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2011.08.10
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カテゴリ: ニュース

8月8日 新幹線で福島に着いた時、東京に比べ放射線が10倍に 小出裕章(MBS)
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/08/09/tanemaki-aug8/
2011年8月9日 小出裕章(京大助教)非公式まとめ

2011年8月8日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組内容

2011年8月 8日【月】
原爆の日に考える先週土曜日は"広島"、あすは"長崎"の原爆の日。福島第一原発の事故の後、初めてという意味でも注目されています。どちらの式典にも参加する軍事ジャーナリストの前田哲男さんと今年の原爆に日に考えることを語ります。前田さんは、ビキニ環礁で行われた水爆実験の取材を10年ほど続け、被爆した住民をみ続けています。
京都大学の小出先生には福島県に行かれた話しを聞きます。

録画
20110808 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=0soic6II3nI&feature=player_embedded

内容書き起こし
8/8 小出裕章「(国会議員の原発事故への知識のレベルは)全然変わってない」東京・福島の講演の旅で感じたこと
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65756610.html

2011年8月8日、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演しました。その内容の書き起こしです。

(書き起こし)

水野「では京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんにうかがいます。小出さんこんばんわー」

小出「こんばんわ」

平野「よろしくお願い致します」

水野「よろしくお願い致します」

小出「よろしくおねがいします」

水野「8月8日からですね、講演の旅に出ていらっしゃったと伺っております。東京や福島などを訪れてこられたということなので是非そのあたりのお話を聞かせていただきたいと思います。」

小出「はい」

水野「まず東京では国会議員の方の集まりに出られたんですか?」

小出「はい、えー......」

水野「どんな会合だったんですか?」

小出「超党派国会議員の方々を集めての、人間とサイエンスの会というのが有りまして私が行ったのは百三十何回目だったと思いますが。そういう集まりに呼ばれまして。衆議院の議員会館に行ってきました」

水野「超党派っていうことは与党も野党も、ということでしょうか」

小出「そうです」

水野「どの辺の幅で集まってらっしゃったんですか?」

小出「えーっと私が、あのーお話させていただいたのは民主党の方と自民党の方しかおりませんでしたけど、多分何がしかの方がおられたんだろうなあと思います」

水野「ふーん。何人くらいの議員さんが?」

小出「えー衆議院の議員会館の一番大きな多分部屋だったと思いますが。300人くらいの部屋にほとんど満員の方がいらっしゃって一番前のところに えー、議員の方々の特別の席というのがありました。んで入れ替わり立ち代わり、最初からおられたかたもいるし、最後までおられた方もいらっしゃるけれど も。さっさと帰って行かれるかたもいるし。えー終わりのころにポロっと来られた方もいるという。」

(※スタジオ笑い)

小出「まあそんな形でまあ次々と来られては帰って行かれるそんな形だ、でした。」

水野「なにかこう国会議員の方のお話をなさってあの、がつんとくるものというんか、あ、この人だったら前向きに動いてくれるなって思われる何かございましたか」

小出「えー、すいませんがありませんでした」

水野「はあー...」

小出「ただ、えー、宮城県選出の方というのがいらっしゃって、まあそれなりに今回の震災、あるいは福島原発のことも、かなり意識してくださっているなと、わたくしのほうから感じた方はいらっしゃいました。」

水野「あの5月末に参議院の行政監視委員会の参考人としてお話しなさったときとですね、国会議員の方のこの原発事故問題に対する、えー知識のレベルというのは格段に上がっているものがありましたか」

小出「全然あの変わっていないと思いました(笑)」

水野「全然変わってない?」

小出「はい」

水野「それは......。そうですか。」

小出「はい」

平野「あの先生がおっしゃってたあのタンカーの話とかですね、まあ地下ダム計画、遮蔽壁の話なんかについてのですね、まあ本当に急がれるまあ話が、ずっと続いてるんですけど。そのへんに彼等が真剣に取り組んでいるという気配も特に感じられませんでしたか?」

小出「えーと今回はですね、えー、人間とサイエンスの会ということで、えー、地球の未来の話をしようと求められたので」

平野「原発のいわゆる対応策じゃなかった」

小出「はい、福島原発個別のことは最小限にとどめまして、原子力がもってる基本的な問題、あるいはこれからの未来の世界の作り方というような話をさ せていただきましたので、えータンカーの話も地下ダムの話も、私の方からもしませんでしたし議員の方からもそういう話は全く有りませんでした」

平野「あ、そうですか」

小出「はい」

水野「そうですか。そして東京から福島へ移動なさったのはこれ新幹線ですか?」

小出「そうです」

水野「あのー放射能の測定器も先生お持ちだったと聞いていますが。これどのような状況でしたですか?」

小出「はい。えー東京から新幹線で福島に行ったのですが。あの福島の方々が私と一緒に新幹線に同行してくださって。その方々が放射線の測定器ももっ て一緒に行ってくれました。それで新幹線に乗った途端に、測定器のスイッチを入れまして、そして時々刻々その測定値の値を見ながら福島まで行きましたが。 福島に行くに従ってカウントが、新幹線の車内、走っている車内ですね。で次々と上がっていくと、いう状態で。東京駅をでるころに比べると福島駅についたと きには、まあ10倍とは言いませんが、それに近い数字まで上がっていて。私としては大変重苦しい気持で福島に入りました。」

