昨日あるお客様の個人契約の生命保険を見直して欲しいということで保険証券をコピーさせて頂きました。
数年前に外資系のG生命の営業が来て見直して行かれA生命(国内生保)の既契約を一部解約、その埋め合わせを自社の商品で指定かれたとのことでした。
ケチをつけるとかいうのではないのですが、A生命の既契約はよくありがちな定期付終身保険。終身部分が1千万で定期部分が4千万の合計5千万。定期部分はあと3年。被保険者さんは41歳でいらっしゃるのでまぁ、定期部分のお世話にはなられないでしょう。
G生命の見直し提案はこのA生命の定期部分と特約部分を解約し終身のみにする。なくなった定期部分は自社の定期保険で必要な部分をカバーするというもので保険料トータルも若干安くなっていました。第三者である私がみてもG生命さんの見直しは適切だったと思います。
今まで国内生保中心に内容はともかく義理で契約してきたというのが実情ではないかと思います。買うお客様もよく分かっていないどころか売ってる方もよく分かっていない。新商品が出ると「今度いいのが出たから解約してこっちにしなさいよ。利率もこっちの方がよくなったのよ。」などとけしかけては解約させ、実は割高になっている保険料を払わせる(契約しなおしたら既契約より年齢が高くなるから保険料は高くなるのが当然)。こんなことを繰り返してきた生保の営業もいると聞きます。
今回のお客様はいい営業さんにみてもらったな、と思います。やはり生保は金額が大きくなりますからこういうアドバイスをもらえる人がいるといいですね。
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