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焼酎道場では、櫻の郷酒造さんと井上酒造さんの焼酎の試飲ができます。全体的に飲みやすい印象を持ちました。香りもあまりキツくなく、すっきりとした感じ。25度の焼酎を多く試飲したのですが、25度でこれだけ飲みやすいのだから、20度は…。飲みすぎること、間違いなしですねおもしろい焼酎がたくさんあって、全部飲んでみたくなりました。仕込み体験もやってみたいなぁ。櫻の郷酒造さんインフォ。0987-55-41340987-55-4283来る7月10日に、ホームページがリニューアルするそうですよ。盛だくさんのコンテンツになっているらしいので、ぜひ御覧下さい、とのことでした(写真は飫肥城の門)
2006.06.29
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貯蔵庫は3階建ての建物。甕に入った焼酎が、ここで静かに眠っています。中に入ると、甕の多さに驚きました500リットル入りの甕が、貯蔵庫を含めて、敷地内に5000本あるんだとか!!甕に書いてある文字の色で、中身を判別できるそうです。ちなみに甕は中国のもの。こんなに大量の甕を運んでくるのは大変だったんではないでしょうか…。では、手造りの「焼酎道場」へ。こちらでは、1回の仕込みにつき60キロの麹を造るそうです。ということは、芋なら300キロ、米や麦なら120~180キロを使うということですね。(芋は麹の5倍、米や麦は麹の2~3倍の量を仕込みに使うそうです)ちなみに、最初に見た工場では、1回で6000キロの麹を仕込むそうですよ。その差は歴然ですね。毎日仕込みをしているわけではないですが、もしタイミングが合えば、仕込みを体験させてもらえます。事前に確認して予約しておくことが必要です。道場では、黒麹や白麹、常圧蒸留、減圧蒸留など、製法の違う焼酎を好みでブレンドして、オリジナルの焼酎を造ることができます。720ミリリットルの瓶を使って、1本1000円です。その3へ。
2006.06.29
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蔵巡り、ついに鹿児島を脱出です。まずはお隣の宮崎県から。宮崎県の都城や串間といった南の地域では、昔から鹿児島同様、芋焼酎を飲んでいるそうです。でも、おもしろいことに宮崎の焼酎は20度なんですよ。これは、麦や蕎麦といったほかの焼酎でもそうみたいです。なぜ宮崎は20度なのか。もうちょっと調べてみます。さて、宮崎初ブログの舞台となるのは、櫻の郷酒造さん。「飫肥杉」を造っている井上酒造さんが運営する蔵です。今回は、都城経由で行きました。片道約3時間の道のりです。蔵に着くと、ものすごい量の水蒸気が立ち込めていました。案内してくださった山本さんによれば、仕込みに使う麦を蒸しているところだそうです。そばを通ると熱気が!こちらには、機械で仕込む蔵と手造りの蔵「焼酎道場」があります。まずは大型の蔵へ。ちなみにこちらは、平成6年に出来あがったそうです。蔵の中は、ものすごい熱さでした。入ってすぐのところに蒸し器があるので、いきなり汗だくです。この蔵は全て機械化されているので、なんと従業員は4名だけだそうです。びっくりしました。年間2万石も生産しているのに、たったこれだけの人数でまわせるとは。蒸留機は3機。8トン用が2機、10トン用が1機あるそうです。多いのは麦焼酎だそうです。どれも、大きな蒸留機でした。ちょっと背比べをしてみたんですが、蒸留機の大きさが伝わるでしょうか…。では次に貯蔵庫へ。その2へ続きます。
2006.06.29
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続いて登り窯を見に行きました。 登り窯で作品を焼こうとすると、なんと準備に2~3ヶ月かかるんだそうです。それで、年に数回しか窯に火を入れないんだとか。秋に行われる「美山窯元祭り」の頃に、登り窯の火入れを見ることができるそうです。次は、実際に作っている様子を見に行きました。カンナで表面を削っています。こちらは細工を施しているところ。職人さんの中で、学校で焼き物の専門的な勉強をした人は、約半分。あとの半分は、全くの素人状態で窯にやってきて、一から勉強した人なんだそうです。それから、職人さんの中に数名の韓国の方もいらっしゃるそうです。海外の人が薩摩焼に興味を持ってくれ、しかも勉強しに来てくれるなんて、鹿児島の人間としては嬉しい限りです。売店には、たくさんの作品が並んでいます。黒ヂョカには、脚がついていたり、後引きしにくいよう注ぎ口を中心から少しずらして付けたりと、細かいところにこだわりがあります。これは焼酎用の器です。こちらは、水割り用のチョカだそうです。夏らしくて涼しげですね。ビアマグもあります。中が素焼きになっているので、泡がクリーミーになるんだそうです。また、取っ手が斜めになっており、飲みやすい設計になっています。これは、亀の形をしたヂョカ。普通の黒ヂョカよりもお値段が…。でも、細かい細工を見ると、それにも納得です。最後に、高浜さんに一言いただきました。「これからは、焼酎だけでなく酒器にこだわる人が増えてくると思うので、そのような人に向けて、細かい所にまでこだわったものを作っていきたいです。」そうそう、焼酎造りと似たようなコメントも。「良い土があってはじめて、しっかりした器ができます。」焼酎も薩摩焼も、根底は土でつながっていると思います。だから、2つは相性がいいんだろうか。沈寿官窯インフォ鹿児島県日置市東市来町美山1715099-274-2358(代表) 099-274-0305(売り場)099-274-3219
2006.06.29
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収蔵庫には、代々の作品が展示されています。 どれも素晴らしいものばかり。長いこと美術館に行ってないので、久しぶりに美しいものに触れた瞬間でした。やっぱ、美しいものを見るのは大切ですね。心の栄養になります。これは図案。焼き上がった作品に絵付けをする時の下書きだそうです。これも、一つの作品ですよね。ところで、薩摩焼を造る作業工程をご存知ですか?収蔵庫の2階で、作品が出来る過程を学べるコーナーがあります。1.土づくり土を水にさらしたり、ほぐしたりする。粒子が揃ったら水を加えて捏ね(土もみと言います)、粘土状にする。ちなみに、白薩摩用の土は白っぽく、黒薩摩用の土は褐色です。これは、土に金属が含まれているかどうかで変わります。 ↓2.成形形作っていきます。成形には、「手捻り成形」と「ろくろ成形」があります。形をつくり、粘土が固まったところで、表面をカンナで削ります。滑らかにするためです。 ↓3.陰干し日陰で作品を干し、乾燥させます。 ↓4.日干し良い天気の日、1日かけて干します。 ↓5.素焼き900℃の温度で焼きます。土の水分が飛ぶので、作品は1割もちぢむんだそうですよ。 ↓6.釉薬掛け作品に釉薬をかけていきます。細かい部分には、道具を使って吹きかけます。 ↓7.本焼き白薩摩は、ガス窯で。ガス窯だと、ススなどが作品に付かないからです。黒薩摩は登り窯とガス窯を使います。登り窯は準備に時間がかかるので、出荷のことを考え、ガスも使うそうです。 ↓8.絵付け和絵の具と洋絵の具を使って、模様を付けていきます。ちなみに和絵の具は7色、洋絵の具は10色があり、それぞれの配合により、鮮やかな絵を付けていきます。ふぅ、長くなりました。1つの作品に、これだけ手がかかっているんです。読んでくださった方、お疲れ様でした。その3へ。
2006.06.29
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こんにちは。突然ですが、黒ぢょかって使ったことありますか?私、ないんですよ。今まで散々蔵巡りしてきたくせに蔵元さんに「焼酎の一番美味しい飲み方は?」と聞いて、一番多い答えが「黒ぢょかで!!」というもの。それじゃぁ行ってみましょう、黒ぢょかをつくっているところへ。ということで、数ある薩摩焼の窯元さんの中でも有名な、沈寿官窯さんに行ってきました。沈寿官窯さんは、約400年も続く薩摩焼の窯元。現在は、15代目沈寿官氏がその技を受け継いでいます。鹿児島市内から南周り九州道を使って30分もしないうちに、沈寿官窯さんがある美山に着きます。ここ美山には、たくさんの薩摩焼の窯元さんがあります。毎年11月には、「美山窯元祭り」というイベントが行われます。これが、沈寿官窯さんの玄関。とても立派な玄関です。入ってすぐに、日本・韓国の国旗が。薩摩焼を確立した陶工は、秀吉の朝鮮出兵のときに、朝鮮半島から日本に連れてこられた人々なのです。国旗の下には、韓国のものと思われる石像が立っています。細い道を通りぬけると…目の前に広い日本庭園が。とてもキレイですね。今回案内してくださったのは、高浜さんです。まずは、敷地内にある収蔵庫へ案内していただきました。その2へ続く。
