東京マラソンの朝です。
めずらしく眠りが浅くて、緊張と不安があったのかも。
痛みのひいた踵にテーピングをしっかりとしてから靴下を履いてでかけました。
新宿駅のトイレは行列が外までできていましたが、個室以外はがらがらです。
人、人、人の西口でしたが、ミールサービスをもらって着替えをして荷物をまとめ軽くストレッチ。
トラックに荷物を預け、トイレに並び、かなりマイペースでスタートに並びました。

陸連なので、一般参加の気合の入った人の前のAブロックスタート。
石原都知事が見える位置です。
国歌斉唱があって、紙ふぶきとともにスタートはちょっと感動して、やっぱり東京マラソンは違います。
でも試練はすぐに始まりました。
やはり左足を引き摺っていて、走るバランスが崩れています。
踵をかばうあまり、周りの部分にも疲れや痛みが波及していました。
でも、ここまできたらいけるところまで行くしかないのです。
5km30分で入りました。
序盤で靴が当たる感じがして紐を2回締めなおします。
15kmの品川までなんとか足を引き摺りながらも30分ペース。
この辺で痛みが気持ちよりも強くなります。
いきたくもないトイレに並び、気持ちを切り替えましたが、銀座までの5kmは40分。
ここからは歩くようなスピードが精一杯、必死に浜町までも5km40分で走り、また痛い足の紐を調整します。
浅草をまわりへとへとになりながらの25kmから30kmはついに52分。
気持ちが限界に近づいていました。
「検問に引っかかるのかも」「むしろバスに乗せられたほうが」なんて言葉が頭の中に浮かびます。
「ゴールは必ずやってくる」沿道の方が持っていたボードに書いてあります。
もうちょっとがんばってみようって思い直して走り出します。
銀座に戻って踏ん張って30kmから35kmは50分。
ここの検問の看板で1時間余裕があることを確認。
もう少しがんばれば歩いてもゴールできるかも。
確かにこの辺からは歩く人ばかり。
ちょっと踵が限界にきていましたが、歩いたり走ったりで豊洲あたりまでたどり着きました。
ここまで来るともうゴールできそうで気持ちが萎えついに歩き出します。
「せっかく東京マラソンにでたんだから最後までがんばろうよ」なんて応援の声が何回も聞こえます。
でもこのあたりの時間の選手はもうほとんど走っていません。
35kmから40kmは56分。
最後の難所の橋で「ここがんばれば6時間きれるよ」っていう声援が聞こえます。
あと1km。
今日一度も「走れ」と命令していなかった自分に初めてGOを出しました。
歩く人を縫うようにダッシュ、ゴール前まで走り続けました。
5時間54分(ネット)、感動というよりも開放というゴール。
念願の新デザインのメダルをもらい、しばし休養です。
2011年の3大会はすべて痛みとの戦いになりました。
足の回復とどの程度のトレーニングが出来るかわからないけど、4月17日の霞ヶ浦で自分を取り戻そうと思います。
それにしても東京マラソンのボランテイアの人々には頭が下がります。
疲れていたけどいろんなところで助けてもらい「ありがとう」
素晴らしい大会にしてくれて感謝です。
東京マラソン2012 2011.12.03
今日はリタイア 2011.07.03