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A氏
:せっかく、君がこの話題は昨日で終わりにしようとしたのに、昨日午後、一番大きな「 スポーツと体罰
」問題が起きてしまったね。
日本女子柔道で起きた問題をマスコミが大きくとりあげはじめたね。
私
:驚いたね。
ロンドンオリンピック
のメダリストを含む 国内トップの女子15選手
が実名で、 岡田隆二
監督の体罰やパワーハラスメントを 日本オリンピック委員会
(JOC)に告発したという。
A氏
: 全日本柔道連盟
を飛び越えて、直接、 JOC
に訴えたことは、彼女らはすでに 連盟の自浄能力
を信じていないね。
告発状では体罰の実態は、連盟による調査でなく、 第3者機関
で行うように要望があるという。
選手たちは先を読んで、冷静に行動している。
しかし、 JOC の対応も遅くて、もう来週には国際試合に選手は出発しなくてはならないという。
私
:彼女らの案じた通り、 全日本柔道連盟
の岡田監督に対する処分は大甘で、 文書による戒告処分
で終わり。
監督続投
だという。
しかも、連盟は 選手へのヒアリング
をしていないということで、JOCから再検討を要請されている。
A氏
:この自分たちの頭を飛び越して出された告発状で、 上位の選手15名
と 監督
の間の信頼感が崩壊しているのが、連盟幹部が理解できないのは真に不思議だね。
潔さがないね。
こんなセンスでは、日本の柔道がロンドンオリンピックで金1つだけというのも当然だね。
私
:技術だけでなく、 日本柔道界の組織体質
まで劣化を起こしている。
かって、 大相撲
が野球賭博と八百長で崩壊寸前まで行ったのと似ているね。
選手への暴力に厳しい 国際オリンピック委員会
(IOC)に 嘲笑
されるね。
東京オリンピックは厳しいね。
今朝の朝日新聞では ロス五輪 の柔道金メダリストの 山下泰裕 氏の「 柔道界の体質 払拭の時 」と題したコメントが載っているが、氏は選手時代に殴られたことはないという。
柔道の創始者であり、これを国際化してオリンピック種目とした 嘉納治五郎 は、墓場でどう思っているだろう。
「スポーツと体罰」問題は、日本柔道で行くとこまで来たね。 連盟は今後どう出るかね。
この 日本柔道界の危機 に対応できる「 胆力 」のある人物が柔道界にいないのかね。
真のスポーツに鍛えられて アスリート なら「 胆力 」が鍛えられているから、迅速に効果的な対応ができるはずだがね。