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2021年05月29日
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カテゴリ: 被害者遺族の声
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​  ​​先日、被害者サポートセンターあいちから依頼書を頂いた 「犯罪被害者の声
15集」の原稿に取り組んでみようかと思いました。
まだ締め切りまで時間がありますが、メンタルが低いときには書けないし、ボーっ
としていたら7月1日の締め切りに間に合わないといけないし、心にゆとりがある
うちにまず1回目の下書きをしてみようかと思います。きっと何度も書き直しです
ので、何事も早め早めが、信用に関わりますから。

もしかしたら、私の文章を読んで気分を悪くされる方もみえるかもしれません。
ご心配な方はやめといてね。ごめんなさい( ;∀;) ​​




亡き娘との約束を果たすまでは・・・

   公益社団法人 被害者サポートセンターあいち 自助グループ「絆」坂田栄子


 2021年5月末、私たち家族は長女紗愛理(さえり)の三回忌を行いました。
「逆縁」聞いたことはありましたがその意味は知りませんでした。
​まさか、私たちがこのような、子供の仏事ごとを親がする「逆縁」になってしまう
なんて思いもしませんでした。こんな信じられない悪夢が我が家に起こるなんて。

 2019年6月4日(火)坂田紗愛理(さかたさえり)は朝、愛用のピンク色の
自転車で仕事へ出かけ、そのまま帰らぬ人となってしまいました。まだ20歳、成
人式を終えたばかりでした。
その日に限って早上がりの半日勤務を1時過ぎに終えて、帰りに一人でお昼ご飯を
食べに行こうと思ったのでしょう、自宅とは反対方向のあの交差点を通ってしまっ
たのです。紗愛理は交通ルールをしっかり守り、自転車横断帯のある横断歩道を自
転車で渡っていました。ところがそこへ10トントラックが前方不注意で左折し、
紗愛理は自転車ごとトラックの下敷きにされて、頭を轢過されて即死しました。

私の元へ連絡が入ったのは、午後1時36分の事故から約2時間後の3時半、警察
署からでした。突然の電話に戸惑いながら出ると「安城警察署です。紗愛理さんは
お宅の娘さんでしょうか。紗愛理さんはトラックに轢かれてお亡くなりになりました。警察署でお預かりしていますので来てください。」と。​


​私はその瞬間頭が真白になりひたすら、嘘です!と大声で何度も叫んでいました。​
30分後仕事から帰ってきた主人と一緒に、安城警察署へ向かいました。その車中
私は信じられなくて、それでも怖くて怖くて震えが止まりませんでした。どうして
うちの娘が・・・どうして朝まであんなに元気に仕事に行ったのに・・・どうして
突然こんなことになってしまったの・・・。私の頭の中は気が狂いそうでした。

安城警察署に着くと、小さな取調室に通されました。
そこで2人の警察官が話す言葉を、紗愛理ではない別の人だと思いたくて、それが
紗愛理だと認められなくて、どこか他人事のように聞いていました。でも見せられ
ピンク色のリュックサックは確かに紗愛理のもので、最後に立ち寄ったコンビニの
防犯カメラの映像は確かに間違いなく紗愛理でした。コンビニで絆創膏を買って、
店内の防犯カメラの前で1枚出して指に貼っている紗愛理の姿を見た時、私は大声
で叫びたくなりました。「紗愛理そっちへは行かないで!殺されちゃうよ!」と、

​生きている娘の最後の姿を見て声なき声は涙となって一気に溢れ出ました。いった
い何故どうしてこんなことに・・・

本人確認をと警察官に促されて主人が紗愛理に会いに遺体安置所へ行きました。​

私は行きたくありませんでした。紗愛理が死んだなんて信じたくなかったのです。
帰ってきた主人が言いました。「体はとっても綺麗だった。頭は目から上がつぶさ
れて無くなっていた。でも紗愛理に間違いなかったよ・・・」と。

主人はちゃんと自分で確認した方がいいと私を抱えて遺体安置室へ連れていきました。私は泣き崩れてとうとう娘の最後の姿を見てあげることが出来ませんでした。

お通夜葬儀を終えてからの私は仕事にも行けなくなり、魂が抜けた生ける屍のよう
になっていました。ただ一日中部屋に閉じこもり、さえりんの遺骨の前で何日も何
日も泣き続けました。

どうして、紗愛理だったの?あんなに優しい娘だったのに・・・
​どうして、あの大型トラックの女性ドライバーはあんなに大きな娘を見落としたの?​
どうして、今まで20年間一度も事故に遭ったことがなかったのに、たった一度の
事故で即死だったの?

どうして、左側が見えないような運転手が大きなトラックを運転しているの?
どうして、紗愛理は何にも悪くないのに青信号の横断歩道上で殺されなくちゃいけ
なかったの?
私の疑問と後悔は次から次へと自分に突き刺さり、心を蝕んでいきました。

そんな時、気が付けば私は貪る様に必死でパソコンで検索しようやく見つけたのが
被害者サポートセンターあいちでした。何度も迷って勇気を出して自分で電話をか
けると、心地よく包み込むようなお優しい声の支援員さんが、私の話を聞いてくだ
さったのです。その後、専門家のカウンセリングも受けさせていただき、その年の
秋から、交通事故被害者遺族の自助グループ「絆」にも参加させていただくように
なりました。私は決して独りではないんだと初めて思え、安心できる温かい場所に
繋がることが出来て心から感謝しました。



