先日のボクシングの試合で目に余る反則行為で処分が検討されていた亀田大毅選手と父親、兄にJBCから処分が下りました。私自身、ボクシングは嫌いではないのですが、亀田一家が何かにつけちやほやされる報道に嫌気がさしボクシングの試合自体に興味がなくなっていたためこの試合は生で見ていませんでした。
昨日、ワイドショーで件のシーンを何度も繰り返し放送されているのを始めてみたのですがあれはまことにひどい。リングという聖域でスポーツマンがとる行為ではないように思えてなりませんでした。本人及び周辺のボクシング以前のところに問題があるのでしょう。
この騒ぎで少し注目度が落ちましたが、つい数週間前には女優の沢尻エリカの問題が取りざたされてました。
この二つには共通した点があるように思います。まず、両者とも未熟な若者であるということ。それと、傍若無人な振る舞いをしても周囲が「それは個性だから」と容認してきたということ。最後に、両者とも世間には一定の影響力を持っていること。
傍若無人な振る舞いとわがままを通すことは全く違います。笑点のメンバーがお客様に向かって「何だ、今日はババァばっかりだな、おい」などと言ってもそれは本人はもちろん、そこに居合わせる人がみんな分かってやっていることですから傍若無人とか失礼とかいうことで問題にはなりません。しかし、これが分かっていない人がやるとどうなるのか。今回のような問題が起こるのだと思います。
ここのところには非常に微妙な線引きがあり、20歳そこそこ(亀田選手は18歳ですが)の若者は分かってやっているのか分からないでやっているのか判断しづらいものがあります。分かってやっているのならその場以外ではそのような言動は謹んでいるでしょうが、いずれもそうではないかのような報道がなされています。このことから判断すると両者とも分からないでわがままを通していたということになります。
わがままを通しているのを周辺の大人が軌道修正してやる必要があると思いますが、それがなされないまま「個性派ボクサー一家」「個性派女優」などと手を抜いてちやほやしてしまったため今回の騒動となったのだと思っています。
いずれにせよ、「分かっているだろう」という思い込みで手を抜くと後でしっぺ返しを食うといういい教訓だったと思います。他人の振りみて我が振り直せ・・・今日から新人が一人事務所に来ます。いい大人でありたいものです。
地上波デジタル放送 September 16, 2008
最近、激痛に苛まれています。 September 15, 2008 コメント(2)
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