今日は朝からの雨パパは雨が降ると散歩
に行かないので、クンクン言うのはやめた
雨でも止みそうな雨だと僕は散歩を催促する
だけど止みそうにも無い時は催促はしない
行くかどうかはパパの判断である
裏にウンチをしてないのを見てパパは僕を
散歩に連れだした。案の定凄い雨が降った。
仕事が早く終わり天気も良くなったので
散歩に行った、パパは僕にロン君の話をした
「リュウロン君はすごく気立てのいいワン公だよ
リュウに吠えたのはリュウがロン君より大きいので
怖くなって吠えたの、だからリュウも仲良くしないと
いけないよ」とパパから云われた
どうして急にロン君の話を僕にしたのか解ら
無かった。パパと散歩してると向こうから
天敵ロン君も散歩してる
そうか、この時間はロン君の散歩時間
僕と会うことを予測してロン君の話をしたことが
解った。
ロン君もママから僕のことを聞いてるみたい
今日のロン君はいつもと違っていた
パパがロン君のところに行きロン君の
頭をナデナデしながら「ロン君リュウはね
すごくやさしいワン公なのだからロン君
リュウと仲良しになってね」と云っていた
パパの話を聞いて僕の方からロン君の
所に行き「ロン君ごめんね、僕が怖かったんだね」
とお詫びするとロン君は「リュウ君、僕の方こそ
御免ね、リュウ君が大きいのですごく怖かったの
だから牙をむいて吠えたの、僕のママとリュウ君
のパパはお友達は解っていたのだけどすごく
怖かったの」

僕とロン君は今までのことを互いに詫びた
ロン君は由緒正しき出身の犬種で祖先は
中国の王宮で数年にわたり飼育されていた
ワン公である。
人の話を理解する感情豊かなロン君である
ロン君のママが話しかけると首をかしげながら
ママの言葉を理解しようとしている
僕はけなげな性格のロン君と誤解が解けて
すごく嬉しかった
ロン君と別れての帰り道パパが僕に色々と
話をしてくれた。ロン君と仲直りしたことが
パパはすごく嬉しそうであった
「リュウ、ワン公の世界でも人間の世界でも
思うようにいかない人もいるよ、だけど敵に
すると、互いに一生気まずい思いをして
過ごさなければいけないの」
「思い通りにいかない人には誠意を持って
その人の為になることをしてあげるの
そして尽くしてあげるの、そうすることで
どんな人でも必ず誠意は通じるの」
「人を見るときは先入観で判断しては
いけないの、人はそれぞれの感情で
人を評価しがちなの」
「パパは先入観では人を見ないの
人を見る時はいつも白紙の状態で見るの」
「するとその人のいい面が良く見えるの」
「リュウもこれからはワン公を見るときは
先入観で見るのでなく、白紙の状態で
見ないといけないよ」
「ロン君のいい面を見てロン君のためになる
ことを誠意をもってしてあげるとロン君も
リュウの素晴らしいことにきずくと思うよ」
「そしてロン君はリュウのために何でも
してくれるワン公になると思うよ」
「リュウはロン君を好きになることだね
そうすることによりロン君は誰よりの
リュウを好きに為りよ理解者になるよ」
「人間社会も同じだよその人を嫌いと思えば
相手の人も嫌いと思うの」
「嫌いになれば、悪い面しか見えないの
だから段々嫌いに為りお付き合いも
しなくなるの」
「そういう人たちはすごく世間を狭くして
人生を送っていくの」
「リュウは世間を狭くして生きていくワン公
でなく、沢山のお友達と我が人生に悔いは無い
そう云う生き方をしなくてはいけないよ」
僕はパパから云われたようにロン君のために
なることをしてあげようと思った。
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