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確定申告 税理士


今年も、確定申告の時期がやってきました。

サラリーマンの場合は、確定申告をしなくてもよい場合があると思いますが、事業者の場合は確定申告等を行わなければなりません。

なかには事業者さんでも、税理士さんの助けを得ずに、確定申告を作成されている方もおられることでしょう。

もちろんそれは良いことだと思います。

税理士報酬を支払わなくてもよいですし。


税務署員だけのヒミツの節税術 あらゆる領収書は経費で落とせる確定申告編 (中公新書ラクレ) [ 大村大次郎 ]

ところで、以前にアパートローンを借りている銀行の担当者の話では、アパートローン顧客のうち、十数人は確定申告は税理士さんに行ってもらっているのに対して、税理士さんなしで確定申告を行っている家主さんは2人しかいないということを話されていました。

つまり家主さんの多くが税理士さんに確定申告の依頼しているというのです。

そしてなるのも、もっともなことだと思います。

というのも不動産の関係する申告は、とても複雑で、税に詳しくない素人には手に負えない部分があるからです。

おそらくは独力で確定申告を行うならば、税務署のほうから何度も呼び出しが来て、何回も税務署に通わなければならないかもしれません。

このてん税理士さんに確定申告を依頼すると、非常に楽です。

税務署側は問い合わせをする場合でも、税理士さんに問い合わせますので、こちらから税務署に何度も足を運ぶということもありません。

さらにアパートローンを借りている銀行サイドからしても、税理士に確定申告を行ってもらっているほうが安心感があるようで、税理士さんも銀行からも税理士さんを紹介してもらうこともできるようです。

このように税理士さんによって、きちんとした確定申告を行っているならば、銀行サイドの心象はよくなるようです。

さらに税理士さんは税金のプロですから、素人には気づかない節税のポイントやコツを知っておられます。

ですから、思わぬ事柄で、控除できるてんに気づかされることもあるでしょう。

もちろん税理士さんの報酬は支払わなければならず、確定申告の内容にもよりますが、作成にかかる費用として、最低は5万円を見ていたほうが良いかもしれませんが、しかしそれ以上のメリットが生じる場合があるのも事実です。


自分ですらすらできる確定申告の書き方平成30年3月15日締切分 [ 渡辺義則 ]

2016/3/2

今は確定申告の最盛期ですが、大家であるならば税理士さんに頼んだり、あるいは自分で確定申告書を作成したりするものです。ところで医療費控除という制度がありますが、通常は、一定以上、つまり10万円以上の医療費がかかった人が受けられる制度と思われています。大家の私もそう思っていましたが、実は10万円以下でも受けられるのです!

その理由はこの制度、正確には控除額は、医療費-10万円か所得金額の5%のどちらか少ないほうを控除にかけることができるのです。例えば給与収入が120万円あるならば所得は65万円を差し引いた55万円となり、55万円の5%は2万7千5百円、つまり2万7千5百円以上の医療費の支払いがあるならば、10万円に満たなくても控除にすることができるというわけです。

楽天ブックス 木村大次郎著「税務署員だけのヒミツの節税術 あらゆる領収書は経費で落とせる 確定申告編」私も実はこの本を読んで医療費控除の賢い活用方法について知ることができました。

ところで配偶者がいて2人とも103万円以上の収入があって別個に確定申告をしているならば、この医療費控除を夫でも妻にでも、どちらの申告かにつけることができます。例えば夫と妻の合算したい支払った医療費が5万円だとします。夫の所得が300万円だとすると医療費控除にすることはできませんが、妻の所得が100万円だとするならば、100万円の5%が5万円なので、妻の確定申告に医療費控除をつけることができます。ちょっとした節税術ですが、これだけでも5千円~1万円の節税ができるかもしれません。

節税は工夫しだいで多くの事を行うことができます。そしてそれが大家の家計の助けになっているのです。


2016/2/9

今年の確定申告も税理士さんに依頼し、税理士さんが自宅に来られました。約束通りの時刻の来られ、打合せが始まりました。まず収入分の書類を1つ1つ渡していきます。渡しながら説明を加えたり、税理士さんから説明を求められたりしながらです。

