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Ryu-chan6708

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2006.05.26
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カテゴリ: 読書感想
私:

A氏: 俺もざっとお付き合いで読んだが、何故?

私: 複雑な具体論がらむとどうも読みにくい。それがまた、きれいに繰り返している。

A氏: この冒頭の「パソコンに罪はない」の記事は、 2004年6月に、佐世保市で起きた小学六年生の女の子が同級生を殺した事件 について書いているものだね。

:「 ネットでのやりとりが原因であったと聞く 」と伝聞で始まるが、これが後半から「 腹が立ったから殺した。――――殺せば人は死ぬということを、彼らは知らないのだ 。」と確定してしまう。その間をつなぐ論理が私には全く分からない。
 そして「どうして殺してはいけないのですか。どうして悪口はいけないのですか。少々考える子なら、問い返すはずである。この問に、答えることこそが、モラル教育というものではないか。」とモラル教育にジャンプする。「 少々考える子 どういう場で問い返す 」のだろうか。イメージが湧かない。言葉だけ走っているので、ついていけないね。そして「モラル教育が必要なのは、子供だけではない。現代社会の我々全員である。」とどんどん拡大する。
 この殺人シーンが具体的に、 どのような両者の直接の会話で進んだのか、殺せば人は死ぬことを知らないで、ナイフを用意して彼女は殺したのかなど、など 、その事実確認をしたのかね。それ無しで、一挙に結論を出すという論理展開はついていけないね。

A氏: 君が30年くらい前に紹介してくれた本で 「もっと物質的なことばで」 というのがあったね。そこに、1966年(昭和41年)の8月、アメリカのテキサス大学の26階の時計台から、温和で優等生のホイットマンがライフル銃を撃ち出し、かけつけた警察官に射殺されるまで約50人にタマが命中し、15人が死亡した事件の話があったね。 彼の死体解剖の結果、彼の脳の「扁桃核」に腫瘍ができていたことが原因であることが分かった 。「扁桃核」は人の怒りに関係する部分であることは脳医学でわかっている。「もっと物質的なことばで」の著者は、この事件にふれ、もし、死体解剖でこの事実が分かっていなかったら、 彼の不可解な行動は、家庭の不和、性的ノイローゼ、近代物質文明による人間疎外などで、知ったかぶりの評論家により説明され、人々はそれに満足したのではないかと述べている。

私: もう数十年前になるが、僕の中学時代、先生や友達にあだ名をつけるのがはやった。当時、習い始めの英語の単語でカンニングというのがあった。辞書を見ると「ずるい」、「狐のようにずるい」とあったので、顔が狐に似ているあるクラスメートに「 カンニング・フォックス 」というあだ名をつけた。数日後、休み時間にそいつが、私のところに目に涙を浮かべて、「 いつ、俺がカンニングをした 。」と詰め寄ってきた。別につかみかかってきたわけではない。親が学校の校長をしているとかで、シツケのよさそうな子だから、悲しそうな顔でクレームを言っただけで終わった。
 このとき、彼がナイフを持って、いきなり、切りつけてきたら、ひょっとしたら殺されていたかもしれないね。そんなことは考えられない時代だが、別に「 人を殺してはいけない 」というモラル教育はなかった。常識で皆、そう思っていたね。小学校の戦時中は、 鬼畜米英教育

A氏 :池田氏はパソコンを使わない。「 顔が見えていえる言葉 」と「 顔が見えないで言える言葉 」との違いをのべているね。だから、ネットの匿名記事も嫌いだね。しかし、2006.05.23の日記の「暴かれる嘘」にあるように、「顔が見えていえる言葉」でも嘘の言葉がある。喧嘩にもなる。「顔が見えないで言える言葉」のほうが冷静になるときもある。一人で考えて、文章にしたら、思っていたことが矛盾したことに気がつくこともある。

:池田氏が朝日新聞に短いコラムを短期間書いていたとき、毎回、新聞社の編集のほうで文章の疑問点を指摘してくるのに憤慨していた記事があるね。池田氏の分かりにくい文章の癖からすると考えられるね。しかし、池田氏は「 わからないこそ考える読者は、必ず賢くなる」 と非を認めていない。分かりにくいことは一応認めているが。
なんでも言いたいことをおっしゃってください。言うことがなければ、黙っておられてもいいのですが。」 と意外な発言をした意味がわかったような気がする。この対談同様、この池田街道も 「ではこれでおしまい。はい、さようなら。」 であっさり終点。





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Last updated  2006.05.26 18:22:16 コメントを書く


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