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2011.04.06
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テーマ: ニュース(100306)
カテゴリ: ニュース



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海への流出止まる=高濃度放射能汚染水-徹夜で作業・福島第1原発(時事通信)

福島第一2号機、高濃度汚染水の流出止まる(読売新聞)

この件については前の記事で書いた。

海水から750万倍のヨウ素

流出が止まったのは固化剤の注入に効果があったとみられる。
この作業、50人以上もの作業員が通夜して行った。

すでに流れ出した汚染水が人体、環境に悪影響を及ぼすか。
追跡調査が必要だ。

「苦渋の決断」で放出を決めた「低レベルの汚染水」。
これについてもどの程度「低レベル」なのか。

健康面での影響はないのか、今後検証されるべき問題だ。
(読売の記事によると、ヨウ素は基準の500倍程度とのこと)

日本が島国である以上、海への汚染水放出は近隣諸国にも影響が及ぶ。
すでに韓国は日本政府から事前の協議がなかったとしている。

汚染水の放出「情報公開不足」 近隣諸国に不満広がる(asahi.com)

放出が日本海ではなく太平洋であっても問題は当然ある。
韓国だけではなく、ロシアも懸念を表明している。

さらに、今回の事故で出た原発内部の汚染水をどうするのか。
東電だけでなく政府の決断が必要になる。

6日の読売社説も、この件について書いている。

原発汚染水 冷却機能の回復で放出止めよ(4月6日付・読売社説)

「汚染水貯蔵タンク」はどれだけの大きさになるのか。
長期にわたる監視が必要。

福島原発の廃炉とともに、今後大きな課題となるのは必至。
日本国内だけでなく、海外からも協力を求める必要がある。

廃炉に向けての作業でも、作業員たちの被曝がどの程度になるか。
この点も大いに気がかり。

人的、物的損失は天文学的数字になる。
これは間違いない。
「原子力発電の電力は安い」というセールスポイントはウソだった。

廃炉に向けた福島原発の作業はこれからが勝負


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最終更新日  2011.04.06 10:08:50


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