高校野球もベスト8が出揃いいよいよ面白くなってきました。高校野球はこのベスト8の激突が一番面白いとも言われますが、この段階では順当に勝ち進んできた強豪校、下馬評を覆して健闘しているチームがあいまみれて時には番狂わせと思われる結果となったりもします。何といっても数日後に深紅の大優勝旗を頂く優勝校がこの中にいるということがその先の予想を駆り立てることもあって目の離せないところとなるのでしょう。
さて、ベスト16の激突で昨日新潟明訓高校と大垣日大高校の試合を最後のところだけ見ていました。我々富山県民からするとどちらも隣の県なのですが、やはり同じ北信越ブロックの新潟明訓高校の応援に熱が入りました。
1回から4回まで毎回得点の7点を献上し6回には3点を返すも8回にミスから痛恨の失点をしてしまい9回までに3-8で負けているにもかかわらずナインからは敗退の悲壮感がありません。最後も単調な攻めであっけなく試合終了。新潟県勢としては大変珍しい2勝を上げての敗退となりました。
しかし、新潟明訓高校のこの試合は点差にかかわらず「惜敗」だと思います。自分達の力を十二分に発揮したことが誰の目にも明らかだからです。
おそらくこの高校は1回戦と2回戦を見る限り爆発的な攻撃力は持ち合わせていません。しかし1-0、2-1で守り勝ってきたところをみると相当な団結力があり皆の力で勝ち進んできたものと思います。正しく賞賛に値する甲子園での活躍だったと思います。
新潟明訓高校の敗退により我が北信越ブロックは5校全てが敗退となりました。北海道に続いて2つ目の全滅ブロックです。我が富山県代表校も5~6年に一度くらいしか甲子園では勝てません。数年前には10年連続で初戦敗退を喫しており11年連続初戦敗退は甲子園記録になってしまう不名誉ということがありました。その11年目に富山商業が代表として甲子園に行き一回戦で当たったのが報徳学園。内心、不名誉記録が更新されてしまうと思っていましたが満塁ホームランが飛び出すなど思いもしない展開で勝ち不名誉記録はならなかったこともありました。同じ高校生。やればできるんだと思います。
一勝もしないで「よくやった」とか「惜敗」などと言っていないで今年の新潟明訓高校を見習ってもう少し地に足をつけた活躍を来年こそは期待したいものです。
地上波デジタル放送 September 16, 2008
最近、激痛に苛まれています。 September 15, 2008 コメント(2)
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