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関西より西から沖縄や台湾にかけて山中に自生す常緑樹。
柊(ひいら)ぐ、という言葉があるそうです。
古語で、ヒリヒリと痛むという意味だそうですが、
柊の名前の由来だそうです。
寒くなる季節にも青々とした葉に白い小花が群れなして咲き、
晩秋から初冬にかけてキンモクセイに似た香りを漂わせます。
「柊の 花一本の 香りかな」高野 素十(たかのすじゅう)
春の節分では豆まきとともに、鰯の頭を枝葉に刺した柊を
門口に飾りますが、その時の柊も魔除けのためのもの。
ちくちくと尖ったトゲで鬼を追い払います。
因みに豆は魔(ま)を滅(め)する、の語呂合わせ。
焼いた鰯の頭を柊の枝葉に刺したものは、
焼き鰯の強い臭いで鬼を退散させるためですね。
「ひいらぎのおいのりが、まいにち、きこえないでくださいね
おかあさんの棚ももう 草だらけの冥土を おぼれているから
ひとはり ひとはりの つつがないうったえのむこうには
ひの色をした線路が わらっているばかりなんです」。
久谷 雉「くたに きじ)「あろえの花より」
きょうは何の日。1/12日
桜島(鹿児島県)の大爆発で、対岸と地続きに。
1914年(大正3)死者35人を出した桜島の噴火は、
史上最大級のもの、この日から2月上旬にかけて噴出した
溶岩によって幅450m、深さ70mの海峡が埋まり、
対岸の大島半島と陸続きになった。
なお、火山灰は鹿児島市で45cmに達しました。