カルビ家の日常

カルビ家の日常

2004年11月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私が高校3年生の冬、我が家にネコが来た。

生後2ヶ月の女の子。


小さい頃からずっとネコを飼いたくて、ネコと暮らすのが夢だった私。
よく捨て猫を拾ってきては、怒られたっけ・・・。
ハハがネコ嫌いなので、その夢は叶えられず。


そして。
私は、その夢を当時の彼氏に託すことに。
動物が大好きだった、当時の彼。


ある日。
『ネコ飼いたいけど、家で飼えないから代わりに飼って!!』
と、無理を承知で言ってみた。

一人暮らしだから・・・と最初は渋っていた彼も、私の熱意に負けて
「・・・じゃあ、飼うよ」
と、承諾。

早速ペットショップへ行った私たち。
500円で売られていた雑種の子猫ちゃんたちの中から選んだのが、白黒で牛模様の子猫。
しっぽの先が曲がってる。
お鼻には変な黒い点がついてるけど、これも愛嬌。
大事に大事に抱えて帰って、考えに考えた末“ハル”と命名した。

呼びやすいし、かわいいから。

その翌日。
「大変だー!!」
と、彼からの電話。
ハルは、イキナリ血が混じったウンチをしてくれた。

検査の結果は、異常なし。
薬を出してもらって、ご飯に混ぜて飲ませてたら難なく回復。
とにかく、ホッとした。


年末になって、彼が実家に帰省することになった。
帰省してる間、ハルは私の家に置いておくことに。
ネコ嫌いのハハは、
「絶対に部屋から出さないでね!」
と、渋々承知。


ハルを家に連れて帰ってきた日。
私の部屋で無邪気に遊んでいるハルを見て、ハハが
「わぁ、まだ小さいんだー。かわいいー」
と、頭を撫でていた。

翌日、
・ネコ用の缶詰
・ネコ用のおやつ
・ネコ用のおもちゃ
・ネコの気持ちが分かる本(参考にするらしい)
を買って帰ってきた、ハハ。

ハルにそれらを与えながら、目を細めるハハ。


数日後。
「昨日ね、ハルと一緒に寝たのよー。ウトウトしてたらハルがベッドに上がってきてね、それでね・・・」
と、自慢げに語るハハの姿があった。

もう、ハハはハルの虜になっていた。



年が明けて、帰省していた彼が戻ってきたので、そろそろハルを返さなければという話をした。

「そんな・・・。」
涙目になる、ハハ。
ハルを抱いて、離さない。


そして。
あんなにネコ嫌いだったハハの口から、信じられない言葉が飛び出した。

「このまま、うちで飼っちゃダメ?」



それから10年。
ハルは、うちの子のままです。
今も、ハハのベッドで寝ています。


= = = = = = = = =

ハルがうちの子になってから、1年半後。
マールが、キジトラ模様の子猫を連れて帰ってきました。
小雨の降る朝、近所の小学生たちが抱いていたのを奪い取ってきたらしい。

最初は、ハルが嫉妬するんじゃないかと反対していた、ハハ。
飼い主が見つかるまでという約束で、渋々承知。


キジトラのネコは、とりあえずQ(キュウ)と命名。

ハハは、私たちの前ではQに対して距離を置いているみたいだった。

Qに触ったりもせず、
「早く飼い主を見つけてあげなさいね」
と、マールを急かしたりして。

しかし。
ある日、マールが帰宅すると
「チビチビ~。おいで~♪」
と、Qと戯れるハハの姿が・・・!!
しかも、勝手に名前を変えられている!!


「お母さんがQと楽しそうに遊んでるのを見たの。もう、うちの子だよね。ふふ」
小さくガッツポーズをして見せた、マール。

いつのまにか、Qも我が家の一員になってしまった。
ハハの呼び方は、未だに“チビ”のままだけど。





それから、数年。

実家にいると、時々



ニャ―――――・・・


という音が聞こえます。

遠くの工場からの音らしい。



ある日の早朝。(5時ごろ)

誰かに揺さぶられて起こされた、マール。
目を開けると、鬼の形相のハハが立っていたそうな。


ハハ「また、ネコ拾ってきて隠してるでしょッ!!」

マール「・・・はぁ?ネコなんていないってばぁ~」

ハハ「ネコの鳴き声が聞こえたんだから!!」

マール「もー、知らないよぅ・・・」



ニャ―――――・・・



ハハ「ほらー!!」








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Last updated  2004年11月03日 02時50分11秒
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