



ママはとても反省しました。
幼稚園に行くのが嫌なあなたをそのまま受け入れることができるように努力しようと心に誓いました。

それからが面白かったのよ。

それまでは嫌がるあなたをなんとか幼稚園に連れて行くことでいっぱいいっぱいだったのだけど、どうしても行きたくないときは行かないのもありかなと思えるようになったおかげでママは『行きたくないのならせめて幼稚園に行って先生に直接【今日はお休みします】って伝えなさい』って言えるようになったの。
そうしたらあなたはなんとまあ、その言葉を言うためだけに雨の中渋らずに登園して、アプローチに入るやいなや裕子先生を捕まえて『おはよう。きょうはもうかえります。』って言ったっけ。
裕子先生は勿論びっくりなさって和田ちゃんを呼んでくれたけど、和田ちゃんもさすが! 中吉の目を見て本気だとわかった途端『わかった。元気なお顔を見せに来てくれてありがとう。また明日ね』って。

あるときは頑として家から出ようとしないあなたに『じゃあ、自分でお休みしますって電話しなさい』って言ったら、その通りにみくに電話してたっけ…

結局入園してからほぼ丸一年思い出したように泣いていたけど、年中さんになる頃にはすっかり楽しそうに幼稚園に通ってくれるようになりました。

年中さんの1年間は本当に楽しかったね。
ママのお母さん付き合いもかなり充実してあっという間にまた1年が過ぎる頃、パパがお仕事している中国に行くことが決まって年長さんにしてあげられないことがとても心残りでした。

最後の登園の日は卒園式だったね。


その上、こちらに住むようになってすぐあなたがとてもひどいチックになってしまったので、余計に『来なければよかったのかしら?』と悩んだこともありました。
だってほとんど1秒間に1回くらい、ひどいまばたきの状態でとても心配したのよ。

だからすぐに中国の幼稚園に入れるのはやめようとパパと話し合って決めたの。
ママとゆっくりゆったり過ごせるのも小学校入学前の今のうちだし、って。
そのうちにあなたの気持ちもだいぶ落ち着いて、9月から中国の幼稚園に入れるまでになったのよね。



時間の長さもさることながらお昼寝になかなか慣れなくて、丸々3ヶ月くらいは午前中だけで早退したり、お昼寝の時間だけ家に戻ったり。
それでも3ヶ月を過ぎるころには、片言の中国語で先生とお話もできるようになり、お友達も増えて、お昼寝も苦痛ではなくなったみたいでやっとひと安心。

ここまでよく頑張ったね。
ママも先生と意思の疎通を図るために一生懸命中国語を勉強中だけど、あなたはこちらの幼稚園に入ったまだ右も左もわからない当初から、朝8時から夕方5時まで周りが何を言っているのかさっぱりわからない中で生活してきたんだものね。
入園に際して教えたサバイバル用語は『要る』『要らない』『トイレ』『ありがとう』の4語でした。
それが今では運動会で中国の国歌を歌うまでに。
中国の国歌なんてママだって歌えない。
ちょっと尊敬してるよ。

やっとここまで慣れた中国の幼稚園、せっかくだからあと1年くらい通わせたい気持ちが強いんだけど、4月から今度は日本人学校の1年生。
また新たな気持ちで一緒に頑張ろう。

まんとみを去ってからというもの、本当にあなたにとっては怒涛の1年だったね。
ここまで頑張ってこられたのは『まんとみ魂』が培われていたおかげだと心から思います。
あなたの足の形がまるでお百姓さんのようにがっしりしているのも、まんとみの自由極まりない園庭を一年中裸足で縦横無尽に駈けずりまわった賜物だね(笑)

離れてみると本当に素敵な幼稚園だったと日々しみじみ実感することが多いです。
まんとみの先生方、おともだちのみなさん、お母様方、本当にありがとうございました。

中吉はここ中国でもたくましく頑張っています。


中吉母 ルミルミ






中途退園した幼稚園から、同期の卒園文集を製作中だから是非中吉ママも、とお手紙をいただいていたのに、ポストを覗くのを長いことサボっていて、気がついた今日は既に期限過ぎ!

慌てて電話をかけたらまだ間に合うっていうので、30分で書き上げた中吉への手紙です。

日本の幼稚園時代のことを懐かしく思い出しながら楽しく書きました。






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最終更新日  2010年01月17日 11時57分03秒
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