突然の小沢氏の党首辞任表明でした。「党首会談」を断ったり不調に終わったりしたことが党首の辞任につながったと考えると安倍前首相は小沢氏との会談の件で、その小沢氏は福田首相との会談の件でそれぞれ自らの進路にピリオドを打ったことになります。
今回の党首会談の提案議題は自民・民主による大連立構想についてだったとか。これを言い出したのは小沢氏だったとかそうでないとか。いろいろ憶測を呼んでいるところです。
今回の大連立構想についてはいかがなものか、との感が否めませんが、責任政党やその政党に属する議員の数が増えるというのはいいことだと思います。野党といえどもリーダーシップを発揮すべく責任ある政治を目指すというのはいいことだと思いますし、現政権の批判ばかりで代替案もなく無責任な質問ばかり浴びせるという人ばかりというのではこの国の将来は一掴みの与党の人達だけに託されてしまうということになるからです。
かつて自民党が当時の日本社会党と連立を組み村山首相を担ぎ出して与党に取り込んで日の丸や自衛隊の認識を改めるということがありました。強引なやり方かどうかはともかく、政権を担当する政党として態度を変えたというのは一つの大きな前例になったと思います。
この先小沢氏がどのような態度をとるのかは分かりませんが、党首が誰になるにせよ、最大野党の民主党には政権政党、責任政党としての道を歩むことをやめずに進んでいってもらいたいと思います。
地上波デジタル放送 September 16, 2008
最近、激痛に苛まれています。 September 15, 2008 コメント(2)
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