新しい閣僚人事が発表されて額賀新財務大臣が消費税の税率アップについて発言しておられました。やはり社会保障財源の確保に税率アップはやむを得ないとのこと。
先の参議院選挙の結果を受けこの論議も下火になったかと思いきや早速出てきました。2009年度予算より年金財源の税負担割合がアップすることは決まっていますからそれに向けた資金手当はどうしても必要なのでしょう。
財源は消費税がダメなら赤字国債しかないという言い方もされていました。しかしこれはその場しのぎにしかならないので考え方としては消極的だとか。これはこれでいいことだと思います。
ところで、小泉前首相のときから時折話題になっていた構造改革はどうなったのでしょうか?アメリカ合衆国と比べると我が国の国家予算規模は7割くらいだったと思います。むこうは全世界に軍隊を配備し核保有国であり人口も我が国の2.5倍くらいいるのにどうしてこうもお金がかかる政府になってしまっているのでしょうか?物価の差以外の大きな理由があると思います。
役人天国の我が国ではネットカフェ難民・マクドナルド難民などの人口が日々大きくなるなど悲惨な生活を強いられる人が増加する一方で、一般なら定年になった後の年齢の人を食わせるための特別法人で「これが当たり前」とばかりにいるだけで年間1千万円ものお金を国庫から引き出していく人も多々いらっしゃると聞きます。ご本人達は既得権益の一環として涼しい顔をなさっていらっしゃると思いますが、これが本当ならお金はいくらあっても足りないのは当たり前です。
かつてのギリシア帝国が繁栄の中滅びてしまった二の舞にならないよう、今こそ真剣に考えるときなのかもしれません。
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