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数年前から会議らしくする為に理事長が売り上げに対する人件費やら材料費やらの割合を書いた表を使い始めました。
「どんな無理でも押し付けてしまえばその人が何とかする」
と思っている理事長は現場でどうなっているとか理屈ではこうなるとか、こう考える方が正しいとか一切関係なく自分がそうなって欲しい数字を表に書いて押し付けてきます。
まず技工料ですが、技工所を法人の中に抱えているので技工物をいっぱい出す方が儲かります。
税理士さんの話によるとどの歯科医院でも技工料の割合は大体売り上げの12%。
ところが無理を押し付けて儲けてきた理事長は14%と言う数字で計算してきます。
まあ、物理的に不可能ですわな。
それで達成できないと何故か技工所の所長が怒られるんです。
技工所は医院が技工物を出さないと仕事が無いので所長が何を頑張っても売り上げが伸びるわけではありません。
この理不尽な叱責に耐えて早数年。
理事長も真っ赤な技工料の表を見て「これはおかしい」と思ったのでしょうか?
全医院が達成できない目標って現実から乖離していると言い出しました。
「それは理事長以外の皆が思ってました」心の中でつぶやきました。
全医院の売り上げに対する技工料の割合を計算しますと、やっぱり平均的な12%と出ました。(当たり前)
「それで技工料の目標を12%に下げる事にしました」
そもそもこう言う必要経費の技工料にノルマを科すってどうよ。
もう一つ、材料料。
これは普通の医院だと8%の所を6.2%にしてあります。
これももちろん達成できる医院はありません、真っ赤です。
「これも乖離しているので下げます」
「え、下げるの?」
材料をちょっとだけ使って大きく儲ける。
この理想に向かって無茶を押し付けてくるつもりです。
その為には嘘をつく事も厭いません。
実際そのバカバカしいほど分かりやすい嘘を聞いてわしはこの理事長を軽蔑するようになりました。
でも、なんか理事長が弱っているような気がしたのでちょっと言ってみました。
「技工料は現実から乖離しているからノルマを下げて達成しやすくしたんですよね?材料料を下げたら今ですら達成できる医院がないのに更に現実から乖離するのではないでしょうか?」
以前院長会議の帰りにケンジさんと「正しくない人に正しいことを言ってもそれは正しくない」と言ったのはわしです。
そう思っている皆さんが「え、それを言うの?」と言う顔をしました。
これまでだと、理事長は正しいことを言われると機嫌が悪くなり、自分が押し付ける無茶を正当化するために実にバカバカしい嘘八百を並べてきました。
ですが今回は「うんそうじゃね」とあっさりと折れてしまいました。
やっぱり理事長は弱っとるんか。
H先生が退職されました 2026年10月02日 コメント(2)
自分の会社が信じられない話 2025年01月07日 コメント(1)