りゅうちゃんミストラル

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2009.01.07
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カテゴリ: テレビ




司会は爆笑問題。
ゲストが豪華で評論家の立花隆、糸井重里、加山雄三、矢口真里。
特に糸井重里は80年代に教育テレビで「 YOU 」の司会をしていた。
YMOをゲストに迎えた回を紹介していたのはとても懐かしい。
「YOU」は、10代20代の視聴者を惹きつけた。
その後、「真剣10代しゃべり場」や「一期一会」などの基礎となっている。

手塚治虫やオノ・ヨーコ、加山雄三など、これまた豪華なインタビューも紹介。

立花隆が9月11日のテロに関する指摘をしていたのは印象に残った。
貿易センタービルでのテロで、犠牲者は約3000人だという。
あの燃え、崩れ落ちるビルを生中継で見ていた人は多かったのではないか。
広島に投下された原爆。その犠牲者は約20万人。
その後の原爆症で亡くなった人も合わせると30万人だという。
これが記憶になると、人は「自分が見たもの」の印象が強くなる。
それは当然のことだ。
つまり、太平洋戦争での印象は印象が薄く、911テロの印象は強く残る。
「大きな事件であるか否か」と人の印象は違う。
分かっているつもりでも、忘れてしまいがちだ。

最後に再び紹介された手塚治虫のインタビューも興味深かった。
彼はこう言っていた。

「荒唐無稽がそんなに悪いことなのか?」

手塚を「荒唐無稽」だと批判する人がいたとは驚きだ。
漫画家、作家、映画監督などはある意味、荒唐無稽を表現することが役目だから。
(手塚の漫画が「個性がない」という批判はある意味正しい。
背景やキャラクターなど、記号化されていることを認めるのは私だけではない。
それは、アニメでもセル画の使い回しなどに現れている。
初期のアニメ製作が異常なほどの低予算であることからもわかる。
宮崎駿もこの点を指摘しているという。
もちろん、それでも手塚が偉大であることに何ら変わりはない)

この番組にひとつ苦言を。

出演者が話し合っている間、ガラスの床下や背景に数字が流れていた。
時間の経過を象徴していたのかも知れないが、私は不必要に感じた。
画面を見ていると気になって仕方ない。
番組の後半、海の景色を流していた時間帯のほうが集中できた。

NHKは、素晴らしいソフトをたくさん所持している。
今は亡き文化人がインタビューされているところだけでもすごい財産。
今後とも、その財産を使った番組制作に期待する。


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最終更新日  2009.01.08 11:59:47
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