2006.06.28
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大口酒造さんの製造の8割が黒伊佐錦だそうです。この焼酎、ラベルに「黒」と、初めて大々的に打ち出したものなんだそうです。さらに、「NK菌(ニュー・クロ菌)」を初めて使ったのも、この「黒伊佐錦」だそうですよ。工場では、掃除をきっちりと行っています。タンクの中から、さらには工場の壁まで。機械も工場も大きいので、掃除は大変だろうなぁ。これは、焼酎を蒸留したあとの焼酎カスタンクです。焼酎カスは、地元の養豚業者と提携して、飼料として再活用してもらっているんだとか。生産量が多いぶん、焼酎カスも大量に出るんですね。環境への配慮も、蔵の仕事の一つなんだなぁと思いました。では次に、第一工場へ。こちらは、もともとあった工場です。現在は壜詰め作業のみですが、夏になれば製造も行っているんだそうですよ。第一工場内には、開放型の水汲み場がありました。工場で仕込みに使っている地下水を、地域の人々に無料で使ってもらっているんだそうです。お話を聞いている間にも、ポリタンクを持った人達が、次々に水を汲みに来ていました。私たちも、ちょっと分けていただきました。冷たくて、柔らかい口当たりのお水でした。いつでも汲みに行ける人たちが羨ましい…。さて、森田さんに「焼酎とは?」という、いつもの質問を。「鹿児島のブランド、文化ですね。お湯割りを含め、鹿児島の名産として、もっと広まればいいと思います。ブームというより、やはり鹿児島の風土に根付いたものでしょう。」最後に、大口にある「郡山八幡神社」に行ってきました。ここで見つかった450年ほど前の木札に「焼酎」の文字があるんだそうです。この木札が、一般の民衆によって書かれたものであるらしく、この時代には、焼酎が民衆に飲まれていたということを示しているとのこと。…残念ながら、木札はここにはありませんでした。写真だけ飾ってあったので、写真を写真に撮ってきました。本物はいづこへ!?大口酒造さんインフォ。〈本社〉鹿児島県大口市原田6430995-22-12130995-22-9381〈第2工場〉鹿児島県伊佐郡菱刈町田中16600995-26-55000995-26-5300
2006.06.27
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次は2次仕込みの準備です。現在は芋の収穫がないので、冷凍の芋を使用しています。ゴロゴロと出てくる大量の芋。これをもう一度蒸してから使います。蒸された芋。種類はコガネセンガンです。まだ湯気が出ているものを食べさせていただきました。ほのかな甘さ水分量も適度で、パサパサでもなく、ベタベタでもなく。ここは芋切り場です。生芋を使う時期には、ここにたくさんの人が並び、一つ一つ丁寧に選別していきます。1度に仕込む量が多いので、作業台が2つ並んでいます。大抵の蔵元さんは1列なんですが。50~60人が交代で芋を切るらしいです。2次仕込みのタンクは、12機あります。有満さん曰く、「蔵子の仕事は、麹たちが元気に働ける環境を作ること」だそうです。蔵子さんたちのサポートがあるおかげで、麹たちが美味しい焼酎を生み出すのです。この工場には、10機の蒸留機があります。1機あたり3トンのもろみを蒸留することができるんだとか。「1機あたりの入り数を増やさなかったのですね」と言うと、「入り数を増やすと、品質が変わる可能性があったので。それで、蒸留機そのものの大きさは変えないで、台数を増やしました。」ということでした。そうだったのか…。素人考えだなぁと、自分で思ってしまいましたその3へ。
2006.06.27
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暑さと湿気に耐えかね、クーラーをつける日が多くなりました。電気代がいくらにまで跳ね上がるのか、ちょっと気になります今回は、大口酒造さんの報告です。言わずもがな、「くろいさ」の愛称で知られる「黒伊佐錦」を造っていらっしゃる蔵元さん。鹿児島市内から大口までは、意外と近いでした。途中まで高速を使って、2時間かからなかったんじゃないかな。協力してくださったのは、森田さんと有満さん。まずは、2年前に完成したという第2工場から行って来ました。第2工場では、蒸留までの作業を行っています。割り水と壜詰めは、第1工場で。ちなみに第2工場は、見学を前提とした造りになっています。まずは麹造りから。こちらでは、なるべく米の磨ぎ汁を出さないように、使用するお米の表面を軽く削っています。これは、削ったお米の粉。削ると言っても、日本酒ばりに削るのではなく、米ぬかを取る程度だそうですよ。製麹機は10トン用が2機あります。どちらも自動製麹機です。「でっかいなー」の一言に尽きます!!これは、出来あがった麹を仕込んだもの。色から分かるかもしれませんが、これは黒麹。くろいさの素ですよーその2へ続く
2006.06.26
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続いて、蔵の中を見せていただきました。従業員のみなさんは、清掃作業中でした。6名で仕込みをしているそうです。麹室を見せていただきましたが、中は真っ暗。(左が大山さん)あと3ヶ月ほどすれば、この中で麹造りが行われるんですね。大山さんによれば、「麹で失敗したら、良いものはできない」とのこと。1つしか銘柄がないので、プレッシャーも大きいのではないかと思います。しかし、途中でやめようとは思わなかったそうです。自分好みの焼酎が出来あがったときの嬉しさは、何にも変えがたいんだとか。「伊佐大泉」の由来を聞いたところ…伊佐=伊佐地区から大泉=枯れることなく、いつまでも豊富な焼酎という意味だそうです。焼酎の名前一つとっても、造り手さんの思いがこもっているんですね。最後に、大山さんにとって焼酎とは?という質問をしました。「生活に潤いをもたらす飲み物」だそうです。さらに、「アルコールってやつは、付き合えば付き合うほど奥が深い。でも不思議と、お互いイヤになることがない。」とも。大山さんと焼酎との、とても近い関係を表しているような言葉です。これからもずっと、「伊佐大泉」一筋にこだわってください。大山酒造さんインフォ。鹿児島県伊佐郡菱刈町荒田34760995-26-00550995-26-4372
2006.06.24
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伊佐地区にやってきました。伊佐地区と言えば…そう、伊佐焼酎です。伊佐錦・伊佐大泉・伊佐美。今回は、伊佐大泉を造っている大山酒造さんに行って来ました。大山酒造さんは、伊佐大泉の1銘柄だけしか造っていない、かなり珍しい蔵元さんです。どこの蔵元さんも、複数の銘柄を造っていらっしゃるのに。どうしてなんでしょうか。そこらへんも聞いてきました。ご協力してくださったのは、代表の大山哲彦さん。まず、1銘柄という点についてお話を伺いました。1つの銘柄にこだわり抜く、これが大山さんの基本のようです。しかし、「まだ満足しきっていない」とのこと。伊佐大泉は、白麹仕込み。敷地内の井戸から出る湧き水を使用しているそうです。芋は指宿産で、芋の収穫時期にしか仕込みは行っていないとのこと。1年間保つことのできる量だけ仕込むんだそうです。このあたりにも、大山さんのこだわりが見られます。出荷は県内が主。残った分を県外に出しているそうです。とはいえ、県外の焼酎ファンはとても熱心らしく、蔵を見学に来る人も多いようです。「地元の人にとって、焼酎は常に身近にあるものなので、県外の人ほど勉強したがらないんでしょうね。」ちょっと耳が痛いなぁ。この環境に甘んじてはならない、ということでしょうか。ではその2へ。
2006.06.24
