龍馬伝から坂の上の雲へ「大河ドラマ」

龍馬伝から坂の上の雲へ「大河ドラマ」

PR

×

サイド自由欄

山田企画事務所 は、ビジネス・マンガ制作事務所です。


▲山田企画事務所は、ビジネス・マンガ制作事務所です。
山田企画事務所

▲『YG源義経黄金伝説■一二世紀日本の三都市(京都、鎌倉、平泉)の物語。平家が滅亡し鎌倉幕府成立、奈良東大寺大仏再建の黄金を求め西行が東北平泉へ。源義経は平泉にて鎌倉を攻めようと』 山田企画事務所・YG源義経黄金伝説■ ●源義経黄金伝説全編にリンクシテマス。

▲『マンガ家になる塾』ナレッジサーブ
『マンガ家になる塾』ナレッジサーブ

■ユーチューブ■youtube.com●how to draw manga●
● http://www.youtube.com/user/yamadakikaku2009





山田企画事務所・関連サイト
mangatraining

● how to draw manga
jedis.org

manga-training

● manga-training.com  ● manga-agency.com  ● suzuki-junko.com  ● mekamushi.com

yamada-kikaku

● yamada-hiroichi.com  ● how to draw manga  ● event-art seminerイベント案内  ● Scenery in japan01風景写真  ● 風景写真Scenery in japan02
● 風景写真Scenery in japan03  ● 風景写真Scenery in japan04

『マンガ家になる塾』ナレッジサーブ



!山田企画事務所ピンタレストーすべてyoutube動画にリンクしてます!
http://www.pinterest.com/yamadakikaku/ 御覧ください
http://www.pinterest.com/yamadakikaku/


pinterest01-01 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest02 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest03 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest04 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest05 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest06 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest07 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest08 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest09 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest10 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest11 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/
pinterest12 http://www.pinterest.com/yamadakikaku/

yamadakikaku 山田企画・山田博一の写真帳を御覧ください・
http://www.pinterest.com/yamadakikaku/ 御覧ください
http://www.pinterest.com/yamadakikaku/

バックナンバー

2026年10月
2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月

プロフィール

飛鳥京香100

飛鳥京香100

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

コメントに書き込みはありません。
2017年04月16日
XML
カテゴリ: 源義経黄金伝説
源義経黄金伝説■第16回



奈良にある黒田荘くろだのしょう(現三重県)は、東大寺の荘園である。

先月の東大寺があげての伊勢神宮参詣もこの地で、重源を始め多数の僧が宿をとっている。いわば東大寺の情報中継基地である。

 あばら家の中、どぶろくを飲んで横たわっている二人がいる。太郎佐。そこに弟の次郎佐が訪れていた。
「兄者、兄者はおられぬか」
「おお、ここだ、次郎左」
「何じゃ、なぜそんな不景気な顔をいたしておるのだ」

「これがよい顔をしておられるか。お主、何用だ。俺に金の無心なら、無用だぞ」


蓬髮で不精髭を生やした僧衣の男が汚らしい格好で入ってくる。
着物など頓着していない様子だ。
顔は赤銅色に焼けてはいるが、目は死んでいる。

鳥海は興福寺の悪僧(僧兵)として、かなりの腕を振るった人間だ。
園城寺、比叡山との悪僧たちとの争いでも、引けを取らなかった。

が、東大寺炎上の折りから、腑抜けのようになっていた。
一人生き延び、この太郎左、次郎左のところに転がり込んでいいのである。

 鳥海は、話を始めた。
「太郎佐殿は、先年、東大寺が焼き払われたこと、ご存じだろう」
「おお、無論、聞いている」
「東大寺の重源、奥州藤原氏への勧進を依頼した。さて、使者は西行法師」

「供づれはいないと聞く。いかに西行とて、この我ら黒田悪党のことは知るまい」
「ましてや、みちのく。旅先で、七十の坊主が死んだとて、不思議はあるまい」

「お前、それでは、平泉からの東大寺勧進の沙金を…」
太郎佐は言う。
「そうよ、奪えというご命令なのだ。この話しはな、京都のやんごとなき方から

「さらば、早速」

「まて、まわりがおかしい」
太郎左が皆を圧し止めた。
動物のような感がこの男には働く。
「ようすを見てみろ」
次郎左が命令を聞き、破れ戸の隙間からまわりをみる。
鳥海も他の方向を覗き見る。
「くそっ、お主ら、付けられたのか。馬鹿者め」

 まわりは、検非違使けびいしの侍や、刑部付きの放免(目明かし)らが、十重二十重に取り囲んでいる。検非違使の頭らしい若侍が、あばら家に向かって叫んでいた。
「よいか、我々は検非違使じゃ。風盗共、そこにいるのはわかっておる。おとなしく、縛につけ。さもなくば討ち入る」

「くくっ、何を抜かしおるか」
太郎左、次郎左は、お互いをみやって笑った。
戦いの興奮の血が体を回り始めているのだ。

「来るなら来て見ろ。腰抜け検非違使め」
大声で怒鳴った。
「何、よし皆、かかれ」
若い検非違使が刀を抜き言った。
「ふふっ、きよるわ。きよるわ」

「よいか、次郎左。ここは奥州の旅の置き土産。一つ派手にやろうか」
「あい、わかった」

太郎左と次郎左は、小屋の後手に隠してあった馬に乗り、
並んで頭の方へ駆けていく。侍は、急な突進にのぞける。
「ぐわっ」

太郎左の右手、次郎左の左手に、握られていた太刀が交差した。
 瞬間、検非違使の頭が血飛沫を上げ、青空に飛びあがっている。

後の者共は蜘蛛の子を散らすように逃げ出す。

「ふふっ、少しばかり、馬をいただいておこう」
 三人は逃げ去る侍たちの方へ目がけて駆けていく。


太郎左たちは、板東地方(関東)に入り、盗みを立ち働いていた。まず、第一の目的はよい馬を得ることである。
 近畿地方の馬と、阪東や板東の馬とは、種類が違っていた。
脚力、体長とも、板東の馬が勝っている。

武者の家が焼けている。
中には多くの死人。
そこから阪東の馬に乗り飛び出してくる三人の姿がある。

「さすが阪東の馬よのう。乗り心地や、走りごこちが違うなあ」
 次郎佐は叫ぶ。
「それはよいが、次郎左、屋敷に火を放ったか」 太郎佐が、その言葉を受ける。
「おお、それは心得ておる。この牧の屋敷は、もうすぐ丸焼けだ」
「行き掛けの駄賃とはよう言うな。
屋敷の地下に埋めたあった金品もすべてこちらがものよ」
 鳥海が言う。三人は走り去る

続く2016改訂
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年05月31日 08時44分56秒
[源義経黄金伝説] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: