PR
Keyword Search
Freepage List
Comments
中学生の頃だっただろうか?
家族が外出して、一人で留守番をしていた日曜日の午後、何気なくつけたテレビで放映
していたのが、あの名作「黒いオルフェ」だった。
途中からだったのでストーリーよりも、あの哀しく切ないテーマ音楽が心に残り、それ以来
私の中では忘れられない曲の一つになった。
それから数年後、場所は映画の舞台のリオではなかったけれど、
パリの裏通りの小さなディスコクラブで、黒いオルフェに逢った。
あなたの瞳
静かな怒りと哀しみを湛えた瞳
その黒い瞳に見つめられて
激しく心が揺れた夜
出逢ったばかりなのに
あなたの国籍も年齢も、何も知らない
どこから来て、どこに住んでいて、これからどこへ行くのかも知らない
あなたも私のことは知らない
黒い髪の東洋人、日本人だとはわかっていても、、、
それ以上のことは 何も知らない
そういえば名前も聞いていなかった
目の前にいるあなたが全てだから、気にもしなかった
別れ際にあなたが聞いたので、私の名前は告げたけど、、、
あなたは、私の「黒いオルフェ」だったのかな。。。