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試飲コーナーには、自顕流で使う木刀なども展示してありました。普通の木刀とは違って、かなり重かったです原料は柚須の木(ゆすのき)だそうです。これを振るには、相当のコツが必要だと思いました。(力で振ると、絶対に腕を痛めるはず)錦灘酒造さんは、ゼロエミッションを採用しています。麹菌の力を使って焼酎カスを分解し、ブタの飼料にしているそうです。環境にもやさしい蔵だということですね。さて、二宮さんに「焼酎とは?」と質問してみました。その答えは…。「20才過ぎてからの人生を潤すもの。」うーん、確かに。この言葉、いただきます錦灘酒造さんインフォ。鹿児島県霧島市溝辺町麓876-150995-58-25350995-58-3621
2006.06.24
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廊下沿いに、麹菌や焼酎、麹を用いた醗酵食品についての説明が並んでいました。とても勉強になります続いて試飲コーナーへ。とてもたくさんの焼酎があります。いくつかご紹介しますね。「てんからもん」芋焼酎です。フルーティーな香りで、飲み口は軽やか。あまり芋感がないので、芋焼酎が苦手な方にはおすすめです。「てんからもんバイオレット」芋焼酎。30度です。アルコール度数のわりに、ツンときません。甘さがあり、後口までフルーティーさが残ります。「隼人の涙」なつめやし焼酎です。ほのかな、でもきちんと芯のある甘い香り。こちらもアルコール度数30度ですが、飲みやすかったです。重くない、すっきりした甘さです。「一葉の恋物語」芋焼酎。すっきり、爽やかな飲み口。ほのかな甘さが楽しめます。「薩摩自顕流」米焼酎。メロンの香り。甘くてフルーティーですが、決してベタベタした甘さではありません。その3へ。
2006.06.24
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鹿児島は昨日から雨です。チャリ通勤の私にとって、雨は天敵!!ついでに夏の紫外線も天敵です。大きな日傘を背中に背負いたいくらい。さて今回は、錦灘酒造さんの報告をします。鹿児島空港のすぐそばに、錦灘酒造さんの焼酎見学工場があります。空港のそばにはでっかい西郷さんの銅像が立っていますが、こちらにはでっかい焼酎瓶が立っていますここが入り口。(ちょっと上が切れていますが)中に入ると、道着姿の人が。こちらのスタッフさんです。どうやらみなさん道着を着用している模様。そう、ここの制服なんです。というのも、錦灘酒造さんのオーナーが、鹿児島の武術「薩摩自顕流」の師範で、会社ぐるみで「自顕流保存会」をつくり、活動されているんだとか。錦灘酒造さんは、あの河内源一郎商店が運営する焼酎蔵です。河内源一郎商店といえば、焼酎造りにはかかせない麹菌を扱うところ。鹿児島県はもとより、多くの蔵元さんがこの商店の麹菌を使っているんだそうです。河内源一郎商店の1代目、河内源一郎氏がいなければ、今のような焼酎はなかったかもしれません。錦灘酒造さんでは、麹菌製造から得たノウハウを駆使して、面白い焼酎をたくさん造っていらっしゃいます。例えば「てんからもん」という焼酎。これは、白麹菌と黄麹菌をセルフュージョン(細胞融合)させた麹菌を使って仕込んだものです。普通は、白麹菌と黄麹菌を混ぜて使うのだそうですが、こちらでは細胞同士を合体させてから使うんだそうです。ほかにも、蒸留酒の原点であるアラビアのアラックというお酒にちなみ、なつめやしで焼酎を造ったりもしています。
2006.06.24
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私経ちが行った日には仕込みが行われていて、蔵子さんたちが忙しそうにしていました。実は正社員は社長を含めて2名なんだそうです。それ以外の方は、パートさんや季節契約の人なんだそうです。宮内社長が、原酒を見せてくださいました。これが出来たばかりの無濾過の状態のもの。ちょっとにごってますね。そしてこれが濾過した後のもの。透明感が全く違います。社長にお話を聞きました。本当ならば期間限定で、手間をかけて焼酎造りをしたいんだそうですが、需要と供給の問題でそうもいかない、と。ただし、今の大きさで手一杯。これ以上規模を大きくするのは考えられないそうです。「高いものは高く売ればいい。でも、もともと焼酎は民衆が毎日飲めるというものなので、ここはそのスタンスは崩さない。」とおっしゃっていました。美味しくてお財布にもやさしい、これが社長の考える焼酎なんですね蔵見学は、酒屋さんや焼酎のバイヤーさんだけでなく、一般の人にも、もっと来て欲しいとおっしゃっていました。確かに、実際に間近で焼酎造りを見て、その途中でできたもろみなどを味わうことで、「なるほど、焼酎ってこんな風にしてできるんだ」と分かりますから。自分が口にするものがどうやってできるのか、以外と知らないもんですよねぇ。最後に、社長にとって焼酎とは?という、いつもの質問を。「生活の一部。あとはコミュニケーションの道具かな。」「菌のサポートが自分たちの仕事。毎日が驚きの連続ですよ。ビックリ箱みたいなものだね。」焼酎はビックリ箱。名言です今回は、今まで以上に面白い蔵巡りができました。崎元さんも宮内社長も、とっても気さくな方でしたよ。本当にお世話になりました。 長島研醸さんインフォ鹿児島県出水郡長島町平尾3870996-88-20150996-88-2677宮内酒造さんインフォ鹿児島県出水郡長島町山門野12330996-87-0001(もしくは0996-87-0301)
2006.06.20
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長島研醸の崎元さんの案内で、宮内酒造さんにやってきました。島美人の原酒を造っている蔵の一つです。こちらでは、冷凍の芋を使っています。冷凍の芋は、こういう袋に入っていて、中はこんなかんじです。1度蒸してあるので、解凍するだけで食べられます。麹造りの現場にお邪魔させていただきました。こちらは、三角棚を使用した半手作りです。米麹を食べさせていただきました。私たちが通常食べる米よりも、もうちょっと芯が残っているかんじ。「炊く」のではなく「蒸す」ので、全体的にもパラパラしています。麹菌の香りでしょうか、例えづらいのですが、明らかに普通のお米とは香りが違います。この麹を使って、1次仕込みです。まずはタンクの中の香りから。…ゲホっ香りどころの話ではありません!!ものすごいガス!!炭酸飲料を飲んだ時、たまに炭酸ガスが鼻に「ツーン」ときますよね。それをもっと過激にしたかんじです。宮内さんたちは慣れっこになっているらしく、悶絶する私たちを見て爆笑されていましたついでに、1次もろみをちょこっと食べてみました。…酸っぱーお米の味なんて、全然しません。気を取りなおして2次仕込み。さっきの米麹+水で出来あがった酒母(しゅぼ)の中に、蒸して潰した芋が入りますよ。2次タンクは、とても元気がいいです。醗酵の影響で、ポコポコと泡立っています。ピーク時には、まるでマグマのようにボコボコと泡立つそうです。時には、泡立つどころか、タンクの中からもろみが飛び出てくるくらい。もろみは生きています。これを見ると、本当にそう思いますよ。さて、2次もろみの香りをば。…うぎゃ、鼻がイタイ!!そう、さっきと同じように強烈なガスが。鼻の中がしゅわしゅわします。もちろん、もろみの試食もしてきました。まずは仕込み1日目のものから。さっきの1次もろみの酸っぱさに、蒸し芋ほのかな甘さがプラスされています。芋の粒も大きい。そして、そろそろ2次仕込みも終わりの8日目のもの。...うぇ、酸っぱい!!クエン酸の酸っぱさなんだそうです。(ここでクエン酸が充分に出来ていないと、腐ってしまうんだとか)芋の粒は、ほぼ残っていません。麹菌たちが、きれいに溶かしています。驚いた事に後味が焼酎なんですよ。焼酎の素がここに…。今まで、たくさんの蔵を巡ってきました。その中で、米麹や1次もろみ、2次もろみを見ることは何回もあったんです。でも、それは所詮「見ただけ」だったんですね。実際に食べてみて、手で触ってみて、「これが焼酎造りか」と、体で感じることができました。これを知ってから、ますます焼酎が大好きになりました長くなりました。その2へ。
2006.06.20
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壜詰めラインです。ブレンドされ、貯蔵によってまろやかになった焼酎たちが、どんどん瓶に詰められていきます。1升瓶だと、一日に2万3千本を詰めることができるんだとか。瓶のほか、紙パックを詰めるラインもあります。崎元さんがおっしゃるには、「これ以上の増産は厳しい」とのこと。工場の敷地内には、大小合わせて60本程度のタンクがありました。敷地は限られているので、量を増やしてもタンクを置けなくなるんでしょう。崎本さんに、「島美人」の原酒の1つを造っている蔵元さんを紹介していただきました。宮内酒造さんといいます。では、そちらに移動しましょう。