水野「この10倍近い、ものになっていくというのは、どのレベルでの10倍かってのもあると思うんですけどね。」

小出「はい」

水野「まあ、どうなんですか?」

小出「えーと東京の、多分東京駅の周辺はですね、1年間に1ミリシーベルトにはまあならないというぐらいだと私は思っていますけれども。えーそれが 10倍になったということは、えー福島に、駅の周辺で1年間に10ミリシーベルトにはならないだろう、精精そのぐらいの、ということですね。でももうはる かに許容被曝量は超えていると、いうことが目で次第にわかってしまうというような数値でした。」

水野「本来は1年間に1ミリシーベルト以上の放射線を受けてはならない」

小出「そうです」

水野「ですね一般の人は」

小出「そうです」

水野「それがまあ10ミリシーベルトに近いものになってきたと、いうこと。そうした中で福島市内で、あのいろんな一般の方々の質問も受けられたと聞 いているんですが。あのどのような質問が出て、また小出先生どういうふうにお答えになったのか、なにか具体例を教えていただけませんか?」

小出「ええまあ大変みなさん、ご、不安の中におられたと思いますし、当然のことなわけで。子供たちをどう守れるかということを皆さん気にされてい る、わけだし。これから食べ物をどのようにしていったらいいのかということが多分福島の方々の関心事だったんだと思います。えーそのような質問が出されま したし。私としては大変もう自分自身が頭を抱えてる、えー、ことで、質問されても的確にお答えできたかどうかという自信もないような事になりました。もう 汚染がさけられないのでこれからは出来ることは子供たちをどうやってまもるかと、いうことであるという、それだけ私は話させていただいたということで す。」

水野「はあ...。先ほどニュースでも福島県から外へ転校したいという子供さんたちがまああのいらっしゃるというおはなしをお伝えしたんですけれども」

小出「はい」

水野「実際福島県では外へ出ていきたいという人もいればですね、いや今こそ出ていかずに頑張るべきだという人もいると聞くんですね」

小出「はい」

水野「そのあたりの地元の方々の悩みというのはどんなふうに小出先生は感じられましたか?」

小出「多分みなさん同じように悩んでる。その今水野さんがおっしゃったように悩んでると、思います。もちろん私は子供たちに被曝をさせたくありませ んので、一番私が望んでるのは避難だと言いました。でも避難をしてしまうと、え...、例えば子供たちだけ避難をするということになれば家庭が崩壊してしま うわけですし、一家全体が避難をしようと思えば、いったいその過程の生活、収入をどうすればいいのかということがあって生活が崩壊しかねない。ましてや一次産業を担ってきた農業や酪農業のような方々は土そのものが命だったわけですから、避難をすればそれで命が終わってしまう、心が潰れてしまうということにな る、わけで、私としてはどうしていいかわかりませんと、そうお答えしました。」

水野「はあ......。そうするとみなさんどんな反応ですか」

小出「えーわかりません、大変お困りになったろうと思いますけれども、大変申し訳ないけれども私に言えるのはそれだけであって、えーでも子供たちを守るためには例えば子供たちが集中的に集まる校庭あるいは園庭の土は是非とも剥ぎ取らなければいけないし、学校給食には汚染のないと分かっているものを使わなければいけないので、そのように働きかけてくださいとお願いしてきました」

水野「ただ給食の場合は福島のその、ね、生産者の方の子供さんたちも給食を一緒に食べるわけですよね」

小出「そうです」

水野「その時にお父さんお母さんたちが作ったものは汚染されてるから給食には出てこないようにしましょうということに実際上なりかねないですね?」

小出「そうですでも...」

水野「これは辛い話で」

小出「はい。大変辛い話ですけれども、もう3月11日を境に世界が変わったわけですから、学校給食に関しては福島だから地産地消で福島のものということは私は正しくないと、思います。えー子供たちにはやはり汚染の少ないものを与えて汚染の高いものはまあ福島の大人も含めて、大人たちが引き受けるという生き方をする以外にないと私はその場でも皆さんに話しました。」

水野「あー、ね、福島でもその話をなさるというのは本当にお辛かったろうと」

小出「はい」水野「おもいます。えーありがとうございました。また明日もよろしくお願いします」

小出「はいこちらこそ宜しくー」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺いました」

(書き起こし、ここまで)



7.5 仙台 小出裕章さん講演後、質疑応答部 1/2
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=isBFz6k-2Nk

7.5 仙台 小出裕章さん講演後、質疑応答部 2/2
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=6TtVF2BaxR8






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最終更新日  2011.08.10 09:20:58


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