ねこまたおうなの昔語り

ねこまたおうなの昔語り

2010年06月18日
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カテゴリ: 読書感想
今更という感じですが、覚書として記録だけしておこうと思います。
三月からの読書遍歴です。
「今年は、せめて読んだ本ぐらいメモっておこうぜっ」
って、誓いを立てていましたのでね(-_-)
読んだ直ぐに感想を上げるという行為は、早々に挫折いたしました。

それでは、順不同ですが、“読んだ”本リストぉ~。

伊坂幸太郎
★アヒルと鴨のコインロッカー(創元推理文庫) 
★ラッシュライフ(新潮文庫)


「この程度の作品が世の中に受け入れられるのは、少々残念」
と、家人が恐れ多くも言い放つは伊坂作品。
家人的には、
「もっと面白い本って世の中にあるんだぜよ」
ということらしい。
読書量は、半端ない方なんで納得はするが、
“趣味”というか“ツボ”が違うんだよなぁ。私とは(苦笑)

私は、この三作品の中では、「オーデュポンの祈り」が好きだな。
分かりやす過ぎると言われたらそれまでだけれど…。
“オズの魔法使い”を彷彿させるキャラクターと、日本の原風景を兼ね備えたような設定。「リアルじゃないけど、あったら救われるかも…」という予測範囲のストリー展開。
お伽噺ですよ、これは。シュールとか言われるみたいだけど、シュールって今一つよくわからんけど一般的には、シュールなのか???



世界観の切なさでは、アヒルと鴨のコインロッカーかな。
読んだ直後は、「ふ~ん」って感じだけど、今思い起こすと、
熟成されていく感あり。特にラスト。
ラッシュライフは、陽気なギャング、重力ピエロに繋がる作品。
いつも彼の作品を読んで感じるのは、

あと、実際に起きてる事例に対して「斜に構える」輩が増えるのも不愉快だなと感じる。
まぁ、「作品に影響されて」なんて、単純な人は、いないと思うけれどね。

と思うくらいに、映像的な作品が多い人ですよね。

私は、オーデュポンの案山子と一度語ってみたいよ。


西澤保彦
★解体諸因(講談社文庫)
★麦酒の家の冒険(講談社文庫)
★複製症候群(講談社文庫)

複製症候群は、SF的要素を取り入れた推理小説。
友人が数年前に
「今は、ミステリーは、SFとコラボするのがブームなんだよ」
と言ってた。
「なるほど、これもそのうちの一つか…」と思いつつ読んだ。
一つの傾向として、とある作品が流行ると二匹目のドジョウを狙う編集者が増えるらしい。
どの世界でも言えることだけれど、閉塞した世界に風穴を開けると
一時爆発が起きるみたいな感じ?
同じようなムーブメントは、繰り返し繰り返し現れるけれど。
それをとらえ続けてる人にとっては、
「あの作品は、既に誰それがやった事、モノを知らなさすぎ…」的な解釈になるんだろうね。でも、若い人にとっては、新鮮だわさ。年寄りの蘊蓄は、邪魔だろうと思うよって、個人的にとある人へのメッセージを入れてどうする(爆)

麦酒の家の冒険は、これからの季節、麦酒好きには、お勧めしない。
酒量が確実に増えそう。丁度、怪我してて飲めない状態にあった私、もう、苦しかったよ(笑)飲みたくなって。推理どうこうより、「ツマミ無くっても飲めるんだったら、イイよなぁ」とか関係ないところで一人盛り上がった。麦酒って利尿作用あるから、女性陣的にはどうよ?とか、脱水症状になるんじゃないか?等々楽しめました。

解体諸因は、そっち系が好きなら、どうぞ(笑)
スプラッタではないので、推理小説の解体モノ入門書および傾向と対策になるでしょう。

石田依良
★エンジェル(集英社文庫)
昭和のムーブメントを感じる作品。
これもSF風味なミステリー。新鮮味はないと思う。
昭和生まれには、懐かしい固有名詞が一杯。

確かにSF風味なものって、過去作品を超えるのは難しくって、その世界観を踏襲しつつ発展させていくって感じなモノが多いのかしらね?
ブラッドベリとか、現代風な絵柄で再現すれば良いのにね。
萩尾望都は、若い子に受けない絵柄らしいけど(まわりの婦女子曰く)

石持浅海
★扉は閉ざされたまま(祥伝社文庫)
うん、でもね決め手となるメガネね、どうなんでしょう?
弱くない?というか、嵌められてるよ彼女に。
世間では、こうゆうのが受けるのか。勉強になるなぁ。

三浦しおん
★私が語りはじめた彼は(新潮文庫)
文学的なラッシュライフって感じ?
綺麗な文体で、読んでいて素敵なんだけど女性的。
短編風に並べられているから、苦痛なく読めます。
他の作品も読んでみたいけれど、家にはないなぁ。
まさに、女流の作家さんの描く作品。でも、陰湿な感じはないです。
美味しいミネラルウォーター的作品でした。


★ロゼッタストーン解読(新潮文庫)
レスリー・アドキンズ
ロイ・アドキンズ 
木原武一訳

これがね、実は、凄い収穫本でした。
翻訳は、「学生にでも分担させたんじゃないの?」なんて思うほど、
読み辛くって苦労したけれど、内容的には、下手な小説より面白かった。
時代に翻弄された研究者の物語(小説ではないです)で、
ナポレオン以降の時代の流れが腹に落ちた(言い過ぎ)
この内容じゃなかったら、途中読むの挫折してたと思う。
西洋人が、エジプトに固執してた理由とか、よく分かった。
ロゼッタストーン実物見ておいて良かった。これ読まなかったら、
「凄い、歴史便覧に載ってたモノが大英博物館に一杯ある~」
だけの感想を持ち続けて終わっていた。
既に一昔前の事だけど、もう一回行ってみたい。

昔、手塚治虫が
「勉強を一生懸命すると、道端に転がってる石一つからでも、物語を感じる事が出来る」的な事を言ってたけれど、真実だよなぁ。深いよなぁ。手塚治虫って…(あれ?そこ?)

★格安エアラインで世界一周(新潮文庫)
下川祐治

ひたすら格安チケットで世界を一周するという旅行本。
今や夢の飛行機ライフは、終了してしまってる現実の方が私としては、チョット悲しい。
これじゃ、まるで空飛ぶ缶詰(コンテナ)状態じゃん。

★定年からの旅行術(講談社現代新書)
加藤仁

タイトル通りの本。取材した作者は、そりゃ楽しかっただろう。
色々な人の話を実際に会って聞く事が出来て。
でも、読者である私には…。
詳しくは、WEBでって、TVCMみたい。
ブログを探して読んだ方が、面白いと思います。

という感じで、書きなぐってみました。
たいした内容のない感想ですが、おやつからの誘惑に勝てました(-"-)
へへへ…。今日は、おやつ食べないぞって決めてたんで。
読書しててもおやつ食べたくなってしまう程食いしん坊なんです。

実は、ここ最近妙にイライラしてまともに本読んでませんでした。
常に読書出来る方というのは、集中力、記憶力と素晴らしい能力持ってると思うんで
正直羨ましいです。
一度読んだ本の内容は、決して忘れないという方が、居られますが、
そりゃ、素晴らしいですよ。才能ですよ。憧れますよ。
時間に無駄が無い。あやかりたいもんです。
イイね!人生に幅があって!(にっこり)

いつも文章打ち込んでも消しちゃうんで、本日は貼りコペメモをしてみました(笑)
チョットした手間を惜しむなって事ですよね。









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最終更新日  2010年06月18日 16時53分13秒
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