昨日の関連です。
私の机の上にあるクライアントをインターネットにつなぐ試みについて触れました。これは国税の電子申告と地方税の電子申告をこのクライアントでできるようにするためです。
電子申告にはインターネット上でのハンコとして使われる「電子認証(税理士会のものは名刺大のICカードタイプなのでICカードと呼んでいます)」とそれを読み取る「ICカードリーダライター」というものが必要となります。
パソコンにプリンターをつなげるのに「ドライバー」がいりますが、電子認証やICカードリーダライターにもそれぞれ「ドライバー」があり、インストールの必要があります。
そこで、私の机の上のクライアントにもこれらのドライバーをインストールする必要が出てきたので何年かぶりにやってみました。
「こんなもん、一回やってることだし、マニュアルなしでもできる」と思っていたのが裏目。ICカードリーダライターがうまく作動しません。マニュアルを奥から取り出してきて一つ一つ確認しながらやったところようやくうまく作動しました。
分かっているはずの自分でさえ、初期設定にこれだけ戸惑う始末。全国7万人の税理士の全員にこれを実施させるとなると相当な困難が待ち受けていることは想像に難くありません(というか、不可能?)。
5千円の税額控除というインセンティブを与えられたとはいえ、これを税理士に対する「踏み絵」だとおっしゃる税理士の方もいらっしゃいます。「踏み絵」と形容されるものではなく本当にみんなが気軽に喜んで導入することができる代物であったらなぁ・・・と今更ながらに思います。
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