りゅうちゃんミストラル

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2008.01.07
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カテゴリ: 読書
東野圭吾



私は流行している間ではなく、かなり前か後に作品を読むのが好きだ。
しかも今回はフジテレビのドラマ「ガリレオ」が終了してから小説を読んだ。
これは私には珍しい。普通は小説を先に読むからだ。
今まで彼の作品は「トキオ」(2002年、「時生」に改題)、「秘密」を読んだ。
東野は人気もあり、実力が多くの人に認められている作家だ。

「ガリレオ」シリーズの話は実に簡単。
物理学者の湯川学がオカルトじみた事件を解決するというもの。
大学時代の友人、草薙が彼に協力を求めるためだ。
(ドラマでは柴咲コウ演じる女性刑事内海が湯川を頼る。
しかし小説では内海の出番はない)
湯川は皮肉たっぷりに旧友をからかう。
そして事件を別の方向から見て解決に導く。
事件も予知夢やポルターガイスト、人体発火、幽体離脱、火の玉と多彩。
テレポーテーション、デスマスクも登場する。

変人で子どもが嫌いな湯川。
東野が湯川のモデルにしたのは福山雅治ではなく佐野史郎だという。
そのためか文庫本「探偵ガリレオ」の解説は佐野が書いている。

私のように文系の人間からすれば、福山を起用したのは正解だった。
理科嫌いが蔓延している世の中でも、テレビで福山を見れば親しみが持てる。
特に福山が好きな女性なら、なおさらだ。
しかも、テレビドラマで女性がいないのもどうしたものだろう。

では小説はどうか。
結論から書くなら実に読みやすい。
東野は余計な人物を登場させないし、事件の核心だけを描く。
「探偵ガリレオ」と「予知夢」を続けて読めたのはこうした理由がある。

東野が大阪府立大工学部出身なことから、これらの作品は生まれた。
詳しくは書かないが、彼が大学時代アーチェリー部の主将だったことが作品にも影響している。

次は直木賞受賞作、「容疑者Xの献身」を読もうと思う。
読みたい小説があるということは、実に楽しい。
東野、そして湯川には大いに期待する。

※1月10日、一部内容を訂正した。

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最終更新日  2008.01.10 19:49:20


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