ねこまたおうなの昔語り

ねこまたおうなの昔語り

2011年05月29日
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カテゴリ: 思い出
故郷に『たあさ』と呼ばれた人がいた。
私が、小さい頃には、既にいたので年齢すら知らない。
ある時、人づてに
「『たあさ』が、死んだらしいよ!交通事故だって!」
と、聞いた。

この話題は、あっという間に町中の人が知るところとなった。
地元で『たあさ』を知らない人間は、いないからだ。
何故だか理由は、分からないけれど
『たあさ』は半径30km位のところを縄張りのように

今で言うところの知的障害者だったのだろう。

でも、それを聞いた人は、みんな悲しんだ…。
誰からも何故か親しまれた『たあさ』だ。

『たあさ』ほど、人に知られ愛された人を
私は、知らない。

『たあさ』は、まだ地元の何所かを歩いているのだろうか?
ただ前を向いて、ひたすら歩いて微笑んで。

好きだったなぁ。

『たあさ』





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最終更新日  2011年05月29日 15時52分04秒
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