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私
:
ちょうど1週間前、 経済協力開発機構
( OECD
)が、ほとんどの 先進国
で 所得格差が拡大
し、 それが経済成長を弱めている
、との報告書をまとめた。
親の所得
が低くて良い教育を受けられない子供が増えているからだ。
「 日本の格差は米国ほどではないが、 OECD
平均より大きい。無視できない影響が出ているはずだ
」と報告を書いた ミヒャエル・フォースター
氏は言う。
所得の多い人から税を多めに取る 累進課税の強化
など、もっと真剣に検討されるべきだろう。
A 氏:経済の安定 はすべての課題の前提になる。ただ、ここで自己満足に陥り、先に進まないならば、 息の長い成長 にはつながらないだろう。
私 : 安倍首相 は選挙中、 10 年単位 で起きている 日本経済の「構造変化 」への対応はあまり語らなかった。
デフレ
が始まった
1990
年代後半
は、おもに 働く世代
である
15
~
64
歳の人口
が増加から減少に転じた時期と重なる。 総人口
も
08
年
ごろから減りはじめた。
00
~
13
年度
の 実質経済成長率
が平均で 1%
を切るのは、 働き手が減って市場が縮んだ
ことも大きい。
A
氏
: 日本企業の稼ぎ方
も変わった。 高度成長期
は 人口増
で 国内消費
が伸びると同時に、 欧米より安い人件費
でつくった 自動車や家電を輸出
して稼いだ。
だが、より 人件費
が安く、さらに 円高
で 市場も広がる海外への進出
が進んだため最近は 円安
でも 輸出
が伸びず、 貿易赤字
が続く。しかし、 海外の子会社
よりの収入は 2
兆 186
億円で
前年同月と比べ 48.3
%増。稼ぎ方が変わった。
こうした「 成熟経済 」にはどんな 経済政策 が有効なのか。日本以外の先進国でも答えは出ていないね。
私
:景気が復調している 米国
では今秋、 ファストフード店
の従業員らが 最低賃金の引き上げ
を求めるデモを 全米
100
以上の都市
で行った。
FRB
は リーマン・ショック
後、
3
度
の 量的緩和
で
3
兆ドル(約
360
兆円)
以上のお金を市場に流した。
米国民
が持つ資産は
4
割
以上増えたが、
上位 3
%
の世帯
が占める資産の割合は
5
割
を超え、 格差
は過去
100
年
で最大になりつつあり、 トリクルダウン
は起きていない。
これは日本の 量的緩和 も同じ結果になりつつある。
ウィキペディアではないが、 トリクルダウン は依然として、主に大企業や富裕層が己の既得権益の擁護・増大を求める 理論武装 として持ち出されているだけだ。
安倍首相 は「 景気回復の暖かい風を全国に届ける 」と語ったが、 金融緩和や財政出動で解決できない人口減や格差 を置き去りにしたままでは、 風 は届きそうにないね。