ワルディーの京都案内

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2016/03/26
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カテゴリ: 京都のニュース
2016年

 京都府亀岡市の 亀岡祭 の山鉾の一つ、 八幡山 の前懸(まえかけ)が、修理を終えて24日に八幡山鉾保存会に戻った。牡丹(ぼたん)と鳳凰(ほうおう)が描かれた懸装品は、新たに色を補ったりはせず、劣化を食い止める作業が施された。保存会は「今の状態を保ち、次につないでいきたい」としている。

 前懸は、18世紀の清時代の中国で織られたと推定され、江戸時代に幕として新調した。幕全体の大きさは高さ1・9メートル、幅1・3メートル。糸がはがれ落ちるなど、全体的に傷みが激しかった。

文化庁の補助金 を受け、約10カ月かけて修理した。原形を維持し、長く保存できる状態にするため、糸が浮いている所は新たな糸でとじ、はがれ落ちた部分は破損が広がらないよう糸で押さえた。費用は約390万円。

 長く刺しゅうと考えられていたが、調査した結果、織物とみられることが分かった。担当した龍村美術織物(京都市中京区)によると、仕立てを解体したところ、へり部分の糸が折り返してあり、織物の一種「紗地綴織(しゃじつづれおり)」と考えられるという。担当者は「ほかではあまり類のない珍しい幕」とする。

 この日は保存会の会員が西町会議所に集まり、丁寧に糸がかけられた前懸を確認した。会員の一人で4月に西町自治会長に就任する山田猛さん(74)は「あらためて古いもののすごさを感じた。保存していくのは大変だが、次代に継承したい」と話した。




修理を終え、八幡山鉾保存会に戻ってきた前懸(亀岡市西町・西町会議所)
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最終更新日  2019/03/09 07:57:52 AM コメントを書く


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