今年も富山県代表が甲子園に登場する日がやってきました。私も羽田空港で見ていたのですが、予想に反して9回まで強豪福岡県代表に3-1で勝っていました。相手は9人のうち7人までが2年生というフレッシュなチーム。途中、エースがけがで降板するというアクシデントも急遽登板した2年生ピッチャーが堂々のピッチング。富山県代表には珍しい試合展開となりました。
しかし、9回裏2アウトまで2点リードしておきながらタイムリーを許し同点に。今大会初の延長戦では11回裏に1アウトを取ることもなく押し出しであっけない幕切れだったとか。飛行機に乗っていたので見ていませんが、さすがに最後は富山県代表らしい終わり方をしてくれました。
高校野球は教育の一環で球児たちが主役。我々大人が見て何かをいうようなものではありませんが、はっきりいいますと我が県の野球偏差値は低すぎる。甲子園にいったところで浮き足立ってしまう。勝ちきれない。
これって、サッカー日本代表が世界に出て行ったときに似てませんか?参加することに意義があると思っている訳ではないのは百も承知ですが、結果をみるとそのように思えてしまう。両方ともそのようになる原因を私はこのように考えています。
日本の武士道に従順なのだと思います。武士道は結果よりもその精神を重視します。相手のすきをつくことはあっても弱点をつくのはご法度。もう少しで勝てたのに・・・というのは惜敗として褒めてもらえる。結果よりも全力をつくしたかどうかが重視される世界。乞食が物をあさるように点数をとってはならない。ハングリー精神とは対極にある崇高な精神。この精神が南米にあったら今日のサッカー大国はなかったでしょう。
いい悪いはともかく、甲子園での勝率が下から数えて4、5番目に低い(最下位は新潟県、次は岩手県)県の面目躍如ということで今年も富山県の甲子園は終わりました。
地上波デジタル放送 September 16, 2008
最近、激痛に苛まれています。 September 15, 2008 コメント(2)
カレンダー
New!
保険の異端児・オサメさんコメント新着