私のよく知っている近所の新聞販売店では、高齢者が多く配達業務に携わっています。しかし突然、リタイアする配達員も少なくありません。その原因が骨折です。最近でも忘年会帰りに階段から落ちて肩の骨を骨折しリタイアしたという高齢者の配達員がおられました。
それ以外でも、元気だったあのお爺ちゃん、お婆ちゃんが骨折して入院したということはよく聞く話です。
例えば、阪神間、特に大阪平野の都会では坂道がほとんどありませんので、高齢者でもよく自転車を利用している方が数多くおられます。もちろん高齢者が外に出て自転車で買い物などに行かれるのは健康にもよいことだと思いますが、しかし自転車に乗っている時に、こけてしまい骨折してしまったといことはよくあるようです。
このように高齢者に骨折が多い原因の1つが骨粗鬆症です。つまり骨密度が低下し、骨ががもろくなってしまう病気です。高齢者の場合、骨折してしまうと普段の活動や仕事ができなくなるばかりでなく、長い入院期間を経てそのまま介護が必要になる人もいます。そうなると自分だけでなく周りの家族にも多大のストレスを負わせることになりまねません。
ところで産経新聞に記事には骨粗鬆症予防のためカルシウムを摂取することと、ビタミンDを含む魚などを食べることがすすめられていました。
しかし食べ物に気をつけるだけでなく、運動習慣も大切だと記事には書かれていました。よく歩くことや、階段を上ることでもいいようです。とにかくよく運動することは、骨粗鬆症予防に効果があるようです。
とにかくこれまではエレべーターを、とかく利用しがちでしたが(2階でも)、これからはできるだけ階段を上るようにしていきたいと思いました。