スーツ縫製工場からの提案「在庫無しでスーツがドンドン売れる!」

スーツ縫製工場からの提案「在庫無しでスーツがドンドン売れる!」

2007年11月26日
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関西の百貨店各社が、紳士服の強化に乗り出している。人口減少や業態を超えた競争激化という逆風が吹く中、主力の婦人服に加えて紳士服を充実させて他社との差別化を図るのが狙い。阪急百貨店は来年2月に、大阪・梅田の商業ビル「HEPナビオ」を改装して日本最大の「メンズ館」を誕生させる計画で、紳士服を巡る熱い戦いが今後本格化する。

 このため阪急百ではメンズ館を新設し、紳士服のてこ入れを図る。10月28日に閉館したHEPナビオを改装して来年2月、梅田本店の別館として出店する。内装工事などの投資額は約40億円。
 地下1階~地上5階部分をすべて紳士服の売り場とし、梅田本店から紳士服をすべて移すだけでなく、これまで阪急百で扱っていなかった国内外のブランドも新たに導入するという。
 売り場面積は約1万6000平方メートルとなり、伊勢丹新宿店(東京都新宿区)のメンズ館(約1万平方メートル)を上回り、日本最大規模となる見通しだ。
 H2Oの椙岡俊一会長兼CEO(最高経営責任者)は「大阪の男性にもおしゃれをしてもらいたい」と話すが、その視線の先には、伊勢丹メンズ館の成功がある。
 昭和43年から新宿店に男性専門館を持っていた伊勢丹は、平成15年9月にメンズ館としてリニューアルオープンさせた。ブランドの壁を取り払って商品別に売り場を作り、若手デザイナーのブランドなども積極的に取り入れた。
 その結果、男性客数は右肩上がりで増え、夫婦やカップルの来店が増えたことで婦人服や食料品などの売り上げも増加。同社の好業績を支える要因の一つとして、業界内で高く評価されている。今年9月には、JR京都駅ビル内のジェイアール京都伊勢丹にメンズ館のノウハウを導入、紳士服売り場を刷新した。

 今回、メンズ館を計画している阪急百の場合、建て替え工事中である梅田本店での売り場面積の調整が必要であるため、新梅田本店完成後もメンズ館を存続させるかどうかは今後の課題で、「決まっていない」(椙岡会長)という。

 百貨店が入居するのは高さ300メートルの超高層ビルの下層階。上層階にはオフィスが入るため、男性客が増加するのは確実だ。中川社長は「ビジネスマンを大きな客層として意識し、紳士服のブランド、品ぞろえを増やしたい」と意気込む。
 このほか大丸、高島屋もそれぞれ梅田店、大阪店の大幅増床を機に「紳士服を強化する」(高島屋)方針。男性客の心をつかむべく、ブランドの獲得や商品企画などで各社はしのぎを削ることになりそうだ。
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Last updated  2007年11月26日 12時06分28秒


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