2006.06.20
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今回ご協力いただいたのは、崎元さんです。まずは、長島研醸さんの主力商品「島美人」についてお話をうかがいました。もともと、長島にある蔵元さんは、それぞれで運営していたんだそうです。昭和48年に黒之瀬戸大橋が開通してから、近隣の阿久根や出水から、たくさんの焼酎が入ってくるようになり、それに対抗していくため、現在のような形で運営するようになったんだとか。5つの蔵元さんが造った原酒をブレンドして造るため、品質を保つための微調整が、非常に重要なんだそうです。5つの原酒がまじりあって「島美人」になっているので、どれか1つでも欠けたら、ダメなんだとか。ちなみに、ブレンドの比率を考えているのは社長さんだそうです。「島美人」の火付け役は、地元長島の人々だそうです。お土産などに「島美人」を持って行き、そこで口コミで広まったんだそうですよ。口コミの力は凄いですねでは、工場の中に行ってみましょう。ここでは、ブレンドから壜詰めまでが行われます。それぞれの蔵元さんから運ばれてきた原酒を、味を見ながらブレンドしていきます。一気に仕上げるのではなく、少しずつブレンドしていくんだそうです。原酒が運び込まれてから出荷されるまでに、最低でも4ヶ月はかかるそうです。けっこう時間がかかるんですねブレンド中の原酒。さらにブレンドを重ねて、貯蔵してから出荷します。その3へ続く。
2006.06.20
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ちょっと遠出して、長島研醸さんに行って来ました。鹿児島市内から2時間ちょっと。晴れていたら阿久根周辺の海がきれいだったのですが、残念ながら小雨がぱらつくお天気でした長島へは、黒之瀬戸大橋を渡っていきます。助手席から身を乗り出して撮った1枚。長島研醸さんは、5つの蔵が協同で運営している壜詰めだけを行う工場です。工場の周辺には畑と緑がたくさん。紫陽花もきれいに咲いていました。ちょっと和んだところで、工場へ。
2006.06.20
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さて、最後に試飲室に案内していただきました。ここで、雲海酒造さんの会社案内のビデオを見て、最後に焼酎を…。(今回も運転手)こちらで造っている商品は次の3つ。薩摩木挽甕の匠古秘「薩摩木挽」の由来を尋ねたところ、「日向木挽」という商品にヒントを得て、「鹿児島で造るのだから、『薩摩』にしよう」ということになったそうです。ちなみに日向着挽は、宮崎の民謡「日向木挽き歌」からとったそうです。こういう話が聞けるのも、蔵巡りならではです。最後に、川越さんに焼酎の魅力について話していただきました。「製造に携わる人間にとっては、非常に興味が深いもの。同じものはできないのだから。良いものを造っていくことが生きがいです。お客さんがおいしいと言ってくれる焼酎、自分たちが納得できる商品造りをモットーにしています。これを、受け継いでいきたいですね。」とのことでした。雲海酒造さんインフォ。(出水蔵のものです)鹿児島県出水市上鯖淵532-10996-62-0043見学時間平日:午前10時から午後4時まで土・日・祝は休み。事前予約が必要です。仕込みを行っていない時期は、10名以上の団体で、蔵見学とビデオ上映ができます。
2006.06.16
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手づくり蔵の次は本蔵に移動しました。こちらも手づくり蔵同様、仕込みが行われていませんでした。「現在はメンテナンス中」だそうです。三角棚を洗う蔵子さん。大きいので、作業も一苦労なのではないでしょうか。意外とフタ(というか屋根?)の部分は重そうです。雲海酒造さんが芋焼酎の中で一番力を入れているところは、「掘ってから48時間以内のものを使う」ということだそうです。写真は、今回ご協力してくださった川越さん。川越さんによれば、大隅や南薩の芋を多く使用するそうです。芋を運び入れるときには、生産者名と掘り取り日の明記をしているそうですよ。安心・安全な芋のみを使用しているんですね。濾過の作業現場に遭遇することができました。こんな機械を使っているなんて、考えたことありましたか?濾過機って、けっこうゴツイ機械なんですよ。雲海酒造さんには、とてもすごいものがあります。おそらく日本ではここだけにあるものなのでは?ということですが…。この機械です。焼酎の飾りで、口のところに和紙を巻いて、それをヒモで括ってあるのが最近多いですよね。その、「自動ヒモ括り機」です。(すみません、勝手にネーミングしてしまいました)機械がヒモを持って、上手に結ぶんですよ。いやー、これには感心しました。これを発明した人はすごいなぁ。機械導入によって、仕上げることのできる本数が、格段に増えたんだそうですよ。その3に続きます。
2006.06.16
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雲海酒造さんといえば、「蕎麦焼酎 雲海」で有名です。もともとは宮崎の蔵ですが、現在は地元宮崎に5軒、鹿児島の出水に1軒、そして北海道に1軒の工場があります。そば、麦、米、そして芋の焼酎を造っています。ここには、100%手づくりの「手づくり蔵」と、「本蔵」があります。まずは手づくり蔵から見学しました。ここが手づくり蔵の入り口です。100%手づくりをしているというだけあって、中には様々な道具がありました。これは甑。米を蒸すものです。麹用の米洗いや米蒸しから、最後の蒸留まで、手作業で行っています。大型の機械は使用していません。経験を積む事で、一人前の蔵子としての技術を身につけるんだそうです。その技術は、本蔵で生かされます。現在は芋の収穫がないので、仕込みが行われていませんでした。なので、空っぽの蔵を見学してきました。」(写真はからの仕込み甕。)
2006.06.16
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ひとしきり黒瀬杜氏の歴史に感銘を受けたあとは、いよいよ見学蔵に行きます。残念ながらガラス越しからの見学、しかも仕込みは行われていませんでしたともかく概観を報告しますね。蔵は1階建てで、一つの部屋(まるで体育館のような)に、麹造りから壜詰めまでの工程が入っています。 はじめての人でも、焼酎造りの流れが分かるような仕組みになっているんだと思います。私が見学した時は、作業が全く行われていなくて、蔵の中に人がいない状態。残念施設の方にお話を聞こうと思ったのですが、それも叶わず。これは、仕込みの季節にもう一度行くしかない。蔵子さんたちにお話を伺うことはできない仕組みのようですが、焼酎の歴史や黒瀬杜氏の歴史が分かるので、とても勉強になりました。一瞬、「大学の後輩の誰か、黒瀬杜氏の研究してくんないかなぁ」とも思ったり。(文化人類学を専攻してたんで)いや、自分でやってもいいんですが、大学に入りなおす気はなく…。先立つものもないしねこれで一どんが当れば、もっとよかったんだけどなぁ。(当然抽選もれ)また来月チャレンジしようかな。最後に、黒瀬地域で見つけた、面白いものを。電灯です。1升瓶の形してて、「黒瀬杜氏」とか「一どん」とか「すんくじら」とか書いてあります。こういう細かい演出、好きだなぁ。みなさんも、黒瀬地域に行ったら、ぜひ電灯に注目してみてください。杜氏の里インフォ。鹿児島県南さつま市笠沙町赤生木67620993-63-10020993-63-1001
2006.06.14
