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武蔵野航海記
氏素性
たいていの日本人は、わが家も昔は金持ちだったと先祖の家系に誇りを持っているそうです。
そしてそれは本当のことが多いそうです。
最近、江戸時代の人口動態を研究した本を読みました。
広い田んぼを持っている裕福な百姓の子供は、男も女も17歳ぐらいで結婚し、男女半々ずつたくさんの子供を作っています。
ところが貧しい百姓の子供は奉公に行って結婚が遅いのです。女25歳、男30歳ぐらいで結婚しています。
子供も間隔を置いて少数の男を作っています。これは女子を間引きしているということです。
昔は幼児死亡率が高いですから、子供の数が少ないと跡継ぎが居なくなって絶家になることが多かったのです。
絶家になった家の田んぼを裕福な家が買い取り、次男三男に与える。貧しい次男三男の家はすぐ絶家になる。
広い土地を受け継いだ長男の家はこどもをたくさん作って続く。
という循環だったそうです。
なんか余談が長くなりすぎましたが、私はこんなことを書くつもりではなかったのです。
「氏」という漢字がありますね。
チャイナでの、もともとの意味は「地縁集団」という意味だそうです。
「氏神」とは「産土神」の意味だったのです。
最近これを聞いて私は、今までの疑問が氷解しました。
日本人は正月になると近所の「氏神様」に初詣に行きます。
よそから引っ越してきた者が、自分とは血縁関係にない神様を拝んでも無駄ではないかと以前は思っていました。
しかし、「氏神」はその土地を守っている神様だから血統とは無関係に守ってくれるのですね。
これは大発見です。この発見を契機にして私は日本の「氏」に関する文献を漁りました。
結構あるのですね。
結局、古代の日本人にとっても「氏」とは、同じ場所に住んでいる人間の集団のことだったのです。
つまり古代日本人は、血統ではなく同じ場所に一緒に住んでいる人間を仲間と思って暮らしていたのです。
これが日本人理解のキーポイントです。
今から1300年ぐらい前の飛鳥時代の日本の家族に関しての最新の学説をまとめると下記のようになります。
結婚の時、住む家は特に決まっていなかったそうです。
「嫁に行く」というのでもよかったし、「ますお君」もありでした。
新しい住居に住んでも良かったのです。
又、当時は同じカマドで炊いた食物を食べることによって同族となるという考え方があったそうです。
つまり血統に関係なく、「同じ釜の飯」を食っていれば同族になったというのです。
小川のジョージと鈴木花子が大恋愛の末に目出度く結婚した時に、
花子が私の家に来れば、私達夫婦は「小川さん」です。
私が舅である鈴木太郎左衛門の家に転がり込めば、私達は「鈴木さん」になります。
結婚を機に、今までの仕事を辞めて佐藤さんの経営する大農場の住み込みの労働者になれば、食事は雇い主や他の労働者と一緒に摂ります。
この場合、私達夫婦は「佐藤さん」になってしまうのです。
古代の日本は農業技術が未発達だったので、大きな川の下流に堤防を築いて農地にすることができませんでした。
川の上流の狭い土地に水田があったのです。
灌漑設備が不十分でしたから、水田はすぐに荒廃しました。
水田が少なく不安定だったので、焼き畑農業や狩猟も盛んでした。
当然、新しい農地を求めて頻繁に移動していたのです。
新しい土地で新しい仲間と共に開墾作業をしたのです。その時は当然「同じ釜の飯」を食いましたから、仲間と同族だという意識を持ちました。
これが日本人のいう「一族」の原型なのですね。
日本人の一族というのは血統ではないのです。同じところで働き同じ釜の飯を食うのが一族なのです。
日本人は昔から仕事中心なのです。
この日本人の伝統は、今でもしっかりと続いています。
同じ会社で働き、同じ食堂で昼飯を食い、同じ独身寮や社宅に住み、慰安旅行で一緒に酒を飲むことで一族の連帯を維持しているのです。
日本の大企業の多くは神社まで持っています。「松下神社」って本当にあるのですよ。
松下という会社に入ることは、「松下さん」になることなのですね。
先に入った人がお兄さん・お姉さんで、後から入ると弟・妹になります。
これが年功序列ですね。
会社を辞めるということは、単に雇用契約を打ち切るということではなく、一族と縁を切ることなのですね。
だから辞めるときに大変なエネルギーが要るのです。
私はこの事実を発見した時、本当に興奮しました。
3世紀末、チャイナの晋が瓦解し戦乱状態になったので、邪馬台国も後ろ盾を失い瓦解しました。
4世紀に入ると、日本では自立した国家を形成する動きが出てきました。
このときの統一の動きの中心はやはり近畿だったようです。
特定の一族が強大な力を持つようになったというのではなく、近畿の有力な氏族の連合体が日本全国の統一を進めたようです。
この連合体は、大伴、物部、蘇我、継体天皇の先祖、アメ・タリシヒコの先祖、天智天皇の先祖、天武天皇の先祖などで構成されていたのでしょう。
その時々で一番有力な一族が倭王を名乗り、チャイナと交渉をしたのです。
その一族の所在地を採って、「河内王朝」「備前王朝」「越前王朝」などと名前が付けられています。
これらの有力氏族は、日本人の「働き者の性格」を利用して全国に領地を広げていきました。
全国の農地になりそうな土地を占拠し、付近の住民を集めて住居と食糧をあてがって開墾させたのです。
その開墾地で働き「同じ釜の飯を食った」者達は、パトロンと一体感を持ち一族意識を持つようになりました。
物部一族の本拠地は、奈良県の山之辺の道にある石上(いそのかみ)神宮の付近ですが、物部という地名は全国いたるところにあります。
これもこういった経緯で出来た「物部氏」の領地だったのです。
こうして出来た血縁関係になく同じところに住んでいる「同族」を表す「氏」という言葉が、いつのまにか男系の先祖が同じ一族を意味する言葉に変っていきました。
いつごろ意味が変わったのかははっきりしませんが、公家とか武士という支配者の間では、割合早くから変わっていたかもしれませんね。
庶民レベルでは、日本の農民が大きな川の下流に定住し始めた、室町時代ぐらいからかもしれませんね。
血縁関係にない他人を一族として扱う日本独特の「養子制度」も、日本人の伝統的家族観から生まれたものと思います。
4世紀から7世紀の日本の統一国家形成期の王朝交代は、近畿の有力氏族の間で行われました。
戦国時代のように、大名が各地に割拠して戦争したという状態ではなかったこのが、この時期の王朝交代を分りにくくしている一つの原因だと思います。
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