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朝食をきちんと食べること


なんとか体重を落とそうとして、簡単にできそうな事柄として朝食を抜く方も少なくないかもしれません。

朝は食欲もさほどなく昼や夕食を抜くよりも行いやすいのかもしれません。

とにかく一日に食べるカロリー数を落とさなければいけないこということで、朝食を抜けばカロリー数の削減に成功できると考える方もおられることでしょう。

それでは朝食を抜くことによって効果的に減量することができるのでしょうか。

真実は

朝食を抜くことはダイエットにはおすすめできない

​​

​というのが事実のようです。

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ではなぜ朝食を抜くことがダイエットに向かないのでしょうか。

実は気になる次のような研究論文があるのです。

国立がん研究センターと大阪大学の共同研究グループが先月、米国の脳卒中専門医学誌『ストローク』に公表した事柄ですが


「これまでも朝食欠食は、高血圧、脂質異常、肥満、II型糖尿病といった生活習慣病のリスクになるといった研究結果はありました。また子どもが欠食すると、集中力が低下し、成績が下がったり、怪我しやすくなるということも指摘されてきました。ですが今回の研究で、子どもだけでなく、45歳以上の健康な成人でも朝食欠食の習慣は、生活習慣病の先にある脳卒中、中でも脳出血につながってしまうことがデータではっきりと浮かび上がりました。日本で脳卒中と朝食摂取頻度の関連性を見た研究は初めてです」

​という内容です。

これは大阪大学医学系研究科の磯博康教授の言葉です。

つまりは朝食を抜くことは、健康にはもちろんよくありませんし、仕事や学習能力に悪影響を及ぼすだけでなく、肥満の原因にもなるというのです。

太り理由は、様々あるようですが、どうやら朝食を抜くと、その分、お昼や夕食で食べてしまうからというのが主な原因のようです。

それでは、昼と夕食を食べすぎないように気をつけたらいいのではと思われるかもしれませが、実際にそれでいて自己抑制ができるのか、さらには朝食を抜くことによる健康上のリスクを防ぐことができるかといった問題が生じてきます。

そう考えると朝食を抜くリスクを冒すよりも、3食バランスよく食事を取りながら減量に挑むほうが良いのかもしれません。


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2016/2/27

朝食を取ることがすすめられて何年にもなります。特に子供たちの場合は、朝食を取ってから学校に行くことが、強く勧められています。しかし朝が苦手で、ギリギリまで寝て通学、通勤することが習慣づいているのならば、つい朝食を取らずに行ってしまうということもあるのかもしれません。実際、小中学生の1~2割は朝食を取らないことがあるといわれています。

また大人で朝食を取らない方も少なくありませんが、その理由が健康やダイエットのためという方も少なくないのです。確かに単純なカロリー摂取の観点からすると、一食ぬかすと、その分、摂取カロリーが減りダイエットにつながると考えてしまうかもしれません。しかし実際は計算通りにはいかないようです。2016年2月9日産経新聞の北原ライフサポートクリニック内科医 下島和弥先生の記事によると、「朝食をとらない人の方が肥満が多く、糖尿病や心血管疾患の発症率も高い」というのです。

楽天ブックス 「みんなの朝食日記」にはどんな朝食を楽しんでいるのかが紹介されています。

ところで下島先生によると、朝食をとることによる健康効果について次のようにも述べておられます。「朝食を食べることで体内時計が正常に働き、1日を通して活発に活動できるようになりエネルギー消費量が多くなること、また朝食を食べる習慣のある人は、食生活をコントロールできる傾向にあり、暴飲暴食が少ない」ということです。

つまり減量を目指しているならば朝食はきちんと食べたほうがよいというのです。 

大家の私も朝食は食べているほうですが、改めて朝食の大切さに気づかされました。 

楽天ブックス 小林弘幸著「朝だけ腸活ダイエット」本の題名のとおりのダイエット方ですが、関心のあるかたはどうぞ。


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