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sachi77

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2009.03.01
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カテゴリ: 医療のこと
先日、小児救急当直でした。

150名ほどでした。

当院は、輪番制を取っていて、週のうち2回が夜間小児救急を受け入れております。
平日は比較的少なくてよいのですが・・・
土日祝日になると、夜間の受診率がアップします。

救急対応のため、夜間受診されても、投薬は1日分のみ。
これは、内科救急、外科救急も同様です。

翌朝に症状の改善がなければ、受診をしてほしいからです。


ただ、驚くのは深夜帯の2~5時ごろに、寝ている子供の体温を測ったら
熱が出ていたので、受診した。と言う例です。
新生児や、月齢の低い乳児は分るのですが・・。

受診していても、子供は半分寝ている子もいます。
朝まで待てないものなのでしょうか?

もちろん、状態にもよります。
熱性痙攣等では、初めてであれば、すぐに受診して欲しいですが。

現在は、24時間対応の電話相談窓口や、インターネットで
受診の有無をどうするのかナビゲートしてくれるホームページもあります。

その活用を本当にして欲しいと、つくづく思います。

子供や、孫が可愛いし心配なのは、どの親も一緒です。

でも、
昼間の受診より、夜間の受診のほうが、待ち時間が長いことも多々ある状況です。
薬だけで、帰宅していただく方が殆どで、統計を取ってみましたが、
当院も約90%の方が、薬のみで、注射や、検査を必要としませんでした。

また、


先日、状態の本当に悪い生後一ヶ月の赤ちゃんが受診しました。
容態悪化のため、診療は一時ストップした形で数名の医師(病棟当直医も一緒に対応している状態で)がその赤ちゃんに対応していました。

もちろん、急を要する状態で、ただならぬ雰囲気に受診患者さんたちも、息を潜めて
様子を伺っている状態で、数十分から一時間ぐらいは対応していたでしょうか。

そのような状態の中、一時間近く待っている患者様の祖母に当たる方から、
「一体いつまで待たせるの!!うちの孫も熱が出ているんや!」とクレーム。

急を要する事態のために暫くお待ちくださいと、事前に説明はしていたのですが、
待ち時間が、長くなったためと思われました。

その時、容態悪化の赤ちゃんは、ストレッチャー(搬送用のベッド)に人工呼吸器の管を入れ、酸素をしてまさに、移動するところでした。

医療者側から見ると、この状態の赤ちゃんを目の前にして、医療者が形相を変えて対応しているのに、どうして、その言葉がでるのかという思いもありました。

「容態の悪い患者様がいらっしゃいますので、先生の手が空きません。もう暫くお待ちください。申し訳ありません」と言うことが精一杯でした。
「うちの子も救急車で来たら、すぐに見てもらえたんやろ。救急車で来たらよかったわ。こんなに待たされるんやったら!」と怒りが収まらない様子でした。


わが子が一番可愛いのは、誰でも同じです。早くみて欲しいと願うのはどの親も同じです。
でも、状態の悪い赤ちゃんを目の前にして、その言葉を言える真理が理解できません。
隣には、状態の悪い赤ちゃんのご両親がいらっしゃるのです。
わが子に、置き換えて欲しいと・・・


小児救急も、内科・外科救急もそうですが、
救急車で来るとすぐに診て貰えると思い、安易に救急車を呼ぶ傾向にあります。、
「タクシーがなかったから」
「電車が動いてなかったから」
と堂々と言っておられる患者様もいらっしゃいます。

本当に、小児救急や救急医療についてもう一度再考して欲しいと
救急当直をするたびに思う私のひとり言です。


医師も、看護師も人間です。
24時間365日フル活動できるわけがありません。
特に医師は、救急当直明けで、外来診察をしたり、手術をしたり、検査をしたりしています。

その事も、受診患者様には理解していただきたいと本当に思うこのごろでした。


つぶやきを読んで、気分を害したかたには、申し訳ありません。





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Last updated  2009.03.01 08:02:48
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