次に支出分、特に不動産の経費として計上されるものの書類、そして所得税控除の対象となる書類を1つ1つ渡していきます。すべての書類を渡し終えて最後に税理士さんに、今年から青色申告特別控除にしてもらえないでしょうか、と切り出しました。以前、電話でもそのことができる旨を税理士さんから聞いていたからです。

マグレックス 青色申告スマート for Windows AS1597 最近はスマートフォンでも青色申告を作成することができるんですね。

私も以前のブログで再三、青色申告特別控除を勧めてはいましたが、そこで大誤算が発生しました。税理士さんいわく「できますけど、これまで以上に手間がかかりますので、当然報酬は高くなりますよ。」

もちろん私もある程度、税理士手数料が高くなるかとは覚悟していましたが、どれぐらいですかと尋ねると「これまでの3倍ぐらい」という返答。

たちまちあたりが暗くなったような感じで、頭の中で計算してみたところ、税理士報酬を考慮に入れた計算では、通常の青色申告と青色申告特別控除とで、さほど差がないことに気づき、今回は結局、これまでと同じ、通常の青色申告で作成していただくことになりました。つまり今回、勉強したことは、 税理士さんに青色申告特別控除で申告を依頼するならば税理士報酬が高額になる ということです。

もちろん不動産の申告の場合、経費で計上できるもので修繕費などで大きく変動することがあります。大規模改修工事など行えば大赤字になることは間違いなく、翌年に赤字を繰り越すことのできる青色申告特別控除はとても魅力的です。1年1年、申告のさい に青色申告と青色申告特別控除のどちらが最善かを見極めて税理士さんに申告を依頼していきたいと思います。

私も大家にとって節税は大切だと考えています。

提携サイト 小規模マンションオーナーの四苦八苦家計簿 もどうぞご覧になってください。


2016/2/2

2月になり、大家さんにとっての重要行事が近づいてきました。重要行事つまり確定申告です。自分で確定申告をされている大家さんもおられると思いますが、税理士さんに依頼している大家さんも少ないなと思います。

とにかく不動産のからんんだ申告は複雑です。所有マンションにオーナー使用部屋があると、必要経費が按分になりますし、減価償却や、利息の支払い、固定資産税、建物にかける損害保険など様々事柄が関係しています。不動産の素人では間違えてしまいそうですが。(父の申告も後に税理士さんに見てもらいましたが、幾つかの間違いを指摘されました)

税理士さん選びの助けになる本です。他にも融資先銀行に紹介してもらうこともできます。 

それで私は税理士さんに依頼しています。前大家だった父は自分で確定申告をしていました。しかし私には税理士さんにやってもらうようにと言っていましたし、定年退職していた父はそうするだけの時間がありましたが、私の場合は税務署に行ったりする時間もけっこうかかりそれが大変なのでそうしています。

それで早速、1月25日の朝、毎年お願いしている税理士さんに電話でお願いし、2月2日に来てくださることになりました。

ところで担当の税理士さんですが、アパートマンションローンを借りているりそな銀行の担当者に紹介してほしいと頼み、紹介してもらいました。大阪に事務所をかまえる税理士さんですが、銀行が紹介してくれたおかげか、報酬も比較的安く済んでいて助かっています。 

昨年までは10万円控除の青色申告をしていましたが、今年からは65万円控除の青色申告特別控除にしてほしいと頼んでいますが、それはどうなるかわかりません。税理士さんも「そのためにはパソコンのソフトでもいいから帳簿をつけてくださいね」と言っておられたのでそうしてきましたが・・

また2月9日ごろのブログで、税理士さんとの打ち合わせの結果について書いてみようと思います。 

 どうせ青色申告するならば青色申告特別控除を目ざしましょう。特に不動産収入が大規模改修工事などで1年毎に大きく変動することのある大家さんは検討すべきだと思います。

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