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資料館には、黒瀬杜氏に関するたくさんの貴重な資料や、焼酎造りに機械が導入される前に使われていた道具などが展示してあります。こちらは、黒瀬杜氏直筆の焼酎造りメモ。 蔵の造りは、絶対に他人に明かすことがなかったというので(身内にも)、このような資料はとても貴重なんです。これぞ虎の巻ですね。こちらは、芋蒸し機。芋を蒸し機に運ぶのも手作業。蒸した芋を運び出すのも手作業。とてつもない重労働だったと思います。そういう人たちの苦労なくして、今の焼酎はないんですよねぇ。感無量。さて、どうして黒瀬に杜氏が多いのか。この資料館で得た情報のみでまとめてみました。まず、この黒瀬の若者3人が酒蔵で杜氏として働き、その技術を持って黒瀬に帰ってきます。黒瀬は海と山に挟まれており、農地に適した平地が少ないところだったそうです。人々は、半農半漁の生活をしていたんだとか。そこへやってきた杜氏の技術。黒瀬の人々にとって、蔵は良い出稼ぎ先だったようです。働く場所を探すとき、ツテを頼る場合が結構ありますよね。杜氏に関してもそうだったようで、例えば「オレの友達の親戚なんだけど、雇ってくれないか?」とかいう具合に、どんどん散らばっていったようです。さらに、同じ地域の人間同士ということで、結びつきも強かったようです。このように、いくつかの要素がうまくかみ合うことで、世にも名高い黒瀬の杜氏集団が成長したというわけです。(もしかしたら、解釈を間違っている可能性があります。その時には、ご指摘ください。)ちょっと長くなりましたが、このように黒瀬杜氏は九州だけでなく、遠く岐阜の酒蔵にも赴いたとか。資料館には、黒瀬杜氏が関わったという蔵元の紹介もありました。…鹿児島の蔵のほとんどに、黒瀬杜氏が関わっていました。やっぱりすごいなぁ。その3では、併設された見学工場の様子をお知らせします。
2006.06.14
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鹿児島で有名な杜氏と言えば、黒瀬杜氏と阿多杜氏。今回は、黒瀬杜氏のふるさと 笠沙町にある「杜氏の里」に行って来ました訪問した日は、あいにくのお天気。笠沙のきれいな海を期待していたので、ちょっとショックでした。鹿児島市から車で2時間弱走って、どうにか到着。雨だったけど、海岸線はきれいでした。目指す杜氏の里は、黒瀬集落を抜けた山?岡?にありました。中に入ると、いきなり売店が!この日は一どんの抽選のすぐ後だったらしく、当選ハガキを持った人たちが、続々と買いに来ていましたう、うらやましぃぃ(帰る時にちゃっかり応募してきました)さて気を取りなおして。入場料を払って、いざ資料館へ。障子をあけると、いきなり人形が座っています観察の結果、どうやら黒瀬の元杜氏のおじいさんだというセッティングのようです。黒瀬杜氏の話を一通り聴いた後で(ボタンを押すと、自動的に喋ってくれます)、展示物を見てまわりました。その2へ続く。
2006.06.14
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資料館では、田苑酒造さんの商品を試飲できます。テーブルやイスが並べてあり、商品がすらりと揃っています。今回は、うっちーが頑張って全部試飲してきました。私は運転手なので、もろみ酢のみ試飲。これは、焼酎をとったあとのもろみから作ったお酢です。一般的なお酢と違って、全く酸っぱくありませんむしろ、甘いくらいです。この甘みは、もちろん芋の甘み。ゆっくり飲んでみると、芋の味がしますよ。酸っぱいのは苦手だけど、健康のためにお酢は取りたい、という方にぴったりだと思います。資料館を満喫したあとで、下楠薗さんにお話を伺いました。ここで、恒例の質問コーナーです。田苑酒造さんは、今後どのような活動をされる予定ですか?との質問に、次のような回答をいただきました。「北薩では認知度が高いけれど、鹿児島市内では低いので、今後はその点に対応していきたい。」良い焼酎は、地域を越えて広まっていくと思います。田苑酒造さんインフォ。鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原11356-10996-38-03450996-38-2136
2006.06.12
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続いて、田苑酒造さんの焼酎資料館に行きました。この建物は、熊本県山鹿市の古い酒屋を移築したものだそうです。資料館では年に2回、「酒蔵サロンコンサート」が開かれています。92年にスタートしたこのコンサートは、去年10月にメセナアワードの地域文化大賞を受賞しました。10月の第3日曜日に今年2回目のコンサートが開催されるとのこと。予定があえば行ってみたいです。さて、ここにはたくさんの資料が展示してあります。こちらはチンタラ蒸留機。カメにもろみを入れて炊く時の「チン」という音と、竹筒を原酒が流れる時の「タラ」という音から、この名前がついたとか。こちらは、鹿児島県の第1回鑑評会で、1位をとったときの賞状です。これは、大平氏以降の歴代総理大臣による「国酒」の書です。焼酎も清酒と同様に日本の酒、つまり国の酒だということですね。小泉総理の書も、もちろんありましたよ。この甕壷は、展示してあると同時に貯蔵も兼ねているそうです。中には原酒が入っていますよ。このほか、機械が導入される以前に焼酎造りで使われていた道具などもたくさんありました。では、次に試飲のコーナーへ。その3に続く。
2006.06.12
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昨日の雨が嘘のような良い天気です来週の中頃あたりから、またジメジメした天気になるらしいので、洗濯物は今日中に…。さて今回は、田苑酒造さんの報告です。田苑酒造さんといえば「クラシック熟成」焼酎にクラシック音楽を聴かせながら熟成させる、というものです。では行ってみましょう。田苑酒造さんは、鹿児島県の樋脇町に工場を持っていらっしゃいます。こちらの工場、全国初の「見学できる工場」なんです。さらに、こちらも全国初の「焼酎資料館」があります。どちらも見学してきましたが、残念ながら工場は写真撮影不可ということで、写真は焼酎資料館のものだけになります。山あいの町、樋脇町。のどかな環境の中に、田苑酒造さんはありました。今回ご協力くださったのは、今田さんと下楠田さん。蔵の中で一番気になるのは、音楽を聴かせるシステム。ただスピーカーで音楽を流しているのではありませんでした。1次仕込みのタンクに、トランスデューサーシステムのスピーカーが直接くっついているのです。音楽から出る微振動によって、麹の発酵が早まるんだそうですよ。実際にスピーカーを触ってみましたが、微かに振動を感じました。また、樽貯蔵の分だけこのシステムを導入して、熟成を深めているんだそうです。では、資料館へ行ってみましょう。その2へ続く。
2006.06.09
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白石酒造さんの年間生産高は1000石。仕込には、蔵の敷地内にある4つの井戸からくみ上げた地下水を使用しています。芋は、頴娃や長島、種子島のもの。麹に使う米は、3分の2が国産米です。材料一つ一つにもこだわりが感じられます。蔵には、130本ほどのかめがずらりと並んでいます。もともと、蔵で使っていたものに加え、他の蔵で使わなくなったものを購入したりしているそうです。現在では、貯蔵に使っているだけで、それ以外のかめは空っぽでした。仕込みの時は、これらのかめがフル稼働するんでしょうねー。想像すると、わくわくします「規模が小さい蔵は、対面販売が基本なのでは?」とおっしゃる白石社長。造りに対するこだわりや、お客さんに対する思いが、白石酒造さんの焼酎にはたっぷり含まれているんだと思います。ギラギラした熱さじゃなくって、じんわりするあったかさ、とでも言いましょうか。最後に、白石社長の焼酎に対する想いを語っていただきました。「酒には、それぞれ良いところがある。好きで飲む人がいればそれでいい。それぞれの人が、自分の好きなものを飲んでくれればそれでいい。」うーむ、やっぱりじんわりくるなぁ白石酒造さんのインフォ。鹿児島県いちき串木野市湊町31380996-36-20580996-36-2194
2006.06.08
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またまた市来の焼酎蔵です。今回は白石酒造さん。国道3号線から少し奥の筋に入ったところにあります。玄関がとても特徴的なので、前を通るとすぐに分かるはずです白石社長が自らご案内してくださいました蔵に行った日は、仕込みはありませんでした。冷凍芋の使用、麦などの仕込みがないからです。8年ほど前までは、機械とかめの両方を使って仕込んでいたそうですが、現在では手造り1本です。社長曰く、「資本をかけずに手間をかける」ということだそうです。では、蔵の中へ…蔵の中には、社長が描かれたという、たくさんの絵が飾ってありました。壁は、樫樽を解体して取った木材で装飾してあります。白壁も良いですが、これも風情がありました。まるでギャラリーのようです。その2へ続く。
2006.06.08
