谷岡一郎氏著「ツキの法則」を読みました。サブタイトルに「賭け方」と「勝敗」の科学とありますのでよくあるギャンブル必勝法の類かな、と思っていましたが読んでみると必勝法ではないものの、ギャンブルを例にとった確率統計の本でした。
この本に学んだことは3つあります。一つ目は「何度も繰り返してやっているうちに大数の法則に収束するということ」です。例えば馬券を何度も買って勝ち負けを繰り返しているうちに競馬の平均配当期待率である75%に資金が収束していくというものです。これはギャンブルのみならず我々の身の回りで起こる事象はすべて確率に支配されていることを印象づけました。
二つ目はこの大数の法則から抜け出す方法。上記と矛盾するようですが、例えば馬券を1回だけ買って資金が3倍になったとします。そこでやめてしまえば大数の法則の資金75%に収束することなく勝つことができます。これは素人が玄人に勝つ唯一の方法だそうで、「期待率の低いものは回数を減らす」ことがコツだそうです。
三つ目は人間の錯覚と確率です。100回に1回しか起こらないことは「めったに起こらない」と思ってしまうことです。また、100回に1回しか起こらないことが99回連続で起こらなかったら「次はかなりの確率で起こるだろう」と思ってしまうことです。「めったに起こらないこと」は確かに確率としては起こりにくいことではありますが、やはり必然的に起こる(らしいです)し、99回起こらなかったからといって100回目の確率はやはり100分の1ということです。
私も最近はやらなくなりましたが、ギャンブルの類が好きなので大変興味深く読ませていただきました。少し考え方を変えられた一冊でした。
地上波デジタル放送 September 16, 2008
最近、激痛に苛まれています。 September 15, 2008 コメント(2)
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