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Ryu-chan6708

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2017.10.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類

私 : 神戸製鋼 をはじめ、 製造業の不正問題続出 で、 日本の「ものづくり」の劣化 が問われだしているね。


今朝のTBSテレビ番組のサンデーモーニング でその問題をとりあげ、あ る学者のインビューを放映 していた。

 その学者は 2つ原因 をあげていた。

1つ目 は、 高度成長を支え、 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われ、 品質で世界を制覇した頃の日本の雇用は終身雇用が基本 であったが、これが 崩壊 していること。

2つ目 は、かっては、 経営者がよく現場を知っていたのに現在は現場に疎い こと。

A 氏:90年代以降、日本より人件費の安い中国や韓国といったライバル勢が台頭し、円高もあって、生産を海外へと移す日本企業が相次ぎ、国内では、人件費を抑えるために 非正規社員や外国人を積極的に活用 した。


 その結果、 非正規社員の割合は4割近くにまで達するようになり、終身雇用は崩壊 。

私 : パナソニック でも 金融危機後 、 白物家電の製造現場で主力を担うはずの高卒社員の採用を控え、いま製造現場で正社員の割合は約3割 。


 内部文書
には「 このままでは22年には20%、35年には10%を切る 」といった数字が並んでいて、その結果、「 日本で『ものづくり』は続けられない」「技能伝承は難しい」と結論づけていた という。

A 氏 : 「現場」が海外に移るにつれ、経営者も「現場感覚」にうとくなった。

 いわゆる、 経営者の「現場主義」が崩壊 した。

著名な経営者でJALを再建した「現場主義」を標榜する稲盛和夫 氏は、 そのオフィシャルサイト で、「 現場主義に徹する 」として、「 ものづくり」の原点は製造現場にあり、絶えず現場に足を運ぶことによって、問題解決の糸口はもとより、生産性や品質の向上につながる思わぬヒントを見つけ出すことができる と 強調 している。

私 : トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一 氏も 工場長から、副社長になったとき 、 現場をはなれるようになったので、現場の状況がすぐわかる生産管理部の部屋をときどき訪れるようにした という。

「 現場主義」はトヨタの基本理念 だね。

それ以前に 経営の神様と言われた松下幸之助 氏も「 現場主義 」だった。

10年位前 かね、この 日本の経営者の「現場主義」 に学んで、 ある米国の航空会社の経営者が飛行場にある現場をよく歩きまわり、「歩く経営」として、業績を改善したという例 があったね。

A 氏 : 経団連 の副会長を務める日立の中西宏明会長 は「 生産や開発をすべて日本中心に考える高度成長期 のモデルは壊れた。会社を維持するには、成長する海外市場に出ていかざるをえない 」という。

経営者はますます、現場から離れ「現場感覚」が薄れる ね。

私:「現場感覚」 が薄れているのは、経営者だけではないようだ。

最近、ある自動車部品を作っている下請けの機械工場の若社長 と話したんだが、 顧客の設計者の質が低下している という。

要するに加工現場をよく知らないで設計図を書いているのだ という。

10年くらい前 に 「良い設計者」は自分が描いた図面がどのように現場で加工しているか現場に行き、現場の人とよく話した という。

「下手な設計者」は現場嫌い だと言われていたことがある。

A 氏 :特に、 最近はコンピュータで複雑な図面も簡単に描ける からね。

私 : 神戸製鋼の問題は、設計でも「工程設計」の問題 だと思う。

 また、 経営者もすぐ現場にとぶ「現場主義」ではない ようだ。

 「工程設計」 については、このブログの 「 工程設計の基礎知識 」 でふれた。






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Last updated  2017.10.29 21:10:43
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