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ご案内してくださったのは上田さん。「薩摩一(いち)」を、若松酒造の定番にしていきます、とおっしゃっていました。さらに、市来町に6軒の蔵元があるということについて、「市来焼酎をもっと知ってほしい」とおっしゃっていました。大口・菱刈の「伊佐焼酎」は有名ですよね。それと同じく、市来にもたくさんの良い焼酎があるので、「市来焼酎」として認知されれば…とのこと。焼酎造りに対しては、次のようなご意見をいただきました。「焼酎の基本は、絶対に変えてはいけないもの。」「鹿児島の文化そのものなので、変えてはいけないと思っています。」江戸時代から脈々と受け継がれてきた「若松酒造」の魂は、現代でも確実に息づいています。焼酎の長い長い歴史を感じることができる一日でした。若松家に伝わるという、古い焼酎関係の道具も展示してありましたよ。若松酒造さんインフォ。鹿児島県いちき串木野市湊町32140996-36-50080996-36-2442
2006.06.07
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市来には焼酎蔵がかたまっていますが、若松酒造さんもその中の一つです。創業は、なんと享保4年(1719年)!江戸時代ですよもとは清酒を造っていたんだそうです。さて、若松酒造さんですが、市来町の国道3号線沿いにあります。私は実家が串木野なので、3号線を鹿児島市内方面に向かうときには、必ず蔵を見ていました。以前は、白い壁の日本家屋だったのですが、今年3月にリニューアルされましたモダンで素敵な作りになっています。(データがなくなったので、写真をお見せできないのが残念)若松酒造さんのモットーは、ズバリ「リーズナブルで良い焼酎造り」。もちろん「我唯足知(われただたるをしる)」のような商品もありますが、基本はこれだそうです。焼酎も毎日飲むとなると、やはり値段が気になりますよね。リーズナブルとはいえ、品質にはかなりのこだわりが。芋はもちろん県内産のものです。さらに、品質の情報公開を行い、農家の顔が見える仕組み作りにも取り組んでいるとのこと。食の安全が叫ばれる今日この頃、このような対応は消費者として嬉しいですその2へ。
2006.06.07
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さつま司酒造さんの商品「さつま司」で面白いのは、炭濾過をしていることです。よく耳にするのは、紙や布での濾過ですよね。炭で濾過すると、ほのかな香りと軽やかな味わいになるんだそうです。それから、もう一つ興味深いことが。こちらには杜氏さんがいらっしゃらないんだそうですよ。「え?杜氏のいない蔵?」と思われる方もいらっしゃるはず。私も驚きましたが、常に一定したものが造れるんだそうですよ。確かに、杜氏さんが代わると、焼酎の味が変わる、という話をよく聞きますよね。これからも、どんどん伸びていこうというさつま司酒造さん。「コミュニケーションを活かすもの、健康的なお酒」としての焼酎を(「」の中は、担当さんのお言葉)これからも造り続けてくださいね。さつま司酒造さんインフォ。鹿児島県姶良郡加治木町諏訪町200TEL:0995-63-3161FAX:0995-62-2016
2006.06.07
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さつま司酒造さんは、加治木に唯一存在する蔵元さんです。主な銘柄は「さつま司」、「龍門滝」。ホームページがない、ということなので、色々と検索してみることをオススメします。今回も写真がありません。トラブってデータが消えてしまいましたまたまたあしからず。さつま司酒造さんは、昭和11年の創業。日本の滝百選に選ばれた、龍門滝で有名な加治木町にあります。芋焼酎のみを造っています。このあたりは、霧島山系の地下水が涌き出ているので、とても良い水が出るんだそうです。さらに、溝辺や南薩といったさつま芋の産地にも近いという特徴もあります。水と芋、どちらも焼酎には欠かせない原料です。その2へ続く。
2006.06.07
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梅雨入りしたとたん、雨が降らなくなった気がする鹿児島。今朝も薄曇です昨日、勤務先の会社のスタッフ数名と、芋畑に行って来ました。会社で企画した、有機栽培の芋を使用した(一部商品は有機米も使用)焼酎のための芋畑です。枕崎と知覧とに畑があるのですが、(正確には、農家の方に依託している)昨日は枕崎の畑に行って来ました。朝の10時ごろから、まずは芋の苗植え。農家の方も含めると、人員は合計8名。で、1000本近くの苗を植えました。そのあとは、畑の草取り。有機栽培ということで、農薬や化学肥料は全く使用してません。なので、雑草たちも勢い良く伸びる、というわけです。今回は、まだ雑草が成長しきっていなかったので、まだマシなほうだったみたい。去年は、1メートルくらいまで伸びた雑草と戦ったとかひたすら地面だけをみて、黙々と作業してきました。とても疲れて、体中が痛いですが、自分たちが植えた芋がどんな成長ぶりを見せてくれるのか、そしてその後どんな焼酎になるのか。かなり楽しみです
2006.06.07
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今回ご案内してくださったのは、若松社長の息子さんです。実は私と年齢がわりと近くて、とてもお話しやすい方でした。(写真がないのが残念)こちらでは、米を洗う工程から手作業です。イモを洗って、蒸すのも手作業。仕込みは全てカメ仕込み。ものすごく手間ひまをかけています。これだけの作業をしているのですから、もちろん量は多くありません。でも、「自分たちのスタンダードを守ること」、「手を抜こうと思えばいくらでも抜ける焼酎造りだけに、それをいかにして避けるか」という思いで、焼酎造りに向き合っていらっしゃいます。「意識して物を選ぶ人たちに選んでもらえればいい」とおっしゃっていました。こういう潔さ(と言うんだろうか?)、私は好きです。大和桜酒造さんの「大和桜」のラベル、おしゃれだなぁとずっと思っていました。ので、思わずそれを口にしてしまったところ、「あ、分かる?嬉しいなー」と。しばし、ラベルのこだわり談義で花が咲きました最後に、若松さんの一言を。「造り手として何が楽しいかというと、造る過程が大変だったり、工夫したりということで、造っている時間が長い。それが楽しい。」なんだかうまく言えないけれども、この言葉は焼酎だけではなくて、世間一般の出来事についても言えるのではないでしょうか。深いなぁ。ぜひもう一度、ゆっくりとお話を聞きたいなぁと思う蔵でした。大和桜酒造さんのインフォ。(HPはないようです。いろいろと検索されたし。)鹿児島県いちき串木野市湊町3024TEL:0996-36-2032FAX:0996-36-2926
2006.06.05
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本日2回目の更新です。更新がなかなか追いつかず、暇をみて一気に更新してます。本当は、行ったその日にアップしたいんだけども、報告書を先にやってしまうと…さて、気を取りなおして。大和桜酒造さんは、市来町にあります。市来町は、江戸時代の参勤交代の第一宿場町だったという歴史を持っています。さらに港があるということで、人と物が集まる町だったとか。人が集まれば、お酒の出まわりますよね。ということで、酒造りをするようになったという、歴史的な背景がある町です。前置きが長くなりました。さて、大和桜酒造さんは、江戸末期に創業した蔵元さんです。実は、国道3号線の区画整理に伴って、蔵の場所移転を余儀なくされてしまいました。それでも、手造りの麹、1次も2次もかめつぼ仕込み、ということにこだわりつづけていらっしゃいます。残念ながら、デジカメがおかしくなってしまい、大和桜さんの写真が消えてしまいましたしたがって、今回は文字のみで。あしからず。
2006.06.05