​​  娘の事故から1年1ヵ月後加害者の刑事裁判での判決は「禁錮3年・執行猶予5年」私たちには到底納得できるものではありませんでした。何に罪も過失もない、
ただ青信号の横断歩道を交通ルールを守って渡っていただけなのに、一方的に殺さ
れて、加害者は判例にならって実刑にならずに済んでしまうなんて許せませんでした。しかも加害者からはろくな謝罪もなく手紙すらきません。知らん顔です。
私たちは短期間で必至で署名を集め検察へ控訴を求めましたが、検察は新たな証拠
がないとして控訴してもらえませんでした。私はまたもやり切れない絶望のどん底
へ落とされました。
​​

しかしそんな時思い出したのは、紗愛理が事故の数日前、私に遺した言葉でした。
「どうして、愛知県は交通死亡事故がワーストワンなの?」と悲しそうな顔で。
私はきっとこれは紗愛理から私たちへの宿題なんだと自分を奮い立たせました。

​それからは、もう二度と紗愛理のような悲惨な交通事故事件の犠牲者が出ないよう
にするためにはどうしたらいいのかと一生懸命に考えています。​

​まずは娘の事故現場の交通量が多く危険な交差点に注意立看板を設置してもらい、
歩車分離式信号機への変更も約束していただきました。そして、娘が生前趣味のカ
ゴ作りでたくさん遺していったクラフトテープで何か作れないかと試行錯誤して、
交通事故防止を呼び掛けるストラップを作り、地元の警察署や市役所や自動車学校
へ置いて頂き「ご自由にお持ちください。」とささやかですが、草の根運動を始め
ました。まだこんなことしか出来ませんが、いつか娘に誇れるような母になりたい
と心に誓ったのです。​


 紗愛理が突然、亡くなってから2年が過ぎました。
生きていたら紗愛理は23歳、夢も希望も未来もある、年頃の娘です。 もしかしたら、この先好きな人と結婚して、可愛い子供も生まれていたかもしれません。
​そして、紗愛理は生前私と約束していたのです。「私この家にずっといてもいい?
結婚してもしなくても、私がパパとママの面倒は見るからね。だからずっとこの家
で一緒に暮らしてもいいよね」と。​


今となっては、あの 大型トラックの女性ドライバー ​​​​のついうっかり見落とし運転の
せいで全部叶わぬ夢と断たれてしまいました 。どんなに憎んでも憎みきれません。
それでも紗愛理は何を望んでいるのだろうと思うともう二度とこんな悲しい事故
が起きないことです。突然未来を絶たれる若者も、逆縁の親も増えないことです。
交通事故の殆どは人間が起こすヒューマンエラーなんです。ついうっかり気付かな
った、ついスピードを出してしまった、このくらい大丈夫だと思った。​​​​

​でも、その一瞬の油断のせいで紗愛理のように命を奪われ未来を絶たれてしまった
子供や若者も大勢いるのです。そのすべてを交通事故は殺人と違って殺意はなく、
ただの過失だから仕方がないと、簡単に片付けられて果たして良いのでしょうか?

​​​​​ 私は残された遺族として、紗愛理が生きることが叶わなかった未来の景色は、交
通事故で亡くなる人が出ない、安全で安心して暮らせる社会になってくれることを
切に願っています。交通死亡事故が起きない社会を心から願った、心優しい娘との
約束を果たすまで、私は今できることを見つけて娘と共に精一杯生きてゆきます。
​​​​​



こんな感じで1回目の下書きです。いかがでしょうか??
ご意見聞かせて頂けたら有難いです!!ちょっと長すぎたかな??
きっとこれをベースにしてまた何度も書き直すと思いますが(^-^;

募集要項を見ると、文字数は2000字から3000字程度を目安として
いますが
2000字に満たない、3000字以上であっても支障はござい
ません。と書いてありました。


​(さえりん10歳の時 茨城県鉾田市の叔父さんの別荘part3)​

​(さえりんは海が大好き(⋈◍>◡<◍)。✧♡いつまでも遊んでいます!)​


昨日夕方、予期せぬことが怒りました(^-^;
​​ ​​​​この原稿を自分が書いているときは良かったのですが(いつもブログで書くこと
になれているから)これでいいのだろうかと思い家にあった「犯罪被害者の声」
の第12集、第13集、第14集を拾い読みしていたら、 急に不思議な感覚に襲
われました(>_<)気持ちがあの頃にフラッシュバックしたような、悲しみと悔し
さと苦しさに見舞われてしいました(´;ω;`)ウッ…

理由は何故だかわかりませんが、手記を書かれた方の想いをまともに受けた
ような気持ちになりました。自分でも言い表せない変な不思議な感覚です。

気が付けば3時間くらい、何も出来ずにもやもやと過ごしていました。
夕方6時ごろ、次女が大学から帰って来て、ハッと我に返りました(^-^;

そして思ったことは、 私もまだ決して立ち直ったわけでも元気になったわけでも
ないんだということ。いつ何時、気持ちの急降下やフラッシュバックが起きても
おかしくない時期なんだと再確認したのです。
たりメールなどは全然大丈夫なのに、何故だかとっても不思議です。
やはり明日がさえりんの三回忌なので私の心は不安定なのかもしれません・・・
​​​​​

​もしも私が書いた手記の下書きを読んで気分を悪くされたらごめんなさい( ;∀;)​






​​ご訪問いただきありがとうございます!!

いつも温かいコメントありがとうございます 星


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最終更新日  2021年05月29日 18時10分14秒
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