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Ryu-chan6708

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2010.01.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類



ものづくりの寓話

:著者は、 1927年にフォードのT型車が生産を終了 し、 次第にGMの自動車が売れるようになる原因 を、 GMが多くのモデルを出して、成熟した自動車消費者の多様な要求に対応 したからだという教科書的な説明に異を唱えているね。
  その背景には、 自動車の型の大きな流れの変化 があるんだね。
   アメリカで最初、 大量生産した自動車は屋根のない 解放型 が主流 だった。

A氏 :いわゆる オープンカー というやつだね。

:箱型の屋根がついた 閉鎖型自動車 は最初、木枠で別に自動車に乗せていた。
  その後、その ボディは鉄製 になる。
1925年頃 になると、 自動車の販売台数 閉鎖型が解放型を追い越す。
同時に、 T型車のシャッシーは解放型 をもとにしているので、 重い鉄鋼のボディを載せた閉鎖型に合わなくなる。
それが、 T型の終焉の大きな理由 だと言うわけだね。

A氏 :なるほど。
    ところで、君が昨日のブログでなつかしい 生産管理用語 が、この本では登場すると言っていたが、具体的にどういう言葉があるんかね。

:「 コンベヤー生産 」という用語は、君も知っているだろうね。
  これは戦前の日本の工場でも知識としてはあったが、日本の実態に合わせて「 流れ作業 」と言う考えが生まれていた。
  それから、工程の管理に、「 推進区制 」というのがあったね。
  あるいは、「 集中管理 」か「 分散管理 」かと言う考えもあったね。
  民主党政権が言う 地方分権 とよく似ているね。
  これに関係して、「 追番管理 」、「 製番管理 」、「 号機管理 」、「 号口管理 」などがある。 
  また、「 手番 」というのがある。
 今で言う「 リードタイム 」に似た考えだね。

A氏 :そのへんになると俺にはなんだかわからない用語だね。

:敗戦後の 1950年 にトヨタの 豊田英二 は早くもフォードを視察する。
  その際に、フォード工場の「 マテリアルハンドリング 」に強い印象を持つ。

A氏 マテリアルハンドリング

:品物の取り扱いのことで 品物の運搬とそれに付随する上げ下ろしの作業 だね。
  後に、 フォークリフト コンテナー パレット の使用を見て、日本の工場でも広がる。
  日本では「 マテリアルハンドリング 」のことを後に「 マテハン 」と言うようになった。

  それから、電算化が進むと「 パンチカード 」による作業指示の頃もあったね。
  組立ラインにいくつかの部品を組み合わせて供給(これを「 マーシャリング 」という)する「 セット生産 」。
 「 スーパーマーケット方式

  それから、「 動作研究 」、「 時間研究 」、「 稼動分析 」、「 疲労研究 」、「 標準時間設定 」などがあるね。
  これらは、アメリカから学んだものだね。
  これらは、 トヨタの「 かんばん方式 」の背景 にあるね。

A氏 :一口に「 かんばん方式 」と言っても奥が深いんだね。

:「 かんばん方式 」にも短所があるんだが、この本はそれにふれていないね。
  それとアメリカ方式になかった「 シングル段取り 」「 にんべんのついた自動化 」など、 トヨタ独特の発想 についてはふれていないね。
 片手落ちだね。
  いろいろな歴史的な事実にはついては詳細だが、俺にとっては理論的な追求は浅いと思ったね。






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Last updated  2010.01.17 17:47:07
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