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今回の蔵巡りでは、竹之内代表取締役(女性です!!)にお会いすることができました。かなり緊張しながら、お話をさせていただきました。焼酎は、今から選ばれていく時代になるので、これからが頑張り時。焼酎を地についたものにするための努力をしなければ、とおっしゃっていました。蔵の方向性としては、「古典的なものを残しつつ、実際に消費者の声を聞いて新しいものを反映する」というものだそうです。消費者の声に耳を傾けるという、白金酒造さんの取り組みは、蔵と消費者がより近くなり、素敵なことだと感じました「この蔵で育った事に運命を感じている。これを後に継いでいきます」と竹之内さま。とても気さくな方で、時間があればもう少し色々とお聞きしたかったです。訪問した時は、やはり仕込みは行われておらず…しかし、仕込みの時期にまた訪問しても良いという了解をいただいたので、8月以降、計画を立ててみる予定ですいろいろな蔵を巡っていますが、白金酒造さんは、何度でも通いたくなる、そんな魅力にあふれたところでした。白金酒造さんインフォ。鹿児島県姶良郡姶良町脇元1933TEL:0995-65-2103FAX:0995-64-5370蔵の見学はできますが、事前に連絡が必要です。
2006.06.05
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白金酒造さんは、木桶蒸留機を使っていらっしゃいます。この桶を造る職人さん、鹿児島県に1人しかいらっしゃらないとのこと。もう70歳代の方だそうです。木桶は6~7年でダメになってしまうそうなのですが、これから先はどうなるんでしょう…蒸気が通る管には、錫を使用しているそうです。錫は加工しやすくて、かつ、金属イオンの影響で、焼酎の味がまろやかになるそうですよ昔は、「室(麹室)が疲れる」といって、連続生産はしなかったそうです。白金酒造さんのこの蔵は、現在でも室を休めるそうです。麹ができないと、仕込みがストップしますよね。それでも、このことは頑なに守っているんだと、大村さんがおっしゃいました。連続で生産すれば、それだけ出荷できるものが増えると思ったのですが…。そこが、白金酒造さんのこだわりだということになりますね。その3へ続く。
2006.06.05
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おはようございます。更新に手間取ってしまいました前回まで指宿地方の報告でしたが、今回はちょっと移動して、姶良周辺へ。白金酒造さんに行ってきました。白金酒造さんは、明治2年創業の蔵元さんです。現在の社長で5代目だとか。「白金の露」や「石蔵」など、美味しい焼酎がたくさんありますよね今回お邪魔したのは、国の登録有形文化財になっているという石蔵です。ご案内してくださったのは、大村さんです。白金酒造さんの手造り蔵では、米を蒸すのに、現在も甑(こしき)を使用しています。甑の中にスノコ状のものを敷くのですが、このスノコは、毎年毎年、杜氏さんが手造りするそうです。ちなみに、最近よく耳にする「手造り」のきちんとしたきまりは、1.人の手による攪拌2.自然の風による通風を行って造っている、という意味だそうです。その2へ続く。
2006.06.05
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大山さんに焼酎造りの醍醐味について語っていただきました。「周囲の環境(ブームなど)に惑わされない焼酎を造っていく」とのことでした。また、「毎日毎日、(仕込んだもろみの)変化に対応していくのが楽しい」ともおっしゃっていました。なんと、息子さんが大学で醸造のお勉強をされるんだそうですよこれからも、大山甚七の味が、受け継がれていくんですね。鹿児島の焼酎分化が、これからもずっと続いていくことを、願ってやみません。大山甚七商店さんの焼酎。薩摩の誉、薩摩の誉 黒、問わず語らず名もなき焼酎大山甚七商店さんインフォ。鹿児島県指宿市西片4657TEL:0993-25-2410FAX:0993-25-5260ホームページがないということなので、色々と検索してみてくださいね。
2006.06.01
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指宿酒造さんは、商品のばらつきをなくすため、機械を導入しているそうです。一日に4トンもの麹を造るそうですよ。麹の5倍の量の芋を加えて、芋焼酎が出来上がります。もともと、「前田利右衛門」という焼酎は、県外で人気が出たんだとか。指宿といえば、観光地。それで、県外からの観光客に、焼酎を飲んでもらいたくて、芋のにおいがきつくない、飲みやすい焼酎を造ったそうです。現在では、県内でもじわじわと人気が広がっているそうですよ。ただいま発酵中。タンクを使用していますが、「手造りに近い、温もりのある焼酎造り」をモットーにしていらっしゃいます。「細やかさを社員全員に伝えています」とのこと。タンクの中から、なんだか水の音が聞こえるなーと思ったら、蔵子さんが作業をしていました梯子で中に入って、綺麗に清掃しているところです。ふ、深い…。落ちたら確実に死ぬぞみなさん、気を付けて作業してくださいね。(私だったら、1回くらいタンクにはまってる可能性大)最後に、坪井さんの焼酎に対する熱い思いをお伝えします。「焼酎は、自分の人生そのもの。いいものにめぐり逢えたなぁと、つくづく思っています。鹿児島の自慢できる文化に携われて、とても嬉しい。」「地元のおじさんたちがわいわい飲んでいる中で、『やっぱぃ利右衛門じゃっど(雰囲気を出したくて、あえてかごっまべん表記にしました)』と言ってくれる人が1人でも増えたら嬉しい。」指宿に来て、地域と焼酎のふかーーーいつながりを見た気がします。はじめに地域ありき、なんでしょうかねぇ。私も、もうちょっと身近なところにも目を向けたいと思いました(焼酎に限らず、いろんな分野で。)指宿酒造さんの主な銘柄「利右衛門」「利右衛門 黒」「秀水」「前田利右衛門」「利右衛門 『そのまま』」「利右衛門さんの『梅酒』」指宿酒造さんインフォ住所:鹿児島県指宿市池田6173TEL:0993-26-2277FAX:0996-26-2278
2006.05.31
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指宿地区特集第3段です。今回は、「利右衛門」で知られる、指宿酒造さん。ご存知の方も多いと思いますが、この利右衛門さん(フルネームは前田利右衛門さん)という人、焼酎を語る上では欠かせない人なのです。江戸時代、この利右衛門さんが琉球から薩摩へ芋の苗を持ち帰ったことで、鹿児島で薩摩芋が栽培されるようになったんです。このことがなかったら…芋焼酎は存在していなかったかもさて、早速蔵に行ってみましょう。池田湖の近くに、指宿酒造さんの蔵はあります。使用している芋は、地元産のコガネセンガン。水は、薩摩藩の隠し金山と言われる(!)、大谷山金山からの地下水を使用しているそうです。「前田利右衛門」の名前は、地元で「芋翁(いもおんじょ=いもおじさんかな?)」と呼ばれる利右衛門さんに敬意を表して付けたそうです。案内してくださった坪井さん曰く、「真面目に、地味に、地道に、こつこつと、(前田利右衛門の)名前に責任を持って、正直にやっていきたいです」とのことでした。その2へ続く。
2006.05.31
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では、最後に蔵元さんからのメッセージを。焼酎ブームについては、バブルと一緒なので、本質的なものは変わっていないのではないか、ということでした。しかし、全国的に普及する役には立った、とおっしゃっていました。県内外を問わず、焼酎に対するイメージを壊さないような品を作らねばならない、そうおっしゃいました。オススメは、やはり前割りしてぢょかで飲むことだそうです。それから、鹿児島の料理(つけあげとか煮しめ)との相性がやっぱり良い、と。きれいに海が見える高台にある白露酒造さん。指宿温泉やフラワーパークかごしまなんかにも近いので、旅行がてら立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね帰りに、指宿の道の駅に寄りました。とても暑い日だったので、つい冷たいものを…。パッションフルーツソフトクリームと枇杷ソフトクリームです。指宿では、トロピカルフルーツの栽培がされていますし、枇杷も美味しいそうです白露酒造さんインフォ住所:鹿児島県指宿市山川大山987TEL:0993-35-2000FAX:0993-35-2355
2006.05.31
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白露酒造さんは、「やわらかい焼酎」をモットーに、焼酎造りを行っていらっしゃいます。そのために、最低1年は焼酎を寝かせているんだとか。一方で、「県内の人には物足りないかもしれません」とおっしゃっていました。県外への出荷も多いそうです。原酒を見せていただきました。にごっているのは、イモの脂分などが混ざっているから。濾過にかけることによって、いつも飲んでいるあの透明な焼酎になります。ちなみに、貯蔵している間に浮き出てくるサツマイモの脂分は、丁寧に手で濾し取っているそうです。これって、かなり根気がいる作業ですよねぇ白露酒造さんは梅酒も造っていらっしゃいます。自社の麦焼酎に梅の実を漬けるというもの。その梅の実を、試食させていただきました。肉厚で、ほんのりと焼酎が香ります福岡や大分産の南高梅を使っているそうです。この実を使って、ゼリーやシャーベットを作っても美味しいのでは?その3へ続く。
2006.05.31
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指宿地区特集第2段は、白露酒造さんです。私達は、山川の工場に行ってきました。指宿市内から車で海沿いの道を走り、開聞岳に向かう途中にあります。岡の上にあるので、とても見晴らしの良いところでした白露酒造さんの代表的な銘柄は以下の通り。・白露 白・白露 黒・麻友子・匠の華などです。ほかにも、麦や梅酒などもあります。今回は、堀さんにお世話になりました。ではさっそく、蔵の中へ。その2へ続く。
2006.05.31
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では、田村さんこだわりのカメを見に行きましょう。ここのカメは、通常よりも地中に埋まっている部分が少ないんです。(カメの胴体の中ほどまで。 他の蔵は、口より20センチほど下部分まで埋まってます。)山川は地熱が高いので、地中に埋めるのは少しでいいんだとか。…そういえば、地熱が高いな。砂蒸し温泉あるし(山川には町営の砂蒸し温泉があったハズ)あれって、地熱で温められた砂を使ってるんですもんねぇ。★閑話休題★ここで使用している水は、近辺の山から流れてくる山水。海が近いので、地下水は塩分が多いんじゃないかと思っていたんですが、実は山川、水がとってもいいらしいです。土地は水はけがよいので、果物やイモの栽培にむいているそうですよ。温泉があるし、水はおいしいし、食べ物はたくさん栽培できるし。山川、いいところだなぁ北川さんに、焼酎について語っていただきました。地元で長い間受け入れられてきたものは、安いけど品は確か。値段がやたらと高いものは、地元ではあまり飲まれないから県外へ出ていく。「安くて、おいしくて、体にいい」というのが焼酎のうたい文句。それを満たしているものが地元の焼酎なのではないか?ということでした。そういえば、うちのじいちゃんが飲む焼酎も、大隊銘柄が決まってたなぁ。焼酎のもともとの愛され方って、そういうものなんでしょうね。また一つ、焼酎の深さを知りました最後に、北川さんと記念撮影をしました。お世話になりました。これからも、地元の人々に愛される焼酎造りを頑張って下さい。もちろん、地元以外の人にも。田村さんの主な銘柄純黒薩摩乃誉田村合名会社住所:鹿児島県指宿市山川成川7351-2TEL・FAX:0993-34-0057
2006.05.30
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このレポートから、指宿地区の蔵巡り特集です。今回は、「純黒」を造っている田村さんの蔵にお邪魔しました。残念ながらホームページがないということなので、いろいろ検索してみてください田村さんの蔵は、指宿市の山川という、海沿いの地区にあります。現在は、芋の収穫時期でないので、製造はナシ。壜詰めと発送だけ行っているそうです。今回、私達を案内してくださったのは、総務課長の北川さまです。まず、田村さんの焼酎に対するこだわりを…。1.山川産の生イモだけを使う。2.1次仕込みも2次仕込みもカメを使う。3.焼酎とは地域の人々に飲まれ続けてきたものなので、 地元に優先的に卸すべき。このような思いで、焼酎造りをされています。その2へ。
2006.05.30
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今回は、ちょこっと趣向を変えてみました。現在うちの会社が、有機栽培の芋と米を使った焼酎造りをしているんですね。で、その芋畑を見に行ったのです。私たちが行った日は、ちょうど堆肥を散布する日でした。こちらが、有機栽培をしてくださっている方。有機JAS認定を受けるのは、かなり大変なんだそうです。・化学肥料を3年以上使用していない・化学肥料を使用している畑から、 1~2メートルの間隔をあけた畑で栽培というような基準があるんだとか。化学肥料で弱った土が回復するのに、5年以上かかるそうです。有機栽培に切替ようとするには、相当の時間と労力が必要なんですねさて、この日に使った堆肥が登場です。化学肥料を使用せずに育てた竹の子の皮を乳酸発酵させ、それを食べさせた牛のフン(…長いな。通じました?)かなり近くまで寄ったのですが、臭いはキツくありませんでした。堆肥って、結構な臭いがしますよねぇ。化学物質を食べた牛のフンだと匂うのかな?これを、「どばーっっ」と撒いていきます。「風下にいると、堆肥が飛んでくるから気を付けて!!」とは言われていましたが、「まさかそんな、大げさな」とうっかりしてたら…。ものすごい勢いで、風に乗った堆肥が飛んでくるんです。あわてて逃げました有機栽培は、収穫量が保証できないので、非常に難しいそうです。でも、化学肥料を使って、その物質が溜まったものを食べつづけると、必然的に人間のカラダにも化学物質が溜まっていくわけで…。「食べ物が悪いから、人が悪くなる」とおっしゃっていました。これからは、ちょっと気を付けてみます。6月になったら、芋の苗植えがあります。社員も参加なので、その詳細はまたアップしますね。最後に、全く関係のないものでシメたいとおもいます。芋畑のそばの茂みで、四葉のクローバー発見ちょっと早く到着したので、畑の周りを散策してたんですよ。そしたらクローバーがたくさんあったので、「四葉が見つかればラッキーだな。」と思いながら見てみると。…すぐに見つかりましたやった、ラッキー。すぐさまドライフラワー(ドライクローバーか?)にして、とある場所にひっそりと置いてあります。…辛いことがあったら、これを見て元気をだそうっと。
2006.05.29
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では、お待ちかねの試飲コーナー。こちらの蔵では、充実したショップがあります。たくさんの商品が置いてあるので、自分のお気に入りをじっくり探せるハズ。ただ、運転手を連れて行くのは必須ですけどね天無双こういうのを重厚な香りと言うのでしょうか。鼻から入った香りが、頭に抜けるんじゃなくて、ノドに下りてくるかんじ。味はまろやかでした。酔彩(すいさい)びっくりしました。これが焼酎?という香り。マスカットみたいな、とってもフルーティーであまーい香りなんです。甘口の白ワインみたい。でも、飲んでみると焼酎を感じるんですよね。濾過の仕方で、こういう商品になるんだとか。おもしろいなー。桜門こちらもおもしろ焼酎です。さっきはワインだったけど、今度は日本酒の香り。口に入れた感じも日本酒のよう。キレがよい商品です。こちらも濾過にヒミツがあります。蕎麦和尚樫ダルの香りがふんわりと漂います。香りはほのかに甘いけど、飲んでみるとあっさりです。ノドにすっと入り、ぐいぐい飲めそうでした。8年間熟成させているんだそうですよ。-師(ソツ)-強い香りというのが第一印象。味わいは、後口が甘いです。いつまでも後味が残り、焼酎の余韻を楽しむことができます。最後に、質問コーナー。無双という名前の由来は?永田さん:「鹿児島に二つとない、という意味をこめであります。 作家の椋鳩十さんが名付け親だそうです。」オススメの飲み方は?永田さん:「その焼酎のクセに合った飲み方がいいのでは?」何かヒトコトお願いします。永田さん:「レア焼酎を、びっくりするような高額で売るのはどうかと思います。 もっと広く出まわれば嬉しいです。」さつま無双さんの蔵は、見学コースができていますので、ドライブがてら、気がねなく立ち寄れるのが嬉しいですね今度の週末あたり、どうですか?さつま酒造さん住所:鹿児島県鹿児島市七ツ島1丁目1-17TEL:099-261-8555FAX:099-261-3466
2006.05.29
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